「美しい」ノートは本当に必要か?京大生が考察してみた!

出町柳校・

「美しい」ノートって本当に必要なの?

yuutousei

こんにちは!

京阪「出町柳駅」から徒歩2分にある、武田塾出町柳校です!

みなさん、学校で「美しいノートを書きましょう!」と言われた経験はないでしょうか?

ノートの書き方の巧拙に評価を付けられた経験はないでしょうか?

ちなみに私はありました。

特に小学校・中学校で、「美しい」ノートの素晴らしさについて熱弁を受けることがたまにあります。

しかしここでその熱弁を鵜吞みにせず、ちょっと立ち止まって、考えてみましょう。

 

ではまず、あなたの周りの、「美しい」ノートを書く人のトップ3を思い浮かべてください。

次に、あなたの周りの、「勉強のできる・頭のいい」人のトップ3を思い浮かべてください。

 

どうでしょうか?

両方のトップ3は一致しましたか?

「美しい」ノートを書く人=勉強のできる人 という式が成立しなかったという人が多いのではないでしょうか。

 

こうなってくると、ノートを「美しく」書く必要性に疑問が生じてきませんか。

ではここからは、その必要性について一緒に考えてみましょう!

 

「美しい」の定義とは

美の 年賀状 筆文字 無料 素材

まずは、「美しい」ノートとはどのようなノートを指しているのかから考えてみましょう。

これに関して、2つの視点があると思っています。

自分主体の美しさ」と「他人主体の美しさ」です。

具体的には、

自分主体の美しさ…自分で後から見返したときにノートの内容をきちんと理解できる頭を整理するのに役立つ など

他人主体の美しさ…レイアウトがステキ色が沢山あってカラフル他人に見せても理解してもらえる など

です。

それぞれの「美しさ」は必要なのでしょうか?

 

自分主体の「美しさ」

これは必要だと考えています。

あとで読んで何が書いてあるか分からないノートは落書きと一緒です。

正しい論理のプロセスが書いてあるノートは、難しい問題に行き詰まったときなどに戻ってきて頭を整理する場所になります。

また、そのノートが自分の苦手部分などを意識して書かれていれば、良くも悪くも万人受けする教科書よりもずっと役に立ちます。

他人主体の「美しさ」

正直本当に要らないです。

ノートは作品ではないので、人からどう見られるかではなく、自分の理解が深まるかが重要です。

レイアウトが乱れるからといって自分の苦手な部分を省いてバランスを取るなどといったことをすると、次回見直したときに肝心なところが意識の外になってしまい、復習になりません。

最悪なのは、色遣いやレイアウトにこだわるあまり、内容に全く意識を向けないという状態です。

演習に使いたいはずの時間まで奪われてしまい、学力向上には全くと言っていいほど役立たないと思います。

勉強ができる人は、そういった余計なことに時間を使わず、効率よく、自分にとってわかりやすいノートを作り、演習に向かっていくのです。

 

では、そのような自分にとってわかりやすいノートは、どうやって作ればよいのでしょうか。

次はその作り方について考えてみましょう!

 

正しい意味での「美しい」ノートの作り方

writing-933262_1920

良いノートかどうかは、自分が理解しやすいかを「意識して」作られているかで決まります。

前項で色遣いやレイアウトについて、そんなものどうでもいい、というように受け止められた方がいらっしゃるかもしれませんが、どうでもいい、と言ったのは、見た目の美しさだけを追求した場合であり、もちろん効果的な場合も多く存在します。

例えば、地理などは分かりやすい例です。

気候区分を理解するためのノートづくりで、時間をかけたくないからと白黒で適当に白地図を塗っていても、より頭が混乱してしまうでしょう。

この場合は、仮に時間がかかったとしても、色を使い分けて白地図を塗っていくことが重要です。

ここで、良いノートにするために、例えば、なぜここが気候区分の境界線になっているかをメモしたり、一部分だけ違う気候区分になっている地域は濃く塗ってみるなど、自分の理解が深まるよう「意識」することを決して忘れないようにしましょう。

 

まとめ

さて、ノートの書き方について考えてみましたが、結局一番大切なのは、ノートを書く際の「色を塗る」「レイアウトに気を遣う」といった行為が、自分のより深い理解に繋がるよう意識して行われているかどうかです。

ただ人から見て「きれいだね」と言われることを目指していると、それはただの作品になってしまいます。

勉強時間は限られています。ノートを書くという簡単な行為一つに対しても、自分のノートの書き方の意味を考えながら書くことで、その限られた勉強時間をより有意義に使えるかと思います!

 

疲れた時には軽く運動するなど、リフレッシュも忘れないでくださいね!

では!

【武田塾ってこんな塾です!】

出町柳校では、随時無料受験相談を行っております。

下記の無料受験相談フォームにご入力いただくか、出町柳校(0563-65-0789)に直接お電話ください!

無料受験相談電話番号
075-708-8303
(受付時間 14:30~21:30)

住所
〒606-8204
京都府京都市左京区田中下柳町3-15
aymマンション1F
最寄り駅
京阪本線 出町柳駅 徒歩2分
叡山電鉄 出町柳駅 徒歩1分
通塾エリア
吉田、下鴨、御所南、東山本町、銀閣寺道、修学院、松ヶ崎、岩塚、岩倉
塾の種別
完全個別指導,自立学習,大学入試,予備校,塾
image (5)