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【基礎系1冊で7割突破!?】共通テスト日本史の対策をまとめました(前編)

焦りを感じて参考書を増やすと……

こんにちは。

武田塾藤沢校です。

 

いよいよ夏も終わり、

もしかしたら

「まだこの点数なのまずいな……」

と思っている受験生の方も

いるかもしれません。

 

焦りを感じてしまうと

悪い方向に迷走してしまい、

やらなくていいことに

時間を使ってしまうかも……。

それこそ避けたいですよね。

 

そこで今回は

実際にとあるスタッフが

問題を分析した結果、

必要だと思った

メニューを厳選し

お伝えしていきます!

研究対象は

令和4年度の実際の本試験の問題です。

 

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今回の記事を担当します!

恐縮ですが

自己紹介をさせてください。

 

武田塾藤沢校校舎長の髙橋です!

 

自分も日本史選択でした。

進学先は慶應義塾大学経済学部です。

よって細かいところまで勉強せざるをえなかったので

(明治初期の美術史について論述させられたり)、

基礎から発展まで日本史の勉強法は

お話しできます!

どうぞ最後までお付き合いください。

 

 

 

今回の記事のテーマ

「基礎」参考書1冊で対策可能なのか

より多くの情報が収録されていて

厚みのある一問一答と

学校で配られた教科書を

やればそれ以外から出ないという

話はもちろんそうなのですが

「分かっているけど終わんないんだよ!」という

方向けに基礎レベルの一問一答系参考書で

対策可能かどうかを検証します。

 

今回対象となる参考書は

武田塾の日大ルートでまずやる

「時代と流れで覚える日本史B用語」を使用します。

本来はこのあとより厚みのある

参考書(「2レベル定着トレーニング」や「東進一問一答」など)に

入るわけですが、時期も時期なので

カット可能かを考えます。

 

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1000円しないので(記事作成時点)、

そこもいいですね。

 

第1問

「時代と流れ」に載っていた問い数は……

問1:○

→北条は苗字か姓かというものを

読解の中で考えていく空欄アと、

明治時代の戸籍法を考えたら解ける空欄イの

組み合わせを考える問題でした。

戸籍法についてはもちろん

「時代と流れ〜」に記載がありますので、

あとは読解を間違えなければといったところです。

平は姓と記載があり、

平には「の」がつくが

北条にはつかないので苗字、という問題のようでした。

ここはもう当日の現代文力次第でしょう。

よって日本史の参考書の追加は不要でした。

 

問2:✕

→Xは「敵対する一族を都から追い落として」で

わかる問題でしたが、

Yに関する記述で

新田か足利を選ぶにあたり

問題文と同じ記載がこの参考書にはありませんでした。

完答問題なので✕とします。

 

問3:○

→Ⅰの近松門左衛門、Ⅲのウィリアム=アダムズについての

記述、そしてⅡは細かいものは載っていませんが

反射炉建設のタイミングも載っています。

ウィリアム=アダムズが江戸のかなり初期の方という

イメージがあれば、解けたでしょう。

 

問4:○

→読解・図解問題です。

こういう初見の図などをみて

テンパってしまい、あとの問題に響くのは

避けたいところです。1個くらいしょうがないと

割り切りましょう。

 

問5:○

→1925〜1950年のところで

天皇の代替わりが起きたのは

大正→昭和しかないのと、

その変わり目が

1926年あたりなのをおさえておけば

Yも大丈夫ですし、Xは真珠湾攻撃のことでこれは

1941年なので(この年号とミッドウェー海戦1942は

暗記しましょう)、名前の「勝」人気が急激にあがっているのが

わかりますね。

個人的におすすめなのは

太平洋戦争終戦が1945年で昭和20年ということを

覚えておき(終戦という大きな出来事といい

ちょうど「20年」とおぼえやすい数字であるので)、

じゃあ元年は20年前だから……というように

考えていくのがいいと思います。

 

問6:○

→読解問題ですが、常識問題にも近いと感じます。

bは江戸時代なのに夫婦同姓なんてないはず(苗字がないから)で、

dはなにを言っているのか繋がりがよくわかりませんね。

 

第1問まとめ!

6つあるうち、5つの問題は

「1冊でいける」問題でした。

ちなみにここは最低限4/6の正答率を

死守したいところです。

配点にすると12点分です。

 

Screenshot 2022-09-09 19.06.08

 

第2問

「時代と流れ」に載っていた問い数は……

問1:○

→年号や曇徴とは誰かということを

知っておく必要はあるものの、

1冊で完結します。

 

問2:○

→こちらも真言宗の中身を

知っておく必要がありますが

同じく1冊で完結します。

 

問3:○

→とはいえほぼ読解問題です。

消去法で考えればできました。

 

問4:✕

→こちらは憲法十七条などの

文言を資料集で確認しておかないと

出来ない問題でした。

 

問5:○

→律令の中身や歴史の流れを

理解しておくうえに、

選択肢を消去法で切る発想も

必要ですが、1冊で対応可能です。

 

第2問まとめ!

4/5は対応可能でした。

また、正解して欲しい問題数は

3/5です。配点にすると10点を確保しましょう!

 

Screenshot 2022-09-10 17.50.37

 

第3問

「時代と流れ」に載っていた問い数は……

問1:○

→倭寇を勉強した周辺で

勘合貿易も学習したと思います。

勘合とはなんなのかを

イメージできていれば、

当時の倭寇が国家権力による

保護を得ているわけはないので

選べたはずです。

もちろん、1冊で答えられます。

 

問2:△

→毛利輝元と重源については

学習します。

あとは平忠盛ですが、

平家が歴史上で出てくる

時代を考えれば、並び替えは可能だったはずです。

とはいえ平忠盛に関する記述はなかったので

△とさせてもらいます。

 

問3:○

→馬借について、

参考書1冊で理解可能なのでできます。

図や「馬の背に……」から

判断していきましょう。

 

問4:○

→読解問題ですが、

古文の知識に自身がなくても

「無用」「弊」などの文字があり、

何が言いたいのかは理解できたはずです。

 

問5:✕

→中世の遺跡に関しては記載がなく、

とりわけ元寇などを推測してできるYとは違い、

Xは知らないとできない問題だったかもしれません。

 

第3問まとめ!

参考書でストレートにできる問題は3/5ですが、

ここは時代を推測する問2の難易度が

高いわけではないので、

目標正答率は4/5とします。

配点にすると13点です。

 

Screenshot 2022-09-10 18.40.46

 

前編はここまで!

今のところ何点とれているか

「時代と流れ」に載っている知識で

取れる問題をご紹介してきましたが、

ここまでの配点合計50点に対し、

35点と現状7割に到達しています。

 

結論は急げませんが、

古代から中世にかけて苦手意識を持っている方は

難しいことをやらずに基礎を徹底してみましょう。

全体の点数が上がるかもしれません。

 

具体的な作戦は?

やるものが決まれば、

・全体で何点ほしいのか

・あと何周やれるのか

・どのようにやるのか

という部分を解消していきましょう。

 

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