こんにちは!武田塾円町校です。
国語(特に現代文)の成績に伸び悩んだときに、「読書をすれば成績が上がるのかな?」と考えたことがある人はいませんか?
今回は読書と国語の成績の関係について考えたいと思います。
読書をすれば「文章を読む」という行為に慣れることができる
国語の読解問題を解くには、まず数ページ分の文章を読む必要があります。
そもそも文章を読むことに慣れていない人はここで早速「いやだなぁ」と感じてしまうことでしょう。
しかしながら普段から読書の習慣があり、ある程度の長さの文章を読むことに慣れている人であれば、国語の問題程度の量であれば抵抗なく読むことができると思います。
このように文章に慣れることでまずは国語の苦手意識をなくす、という意味において読書をすることは非常に意味のある事だと言えるでしょう。
読書をすれば必ず成績が上がるわけではないことに注意
上でも述べたように国語の苦手意識を下げるために読書は有効であると考えられますが、成績を上げるためだけにいやいや本を読む、ということにはあまり意味がありません。
いやいや読書をするのであればその時間を他の勉強に費やす方が得策です。
そのため、文章を読むことに慣れるためにこれから読書の習慣を身に付けようと考えている人がいれば、まずは短編集やドラマ・映画の原作本など親しみが持てて読みやすい本を選ぶことをおすすめします。
読書の習慣をつけたいなら早めがおすすめ
高3になると演習に時間を費やす必要があるため、読書の時間はなかなか取れません。
国語の成績を伸ばすために読書の習慣をつける、という方法が上手くいくのは高2生が限界ではないでしょうか。
まだ余裕のある高1・2年生のうちに読書を習慣化しておくことで、高3での国語の演習時には問題の文章を抵抗なく読めるというのが理想です。
余談:文章を読む力は何歳になっても必要
大学生になるとレポートを書く機会がたくさんありますが、良いレポートを書くには参考となる論文や本をたくさん読む必要があります。
この作業は文章を読むことに慣れていないと(場合によっては慣れていても)大変なので、受験だけでなく将来の為にも読解力を身に着けておくことは非常に有効です。
高校生のうちに身に付けた読解力は一生武器になること間違いなしです!
武田塾では、皆さんそれぞれの志望校や学力に合わせてカリキュラムを組んでいます。
逆転合格を目指して一緒に頑張りましょう!