こんにちは！武田塾円町校の好川です。
10月になり少しずつではありますが
秋の訪れを感じられるようになってきた今日この頃ですが
皆さんいかが過ごしでしょうか？
今回は英語の中でも苦労する人が多い
長大な和訳問題の解き方について少し書いていこうと思います。
１．京大、阪大など難関大学では和訳スキルが必須！
一口に和訳と言っても様々な和訳問題が存在します。
一番簡単なものでは模試や定期試験でも出題されるような
一行に満たないくらいの和訳問題から難しいものになると
3行はたまた6行近くに及ぶ和訳問題まで
和訳問題には様々な種類が存在します。
特に京阪などの難関大ほど後者のような問題が頻繁に出題されるのです。
訳する箇所が多い分、英語の点数における和訳問題のウェイトは必然的に重くなります。
つまりこれら難関大合格には和訳問題を攻略するということが必須なのです。
ではそもそも和訳問題はどのような中身になっているのか？
まずは次の章でそこについて分析していこうと思います。
２．和訳問題の構成
先ほども述べたように単に和訳問題といってもその和訳個所の長さはさまざまです。
一行に満たないものもあれば六行近くに及ぶものまであります。
では、そもそも和訳問題を作成する意図とは何なのでしょうか？
それは文構造を正確に理解する力が付いているかどうかを見極めるためです。
言い方を変えれば、『なんとなく』といった
フィーリングで解いている人間を落とすためです。
つまり和訳の箇所が短かろうと長かろうと
出題者側から求められていることは同じで
文構造を正確に取ることができるかということなのです。
あとはここに単語力や指示語を
分かりやすく言い換えたりする作業が増えるかどうか程度の違いなのです。
こう聞くと長ったらしい和訳問題も少しは取り組みやすくなるのではないでしょうか？
では次章ではより具体的な解き方について説明します。
３和訳問題の解き方その1(短文編)
まずは1～2行程度の比較的短い和訳問題の解き方です。
基本的には和訳箇所が短いときは
文構造と単語のみに注意して解けばよく比較的平易な問題が多いのですが
その分注意しなければならないのが
主語や指示語が何を指しているのかを
間違えることなくはっきりとおさえておくことです。
たとえ和訳の該当箇所が短くても主語や指示語の内容を取り違えると
全く意味が通らなくなってしまうことがよくあります。
特に指示語の示すものを明確にしたうえで和訳せよ
といった問題ではその取り違いは致命的なものになりかねません。
シンプルだからこそ間違いが無いよう用心して取り組むことが重要なのです。
４和訳問題の解き方その2(長文編)
さて次は3～4行以上の長文の和訳問題の解き方を書いていきます。
このレベルの長文和訳を見ると拒否反応を起こしてしまう人も中にはいると思います。
しかし臆することはありません！
ただ訳する箇所が増えただけなのですから。
長い和訳をそのまま全部一気に和訳しようとするから詰まるのです。
長い和訳は小さな塊ごとに区切っていくつかのパートごとにまずは訳を作り、
それらの繋がりを考えて最後に合体させるのが鉄則です！
長文の中の小さな塊ごとに訳を作るとは
たとえば関係代名詞節の中のみや分詞構文の部分だけなど
一部の部分ごとに和訳をあらかじめ作っておくということです。
こうすることで長文の和訳を短文和訳の集合体に置換することができ、
比較的簡単に解くことができると思います！
５まとめ
ここまで和訳問題の解き方について説明しましたが
結局のところ和訳問題で最も重要なのは文構造を取り違えないことです。
単語の間違いは1個2個あったところでそこまでの減点にはなりにくいですが
文構造の取り違いは1か所だけでもかなりの失点につながります。
それを防ぐためにも普段から文構造をしっかりと分析して問題に取り組むこと、
およびそもそもの構文を完璧にしておくことが重要なのです！
武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。
逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう！
大学受験の逆転合格を目指す！
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