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【高1生へ!2025年共通テストは何が変わる?】新大学入試の難易度・科目

こんにちは!

E判定からの大学受験逆転合格」で

おなじみの武田塾海老名校です!

 

2022年からの学習指導要領の改定によって、

2025年から入試制度が大きく変わりました。

 

今回は高1生に向けて2025年(令和7年度)以降の大学入試が学習指導要領改訂でどう変化するのか、

高1生・高2生がやるべき受験勉強のやり方も含め、

変化に対応するために今のうちに何をするべきなのか解説します。

 

この記事は、

・中学生のお子様を持つ保護者

・国公立を目指す(かもしれない)高校1年生

・高校1年生のお子様を持つ保護者様

に読んでいただきたいです。

そんな疑問を一気に解決します。

じっくりとご覧ください♪

2025年から入試はどう変わる?

 

今年度から学習指導要領が改訂されています。

先輩と勉強の話が噛み合わない人が増えてきているはずです。

まずお伝えしておきたいのは

3年生時点から勉強量の負担増加がほぼ確定しているということです。

まずは基本的な一般選抜のイメージから見てみましょう。

 

一般選抜の基本イメージ

国公立大学の入試(2024年まで)

①共通テスト(5教科7科目)

②2次試験(2~3科目※一部4科目)

①+②の合計点で合否が決まります。

 

私立大学の入試(2024年まで)

・共通テストなし→一般選抜(基本3科目)

・共通テスト必須→一般選抜

・共通テスト利用

方式自体は大学ごと、また学部ごとでも

様々に分かれています。

国公立に比べて「科目数が少ない」

というのが大きな特徴ですね。

 

ここまでが今までの一般選抜の仕組みです。

 

2025年大学入試からは6教科8科目へ

2025年の大学入試から

6教科8科目に変わります。

 

2025年大学受験からの一般選抜基本イメージ

国公立大学の場合(2025年から)

共通テスト(6教科8科目)

②2次試験(2~3科目※一部4科目)

①+②の合計点で合否が決まります。

 

私立大学(2025年から)

・共通テストなし→一般選抜(基本3科目)

・共通テスト必須→一般選抜

・共通テスト利用

 

結論からお伝えすると、

2025年大学入試からは

国公立大学入試が6教科8科目に変わります。

では何が増えるのか。

それが【情報】という科目です。

 

国公立志望6教科8科目の内訳

国立文系

国語+数学2科目+外国語

+地歴公2科目+理科1科目+情報

 

国立理系

国語+数学2科目+外国語

+地歴公1科目+理科2科目+情報

 

文系と理系の違いは

社会科目と理科科目の選択数

が違うということですね。

 

ところがまだまだ変更点があります。

ここからは2025年大学入試からの

入試全体での変化について触れていきます。

2025年入試からの変更点

①「情報」の追加

②「数学」の数C追加

③「地歴公民」の科目区分変更

④国語(80分)から(90分)へ

 

科目ごとの変化を見ていきましょう。

 

①「情報」の追加

「情報」という科目は、

プログラミングや情報リテラシーを学ぶ科目です。

 

「情報Ⅰ」はだいたい1年次履修となります。

2年次は受験に備えて英語や数学を進めるのが鉄則です。

となると、結果として対策は最後になる可能性が高いです。

 

②「数学」の数C追加

「数学Ⅱ・B」(60分)→「数学Ⅱ・B・C」(70分)に変わります。

 

出題方式としては、

「数学B」(数列、統計的な推測)

「数学C」(ベクトル、平面上の曲線と複素数平面)

上記の中から三つ選択を選択して解答します。

 

これは、今までなかったものが増えたわけではなく、

カリキュラム自体の変更によって、

Bに入っていたものがCに移動しているという形です。

おそらく文系の生徒はほぼ確実にベクトルを選択すると思いますが、

それをどのタイミングで習うことができるのかを把握しておかないと

高3になってから勉強時間が足りなくなる

可能性が非常に高いです。

 

ということは、

中学生のお子様を持つ保護者の方は、

高校のパンフレットでカリキュラムを見た段階で、

「高2の間に数Cの授業が入っているかどうか」

を確認しておく必要があります。

大学入試改革へのカリキュラム上の対応は

高校ごとに違いがある為、

生徒保護者側が情報を持った上で、

高校選びをしておかなければいけません。

そのため、

「高校に入ってから勉強を頑張ればいい」ではなく、

中学のうちから大学進学を見越した高校選び

ができるように

成績を取りに行く必要があるということです。

 

 

③「地歴公民」の科目区分変更

地歴公民については

科目区分が変更になったことで、

範囲、量が増加するだけでなく、

選択方法が非常に複雑になりました。

 

共通テストにおける社会の選択科目は

以下の6通りです。

①「地理総合・地理探究」

②「歴史総合・日本史探究」

③「歴史総合・世界史探究」

④「地理総合・歴史総合・公共」

⑤「公共・倫理」

⑥「公共・政治経済」

※「歴史総合」:近現代の日本史・世界史

※「地理総合、歴史総合、公共」を選択した場合は2科目選択解答

上記6つの出題科目の中から

国立文系:2科目

国立理系:1科目

を選択して受験することになります。

またこの2科目選択には、組み合わせ不可があります。

例)「公共、倫理」+「公共、政治・経済」

上記例の通り、明らかに楽になってしまう組み合わせは不可能になっているということです。

ただ、かなり難しいですよね。

結論何が変わっているかというと、

 

