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みなさんは「TEAP」をご存知でしょうか?
今回は日本バージョンのTOEFLともいわれる「TEAP」とはなにか、どのように活用できるのか、英検との違いは何か、などの「TEAP」の基本について解説していこうと思います!
TEAPとは?
そもそも一体TEAPとは何なのでしょうか。前述した通り日本版のTOEFLとは呼ばれていますが実際どのようなものなのでしょうか。
TEAPを実施している公益財団法人日本英語検定協会によると次のように定義されています。
TEAP(ティープ)とは、Test of English for Academic Purposesの略語で、上智大学と公益財団法人 日本英語検定協会が共同で開発した、大学で学習・研究する際に必要とされるアカデミックな場面での英語運用力(英語で資料や文献を読む、英語で講義を受ける、英語で意見を述べる、英語で文章を書くなど)をより正確に測定するテストです。テスト形式は総合的な英語力を正確に把握することができるよう「読む」「聞く」「書く」「話す」の4技能で構成しています。とりわけ日本の英語学習者の弱点と言われる「Speaking」と「Writing」については、世界的に有名な英国のベッドフォードシャー大学の研究機関であるCRELLA(Centre for Research in English Language Learning and Assessment)の監修のもと、開発を行いました。
引用元:公益財団法人日本英語検定協会 TEAP
また同様にTEAP CBTという形式も存在しています。
この形式はコンピュータを用いた選択形式やタイピングによる試験に加え、録音による英語の能力を計測するという形になっています。
昨今のコロナ状況下ではこちらの形式も利用することになるかもしれませんね。
このように表記されている通り、TEAPとは高校生を対象として、大学にて学習、研究する際に必須になる英語力のレベルを計測することを目的としているテストであるということが分かります。
英検などの一般的な英語試験と比較すると、TEAPにはこのような特徴があることが分かります!
大学で求められる英語の能力を図ることができる
英検やTOEICなどのテストは高校生だけを対象としたものではないので、様々な年代の人々が受けることになります。
そのため高校生がそれらの試験を受験した場合、自分のスコアを把握することはできるものの、それが本当に大学で求められるものであるのかを把握することができません。
一方でTEAPでは高校生が次のステップである大学で求められる英語力という、直近で必要となる英語のレベルを把握することができ、非常に有用であると思われます!
試験に用いられる内容が大学での英語に関連したものである
TEAPはそもそも大学にて求められる英語力を計るための試験となっています。
そのためTEAPには大多数の問題が大学にて論文を読むために必要な英単語や語彙になっています。
この点がTEAPが他の英語試験問題と異なる点といってよいでしょう。
また、TEAPの対策をすることで、大学に入った後の英語力の基礎を築くことに繋がります。
受験生の方々は積極的に利用すると良いでしょう。
TEAPが利用できる大学一覧
TEAPが利用できる大学についていくつか紹介します。
以下の表はあくまで一部ですので、ここで自分の志望校が含まれているか確認してみましょう!!
TEAP利用可能大学(一例です) | 利用可能学部 |
東北大学 | 全学部 |
青山学院大学 | 総合文化政策、地球社会共生、文、コミュニティ人間科学 |
上智大学 | 全学部 |
千葉大学 | 国際教養、教育、園芸、看護、文、理 |
中央大学 | 全学部 |
東京大学 | 全科類 |
東京理科大学 | 全学部(理<第二部>を除く) |
信州大学 | 経法 |
都留文科大学 | 文 |
金沢大学 など | 全学域 |
ちなみに、山梨では、現時点では山梨大学では利用がなされていません。山梨大を受験する人は気をつけましょう。
TEAPの対策について
やはりこのような試験全般について通じるものですが、TEAPに特化した問題集を解くことで実際のテストの流れをつかむことが一番の対策になるのではないかと思います。
TEAPに関連した参考書や問題集など、書店や通販サイトで自分に合ったものを探し、繰り返し解いてみると良いでしょう。
公益財団法人日本英語検定協会のTEAPについてのサイトには見本問題が掲載されています。
問題集を買う前に一度でもよいので見ておくと良いでしょう。
また、武田塾チャンネルでもTEAPの対策について述べています。一度見てみてください。
では、次にTEAPの問題の細かい部分の対策に関して考えてみましょう。
Reading Test
Reading Testでは多くの英文が登場します。
この量の英語を読み、問題に答えるためには精読だけでなく、速読の能力も必須になります。
またE-mailを読み解く問題やグラフを読み解く問題もあるため、それらから素早く求められている情報を抽出する能力も必要となります。
問題集を活用し、この形式になれることで自ずと解けるようになっていくのではないでしょうか。もちろん英文法に関する問題も多く出題されます。自身の参考書で確認しておくと良いでしょう。
Listening Test
Listening Testでは当たり前ですが英語を聞き取ることができなければ回答することが困難になります。
日頃から様々なイントネーションに対応できるよう、登下校中や休み時間の空き時間を活用し。
多くの英語に触れるように心がけると良いでしょう。
Writing Test
Writing Testでは、英文を決められた文字数で要約しなければいけません。
また要約したうえで自分の考えを記述することを求められる問題も出題されます。
この問題の対策ですが、一度自分の答えを記述してみたうえで、学校の先生や、塾の先生などに推敲してもらうのが一番の対策でしょう。
推敲してもらうことで自分の癖に気づくことができますし、英語に多く触れてきた人の意見を取り入れることにより、さらに洗練された答案になります。
結果として苦手意識を持っていた記述問題がそこまで苦ではないという程度までにすることができました。
皆さんもぜひそのようにして対策すると良いでしょう。
Speaking Test
Speaking Testの対策です。
この部分の対策として挙げられるのが英語の先生や塾の先生に手伝ってもらい、実際のテストと同じシチュエーションでの練習を重ねることだと思います。
筆者もやはり高校生の時に英検の面接対策として、前述のような一対一の実際のテストと同じシチュエーションでの練習をしていただいていました。
この練習を重ねることで本番になっても焦ることなく試験に臨むことができました。
このように、実際のテストを模した形での練習を重ねることがこのSpeaking Testを乗り切るために重要であると思われます。
TEAPの実施日について
TEAPの実施日は2021年度ではもう終わってしまったもの、申し込み期間を過ぎてしまったものを除いて、最後の一回である2021年度第三回のテストが残っているのみとなっています。
第三回の日程ですが、試験日が11月21日(日)です。
申し込み期間は、コンビニ・郵便局ATM 支払いが9月13日(月)~10月7日(木)であり、クレジットカード支払いによる申し込みの期間が、9月13日(月)~10月13日(水)となっています。
TEAP CBTも同様に、最後の第三回のみが今からでも申し込みが可能となっています。
こちらの受験日は10月24日(日)であり、申し込み期間は、コンビニ・郵便局ATM 支払いが8月30日(月)~9月23日(木)であり、クレジットカード支払いによる申し込みの期間が、8月30日(月)~9月30日(木)となっています。
まとめ
いかがだったでしょうか?
TEAPについてくわしく知りたい方は、ぜひとも武田塾富士吉田校に無料受験相談においでください。
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