さて、センター試験も終わった今日この頃、高校3年生・既卒生は必死に勉強している頃だと思います。
そして、高校2年生の方は、入試まで後365日を切った!!という焦りがそろそろ出てきた頃ではないでしょうか。
志望校は定まっていますか??
そろそろ志望校・志望学部を明確にしていかないと・・・と焦る受験生に、受験の全てを教えるシリーズ第2弾!
前回の記事では、受験の形式について述べました。
その中で、全学部・個別学部、という入試形式が出てきましたね。
近年注目を集める「全学部統一入試」のメリットってなんでしょう?
逆に個別学部入試のメリットとは?
どっちにもデメリットはないの?????
そんな悩める受験生の苦悩にお答えしていきましょう!!
そもそも間違えてないか!? 全学部“統一”入試と全学部“日程”入試の違いとは?
もともと「全学部入試」というものを開始したのは、前回の記事で述べたとおり、立教大学が2006年度でした。
これは、今まで学部ごとに日程が組まれていた試験を、全学部同じ日に実施してしまおう!というものでした。
これは、実を言うと、よく言われる「全学部試験」と総称されるものとは意味合いが少し異なります。
全学部統一入試 は複数の学部・学科の併願が可能
全学部日程入試 は同一日程で試験が行われるだけで、他学部・学科との併願は不可能
なのです!!
今回は、普通受験業界で話されている、「全学部統一入試」についてまとめていきますから、安心してくださいね!
全学部統一入試の基本
各大学によりかなり細かく方式は異なってきますが、
・全学部(あるいは2〜5学部)が同一の問題を出す
・全学部が同一の試験日で行う
・複数学部・学科やセンター利用、一般試験などとの併願が可能
というのが、基本的な特徴です。
全学部統一入試のメリットってなんですか?
では早速、全学部統一入試のメリットを解説していきましょう!
全部で4つのメリットがあります!
①1回の受験で複数の学部への出願が可能!
1回の受験で同時に複数学部の合格判定ができる上に、一般入試やセンター試験とも併願が可能なので、
単純に合格のチャンスが増えます!!
②日程が一般入試とずれている
受験を検討している大学の日程が被ってしまうこともありますが、日程がずれている分、
その大学の個別入試の日程を気にせず受験ができます。
③受験会場の数・エリアが幅広い
これは大学によっても異なります。
例えば
明治大学
東京(明治大学各キャンパス)・神奈川(生田キャンパス)・札幌・仙台・名古屋・大阪・広島・北九州
中央大学
東京2会場( 多摩キャンパス・後楽園キャンパス )
札幌、仙台、新潟、さいたま、千葉、横浜、名古屋、大阪、広島、福岡
水戸、金沢、長野、静岡、高松、那覇
青山学院大学
青山学院大学各キャンパスのほか、仙台、名古屋、岡山、福岡
など。
地方でも東京まで出てこずに受験ができるのはやはり大きいメリットですね。
個別学部の試験でも、受験会場を地方にも設置してくれる大学が多くなってきましたが、
全学部入試に比べると会場数は圧倒的に減る傾向にあります。
④マーク試験がメイン
全学部試験は全学部の志望者が一度に受験するため、受験人数がとても多くなります!
そのため、採点をできるだけ簡単に、かつ正確に、迅速に行うために、マークシート型の試験を採用している大学がほとんどです。
記述が苦手な人や、英作文がないので簡易になりやすい、といったメリットになると言えるでしょう。
全学部統一入試のデメリットはどうだろう??
では逆に、デメリットにはどんなものがあるのでしょうか??
①定員が少なく、倍率が高い
残念ながら、受験人数が多いのに、定員人数は極々少なめです。
よく考えれば当たり前ですが、個別入試は「その学部にいきたい!」という熱烈なアピールで勉強してきた人達。
全学部で入学する人は「もしかしたら行きたい学部じゃないかも」という人達。
どちらを多く合格させたい?と言われれば個別学部の方が取りたいのが大学側の気持ちです。
当然、合格人数にも影響が出てきます。
合格人数どのぐらい違うのか??
明治大学(全学部総計)
2018年 8.5倍
2017年 9.6倍
立教大学(全学部総計)
2018年 8.1倍
2017年 4.9倍
学部によって倍率は異なりますが、それでもかなりの難関になることは間違い無いです。
②行きたかった学部では無い学部に入ることになる可能性も
自業自得にもなるので、一概にはデメリットとは言えませんが、、。
自分の中での第一志望ではなかった学部に入学することにもなりかねません。
それでも〇〇大学に入りたい!!チャンスを増やしたい!!
と思う人は迷わず受験するべきです。
結局どっちを受けるべき?
メリット・デメリットを踏まえて考えると、
まず、全学部統一入試のみの受験はオススメしません。
ましてや、第一志望の大学は、必ず一般入試を受験するようにしましょう。
当然、チャンスを増やすために、全学部も受けるべきです。
志望レベルが下の大学に関しては、個別入試を受けて、日程に余裕があったら全学部も受験する、という戦略が一番いいと思います。
全学部だけで受かるほど、自分を過信しないでください。
あくまでも試験慣れ、という程度の気持ちで受ける方がいいかもしれません。
それくらい、全学部試験で合格する、というのは昨今の受験状況だと難しいことになっています。
あくまで日程的に無理をしないこと。
でも、志望校合格のための、数少ないチャンスの1つですから、タイミングが合うなら積極的に狙いには行きましょう。
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