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武田塾では毎年、偏差値30台やE判定から短期間で難関大に合格しています。
そこで、大学受験に向けたさまざまなことを記事にしていきます。興味ある人は受験相談に来てください。
今回は、肌寒さを感じて引きこもりがちの筆者が模試の復習について書いていきます。
それではみていきましょう!
模試の結果の受け止め方
受験生(小学生、中学生、高校生、浪人生)は志望校合格に向けて勉強を頑張っていると思います。
日頃の勉強がどれほど理解できているかをみるために「模試」が存在しています。
受験生は「模試」の結果をみて喜んだり悲しんだりしていませんか?
「模試」の結果で一喜一憂してはいけません。
なぜなら、「模試」の結果はあくまで受験生の今までの努力を可視化したものに過ぎず、志望校合格に必ずしも結びつくものではないからです。
模試では偏差値というものが存在します。
偏差値は簡単にいうと、「受験生の成績」が「他の受験生の成績」と比べてよいのか悪いのかを知るための数値です。
例えば、偏差値50と言われれば、その受験生は全受験生の平均くらいの成績であったと考えることができます。
一般に偏差値が60を超えると大変よくできていて、偏差値70を超えると全受験生のトップレベルということもできます。
しかし、この偏差値だけをみるのはもったいないのです。
そこで、模試で受験生に意識して欲しいのは次の2点です。
・模試は自分の苦手な単元はどこかを把握する。
・志望校合格の基準から今の自分の成績を比較して、必要な学習量を把握する。
つまり、「模試を受けた当時の自分」に焦点を当てるのではなく、「模試の結果を受け取った今、あるいは勉強をさらにしていく未来の自分」に焦点を当てて、模試の結果を受け入れてほしいということです。
上手に模試の結果を受け止めることは志望校合格のための近道となります。
模試を受けた後の復習法・勉強法
模試を受けた後はどういった勉強をしていくと良いのでしょうか? ここで3段階に分けてみていきましょう。
STEP1:自己採点
全ての模試の日程が終われば、解答解説が配られます。
そこで、模試が終わってすぐ 自己採点をしてください。
記憶が新しいうちに自己採点をすることで、試験中に戸惑ったところの記憶が蘇ってきます。
特に「惜しい」間違いをしていた時には悔しいという思いが出やすくなるのです。
また、次の復習の段階に素早く移るための予備動作という意味も兼ねています。 従って、模試が終わってすぐ自己採点をしてください。
STEP2:解答解説を一通りすべて読む
自己採点が終わったことで、自分が間違えたところというものがはっきりとわかったと思います。
そしたら、解答解説を全て読んでください。 解説通りの完璧な方法で問題が解けたのであれば自信を持って良いでしょう。
わからない問題で解説を読んでわかったならば、悔しいという思いをもつべきです。
わからない問題で解説を読んでもわからないならば、学習量が今までに足りていなかったことを実感するべきです。
STEP3:間違った原因を突き止める
間違った原因が、計算ミスなのか、単語がわからないのか、解き方が不明なのかに大まかに分けてみましょう。
計算ミスや単語がわからないということは初歩的な間違いです。
言い換えれば、意識すればとけた問題を間違えたということになります。
もったいないと思って、復習の際にもう一回解き直すと良いでしょう。
解き方が不明な場合、基礎力が足りていないと考えられますから、授業の復習から取り組みましょう。
それでは各教科ごとに模試の復習方法をまとめてみましたのでみていきましょう。
模試後の各科目の復習について
各教科ごとに模試後の復習の方法が異なるのでみていきましょう。
英語の復習について
まずは、英単語の確認です。
わからない単語や主にみられる単語の意味以外で使われた単語を確認しましょう。
次に英文法の確認です。英文法は英語の基礎ですが、勉強を怠る人が多いところだと思われます。
わからなかった英文法を参考書を用いて確認しましょう。
次は英文読解の確認です。
英文を正しく理解できたかどうかを確認していきましょう。
配られた解答解説を読みながら、自分の理解で間違っていたところはないかを確認すると良いでしょう。
次は英作文の確認です。
これは採点された自分の回答が帰ってきてからも確認する方が良いので、最低でも2回復習すると良いでしょう。
1回目は、模範解答・解説を読んでどのような文法・単語が使われたのか、回答者はどのように問題文を処理して、回答を作ればよかったのかを確認しましょう。
最後に、リスニングの確認です。
リスニングの復習は音源があれば、聞き直してみましょう。
その際、スクリプトを確認します。英語では音のつながりや独特の言い回しによって、問題を解いた時には理解できないことが多々あります。
それは模試では仕方のないことだと捉え、次出てきた時は聞き取って、意味を瞬時に理解できるようにするべきです。
また、シャドーイングを行うと良いでしょう。シャドーイングは音声の後を影のように追って読むことからその名がつきました。
これの良いところは、英文理解力が向上するところです。最初はシャドーイングをすることは難しいですが、英文理解力が向上するにつれ簡単になります。
英文を聞いて理解する、読んで理解するどちらであっても、英語を理解する速度は早くなるのですると良いでしょう。
数学の復習について
まずは、模試本番の時間配分に誤りがなかったかを確認しましょう。
