こんにちは!武田塾円町校の岩橋です。
普段英語の指導を担当することが多いのですが、多くの塾生がまず苦戦するのが英単語の暗記です。
ということで今回は英単語のオススメ暗記法についてご紹介いたします!
「スキマ時間」上手く使えていますか?
英単語の暗記はペンやノートが無くても手軽にできるため、通学時間や休み時間などの「スキマ時間」にうってつけの勉強であることはよく知られています。
ところで皆さんは、この「スキマ時間」を上手く使えていますか?電車やバスで通学している人であれば、仮に片道30分かかるとして、その行き帰りだけで毎日1時間も英単語を覚える時間があるということになります。
自転車や徒歩で通学している人は通学時間に単語の暗記をすることはできませんが、休み時間ごとに5分間ずつ暗記に費やせば一日で少なくとも20~30分は英単語と向き合うことができます。これを毎日続けている人とそうでない人の差は歴然であるということが分かっていただけると思います。
語彙力が無くて困っているという人は、まず時間の使い方を見直してみましょう!!
『武田塾式暗記法』を実践してみよう!
英単語の暗記にはコツがあります。暗記が苦手な方はぜひ実践してみましょう!!
①分かる単語と分からない単語に分ける
ここで言う分かるor分からないとは一瞬で訳が言えるかどうか、ということを判断基準にしましょう。
まず単語帳の意味の部分を赤シートで隠し、英単語を見て一瞬で訳が思い浮かばなかったものには印を付けておきましょう。
②分からない単語を100個集める
①で印を付けた単語を100個集めましょう。この印を付けるという作業が非常に大切です!!初めは印を付けていたけど、途中から面倒くさくなってやめてしまうというのは禁物です!
ここでポイントなのが最初からしっかりと意味を答えられた単語はもう何もしない、ということです。初めから分かっていた単語を何回も復習するのは時間がもったいないです。
③100個集めた分からない単語を10個ずつに区切って覚える
分からなかった単語を一気に100個覚えるのは大変です。そこで暗記のハードルを下げるためにまずは10個ずつ覚えてみましょう!10個覚えるのにかかる時間は平均5分であると言われています。
④単語10個の訳を覚え終わったらその訳を言えるか小テスト
5分ほどかけて単語を覚えたら、まずはその10個をテストしてみましょう。ここで仮に10個中2個を間違えたなら、その2個をもう一度覚え直した後で再度同じ10個のテストをしましょう。
⑤その後 次の10個 次の10個…と50個を覚えるまで進んでいく
④の作業を5回繰り返しましょう。早ければ25分ほどで50個を覚えられます。
⑥50個まで覚えたら50個の総復習を行う
25分ほどかけて50個を覚えたら忘れないうちに50個の総復習テストを行いましょう。ここで50個中10個を間違えたのであれば、その10個をもう一度覚え直しましょう。今までの過程をしっかりとこなせていれば50分の復習は10分ほどで終わります。
⑦後半の50個も同じように覚えていく
後半の50個に対しても③~⑥の過程を繰り返しましょう!ここまで来ればだいぶ慣れてきたのではないでしょうか。
⑧仕上げ!!100個で総復習!!
100個すべての暗記が完了したら次は100個の総復習テストを行いましょう。100個も覚えているとどうしても初めの方の単語の意味は忘れてしまいがちなので、ここで復習を入れるのがポイントです。100個の総復習は15分くらいで終えられるのが理想です。
100個覚えるのにどれくらいかかるの??
以上で英単語100個の暗記の仕方を解説しましたが、100個覚えるのに何分かかると思いますか?
まず、上の③で10個を覚えるのに約5分かかると述べました。
ということで前半の50個を覚えるには5分×5=25分かかることになります。
50個を覚えたらまず前半の総復習をしますが、ここでかかる時間⑥よりおよそ10分です。
前半の50個について総復習まで入れて、25分+10分=35分となります。
後半の50個も同様に35分かかるとして、ここまでで35分×2=70分、
最後に100個の総復習に15分かかるとすると、合計70分+15分=85分。
なんと、100個覚えるのに一時間半もかからないのです!!
「英単語を100個覚えなさい」と言われたら気分が沈んでしまいそうですが、たった一時間半で終わると思えばやる気が出てくるのではないでしょうか??
一時間半で終わるのはもともと暗記が得意な人だけでしょ…と思っている人もいるかもしれませんが、安心してください!!これまでに勉強をほとんどしてこなかった人でもこの方法であれば一時間半以内に覚えられます。
夜寝る前は暗記のゴールデンタイム!!
冒頭で暗記はスキマ時間を利用するのがポイント!と述べましたが、それに加えてもう一つ大切なことがあります。
それは、スキマ時間に覚えた単語を寝る前にもう一度一通り復習すること!!
人間の記憶力が定着するのは睡眠時であるという話は有名ですが、起きている間に記憶したことの中でも睡眠の直前に記憶した内容は長期記憶として残りやすいという事実があるのです。そのため、寝る前のちょっとした時間が暗記をする上で非常に大切なのです。
ここでもう一つ覚えておいてほしいことがあります。それは、寝る前に暗記をした後はすぐに寝るということ!!
せっかく頑張って暗記をしても、その後にスマホでゲームや動画をしてしまうと覚えた内容が抜けていってしまいます。記憶力を最大限に高めるために、寝る直前のスマホは我慢しましょう。どうしてもスマホに用があるのであれば、触った後に暗記をするようにしましょう。
以上で英単語の暗記法についてお話ししました。今回は英単語についての特集でしたが、同じ方法が古文単語などの暗記にも応用できます。暗記は受験勉強をする上で非常に大切です。暗記が苦手な人も武田塾式暗記法で今日から周りに差をつけちゃいましょう!!
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