今までの社会科目は、

選択した教科を勉強していればよかった。

 

2025年以降の社会科目は、

社会のほぼ全範囲を勉強しなければいけなくなった。

 

ということです。

どの組み合わせを選択したとしても、

確実に教科書1冊分は勉強量が増えます。

早い段階で英語・数学という主要科目を仕上げておかないと

高3の1年間では間に合わなくなることが予想されます。

 

④国語(80分)から(90分)へ

 

国語はこれまでの80分→90分へ試験時間が増大しています。

この国語については何が増えるのか

正式には発表されていませんが

学習指導要領を見る限り、

3年次からの「実用文」ではないかと予想しています。

試験時間と大問を増やして、

契約書や公的文書といった

"ビジネスで触れる文章"

出題する可能性は十分にあります。

高3から追加されるということは、

古文漢文仕上げた上で

実用文をやらなければいけない。

ということです。

 

どう勉強を進めていけばいいの?科目ごとのやり方は?

ここまでの流れから、

①3年次からの負担増大は確定。

②流れに身を任せていたら入試演習が後ろ倒し。

という実情が見えてきました。

では、どのペースで勉強を進めていけばいいのでしょうか。

 

高3スタート時点の到達目標

国公立や、難関私立を目指す場合、

高3スタート時点で

英語・数学・国語(実用文意外)

の3科目については単元の勉強は終わらせ、

入試問題(過去問)演習が始められるようにしておきたいです。

二次試験への対策+それ以外の教科(理・社・情報)を詰めていくことになります。

 

ネックになるであろう科目

 

ネックになるであろう科目は以下の通りです。

 

理系→国語(古文・漢文)

文系→数C(ベクトル)

 

これらが受験勉強の障壁になると予想されます。

 

特に数Cに関しては前述の通り、

理系だったとしても高校のカリキュラム上、

まだ到達していない可能性があります。

 

また、

理系にとっての社会科目

文系にとっての理科科目

これらはあくまで

共通1次試験までの科目になります。

2次試験で使わないような科目は、

最後の最後に残り時間で一気に詰めるという

勉強をするしかありません。

そこに、

情報や実用文が追加されるということです。

 

高3になった時に、

①社会or理科

②情報

③国語の実用文

 

を勉強していかなければならないからこそ、

理系の場合は古文漢文を完成させておくこと。

文系の場合は、数Cをどこで学べるのかを確認し、

高校で間に合わないのであれば参考書等で

埋めておく必要があります。

 

1年次にやるべきこと

①英語・数学・国語が勉強の柱

②進路を意識して生活をしておく

 

理系の国語に関しては意見が分かれるところですが、

3年生になってから古文漢文を仕上げるとしたら、

情報・社会の勉強範囲も増えてきているため、

相当難しくなります。

 

大学選びはまず学部選びから。

仕事は抜きにして、どんなことを学べるのかを調べて興味があるところを探してみましょう。

もしくは、絶対行きたくないなと思う学部を探して外していきましょう。

 

それを意識して、おけば文系、理系の選択が早くなります。

 

負担増加は避けられません。

その代わり、選択肢は多様化しています。

【指定校推薦/総合型選抜】

自分の大学受験ルートを早く見通せた分だけ有利です。

 

2年生でやっておきたいこと

早い段階で受験ルートを見通せるようにしておきましょう。

①いきたい大学/学部の入試科目

②自分でどのペースで進められるか。

 

いきたい大学、学部、

学校の授業ペースを照らし合わせましょう。

その上で、主要科目である

英語と数学に関しては共通テストで8割を取れる実力

を手にしておくことが重要です。

国公立は諦めた!というあなたへ

 

ここまで話を聞くと、

国公立は私には無理だ!という方もいらっしゃるかと思います。

しかし、当然ながら周りの人もそう思っています。

科目絞って(3教科)私立大学を目指すとしたら、

どうなるのかを見てみましょう。

 

①高倍率!私立大学入試

ここまでの情報を聞いたら、

国公立は無理!と思う生徒が確実に増えます。

その人数が私立に流れてくる為

私立入試は高倍率が確定します。

 

その中で合格を勝ち取るためには、

今までの合格最低点数よりも

+10点は取るイメージで

過去問演習ができていないと、

第一志望合格は難しいでしょう。

 

②理科・社会の仕上がりが勝負。

前述の通り、

高得点勝負になる可能性が高い私大入試。

その中で合格を勝ち取るには

3教科での総合得点を上げるしかありません。

文系ならば英語・国語

理系ならば英語・数学

この2科目に関しては学校でも塾・予備校でも

優先的に勉強を進めていくはずです。

最後に勝負を決めるのは、

3年生で勉強する社会・理科という暗記科目。

ここの完成度が今まで以上に求められる受験に

2025年以降はなると予想されます。

 

まとめ

今回は学習指導要領改定によって

2025年以降の大学入学試験がどのように変わるかを

記載しました。

受験はもう始まっています。

スタートを早く切って、

第一志望合格、後悔しない受験にしてください。

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