時間切れで解けなかったということは入試本番では避けたいことです。
なので、時間配分がきちんとできていたかを確認して、できていなかったらどの問題に時間をかけ過ぎたのかを把握するようにしましょう。
次に、正解した問題と間違えた問題を簡単に以下の4つのように分けましょう。
自信があって、さらに正解した問題 自信はあったけど、間違えた問題 自信はなかったけど、正解した問題 自信はなかったし、間違えた問題 一番上は、自信を持って正解したわけですから、解説を読んで正しい回答の道筋を自分で立てることができたかを確認するようにしましょう。
もし、別の解き方で運良く正解することができていたのであれば、正しいやり方の1つを学んでおきましょう。
次に自信はあったけど、間違えた問題に関しては、どこで間違えたのかを確認しましょう。
計算ミスなのか、公式の利用方法を間違えたのか、などを確認し、解説に載っている解く上でのポイントを確認してみましょう。
次に、自信はなかったけど正解した問題においては、解説に載っている解き方を理解することに努めると良いでしょう。
なぜ、その公式を使ったのか、発想のポイントはどこだったのかなどを確認していきましょう。
次に、自信はなかったし、間違えた問題は解説を読んでどの分野の知識を使うべきだったのかを確認しましょう。
例えば、微分積分の問題で間違えたのであれば、該当分野をすぐにでも教科書で復習しましょう。
自信がなく、間違えたのは基礎の理解が極めてできていない可能性がありますから、よく復習しましょう。
国語の復習について
国語は、高校では評論文・小説・古文・漢文に分かれているのでそれぞれについてみていきましょう。
*評論文・小説は現代文、古文・漢文は古典とします。
現代文では正しい読解ができていたかを確認しましょう。 現在、社会でも問題になっていることでもあるようですが、日本語が読めても正しく読み取ることができない人が増えているようです。
論理的に文章を読み取ることができないので、有名どころで言えば 「犯罪が多いから警察官が多い」という文章があったとして 因果関係を逆に捉え、「警察官が多いから犯罪が多い」と捉える人がいるようです。
現代文では、書いてあることを論理的に整理する能力があるかをみているので、復習の際も、思考のプロセスが正しかったのかを確認する必要があります。
評論文においては
・話題は何か
・段落ごとで、筆者が言いたいことは何か
・結論は何か
以上、3つのポイントを意識して確認すると良いでしょう。
小説では 登場人物が誰か どのような出来事が起きたのか その出来事が登場人物にどのような心理的変化を起こさせたのか 以上、3つの点を意識して復習すると良いでしょう。
古典では以下の3つを意識して復習をしていきましょう。
単語をしっかり覚えていたか 重要な文法をしっかりと理解していたか 全体を通して、正しく理解ができていたか 古典分野では、知識をしっかりと覚えているかを中心に復習すると良いでしょう。
従って、先程の3つのポイントでは上の2点を重点的に復習しましょう。
理科の復習について
理科の復習は大きく分けて計算分野と知識分野に分けて復習すると良いでしょう。
計算分野の復習は数学と同様に行いましょう。
知識分野の復習は、間違えた語句の確認からしましょう。
できれば、復習ノートを作ると良いでしょう。
復習ノートにまとめていくと自分の苦手な分野がまとまったオリジナルの参考書ができるので、今後の学習の際に重宝するものができるでしょう。
社会の復習について
社会の復習では以下の3点に注意しましょう。
・語句を覚えていなかったかどうか
・出来事がいつ起こったのかを整理できていなかったのかどうか(特に日本史、世界史)
・資料の読み取りを正しくできたかどうか
最初の語句を覚えていなかったことは最も基礎の部分ができていないことになるので速やかに用語の復習をするべきです。
次の、出来事がいつ起こったのかを整理できていなかったことは特に日本史、世界史ではもったいないミスです。
なぜなら、この部分ができているかどうかで、社会科目で他の受験生と差がつく可能性があるからです。
教科書を読んで自分で整理するのも大事ですが、解説を読むことを強くお勧めします。
解説には、どうやって出来事を整理すると良いのかについてが書かれてあったり今回の問題に関わる重要な出来事について作問者がまとめている表が載っていたりするので、それをみるべきです。
そして、資料の読み取りが正しくできたかどうかを確認することも大事です。
社会科目では、近年、学んだ知識をどう生かすのかを問う入試問題が多くみられます。
どのように出ている資料を用いるべきかを解説を読んで確認しましょう。
どこに着目して資料を確認するべきかを理解する様に努めましょう。
社会についてはこちらの記事も読んでみてください。
次の模試へ向けて 武田塾では模試に向けての勉強というのをあまり奨励していません。
模試は、あくまで自分の実力や、他の受験生と比較した自分の立ち位置をみるものですから、模試に向けて勉強することは必ずしもよいとは限りません。
模試に望むときは試験本番を意識して、自分の実力を出し切ろうと目標立てていくと良いでしょう。
模試で悪い点をとったとしてもしっかりとした復習ができれば、後々の成績にかなり良い影響が及びますから、心配しなくても良いと思います。
それでは、受験に向けて頑張っていきましょう!
まとめ
いかがだったでしょうか?
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