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「浪人期の勉強スケジュールの立て方」を現役京大生が徹底解説!

「浪人期の勉強スケジュールの立て方」を現役京大生が徹底解説!

京阪出町柳駅から徒歩2分の場所にあります、武田塾出町柳校で講師をしている植村です!

 

前回は「浪人期に失敗しない勉強方法」について徹底解説しました!

まだ見てない方は上のリンクからチェックして下さい!熱く語っております!笑

 

 

さて、今回は「勉強スケジュール」の立て方なのですがこれはとても重要です!

このブログを見ている皆さんはおそらく、「よっしゃあ!勉強するぞ!!」と意気込んでいるのではないかと思います。しかし!朝から晩までダラダラ勉強してるようではダメですよ!

勉強スケジュールを立てて毎日勉強することが大切です!効率アップにもつながります!

 

今回の記事では「一日の勉強スケジュール」「一年間のスケジュール」について詳しく解説しています!ぜひ最後まで見ていってくださいね!

 

スケジュールの立て方①:一日の勉強スケジュール

まずは理想のスケジュールの例を挙げてみますね!

理想のスケジュール

 

一日の勉強時間は11時間です。誰もが一度は思い描く理想像ではないでしょうか。

 

一方、私の実際のスケジュールと比べてみましょう!

私の実際のスケジュール

 

一日の勉強時間は9時間ですね!

「11時間コースのスケジュールで勉強できる!」という方は是非続けましょう!

でもまあ、現実的に考えて毎日11時間の勉強は長く続かないのではないでしょうか。一番大事なのは「毎日続けられる勉強習慣」ですよ!

 

モチベーションが持たない!という方は私のようなスケジュールをオススメします!

では「私のスケジュールの何が良いか」をポイントごとに見ていきますね!

 

ポイント1:朝早起きする!

私単独スケジュール

私の場合7時半起きですね!早起きはとても大切です!

というのは「実際の入学試験は午前中に始まるから」です。それに早起きすれば午前中の時間を有効に使えるという大きな利点もあります。

実際の試験が始まるであろう9時頃には勉強を始められるよう、8時前後に起きられる習慣をつけるとよいでしょう!

「夜型」の人へ

「夜12時過ぎのほうが集中できる!」という方、まあまあ多いと思います(私もです)。

しかし、実際に集中できるようにすべき時間帯は「朝~夕方」です!なにしろ入試が実際にある時間帯ですしね!

夜は起きて時間が経っているので頭が働いて当然です。その頭が働く時間を「朝~夕方」に持っていけるように早寝早起きするのが鍵ですよ!

 

ポイント2:自由時間を設ける!

私単独スケジュール

こちら、盲点かもしれませんがかなり重要です!

浪人生のよくある失敗としてモチベーションが続かないことがあります。その解決には自由時間は必須です!

塾で講師をしている身としてこんなことを言うのもなんですが、「ゲームをする」「アニメを見る」など一日の楽しみを作ってそれを勉強へのモチベーションにつなげる。これはとても効果的だと思います。「この時間は勉強する!」「この時間は勉強しない!」と思い切ってメリハリをつけることが大切です!

 

ポイント3:勉強時間を取りすぎない!

中学校の頃は一日14時間勉強してた...なんて人もいるかと思います。

それに比べたら「勉強時間9時間でいいの?」と思う方もいるかもしれません。

大丈夫です!中学に比べ高校の勉強内容は頭を使うものです。頭を使うので長時間勉強できないのは仕方ありません!

私の場合は8時間くらい勉強した時点で頭が痛くなってきます。12時間など勉強している人は「頭を使わない勉強ばっかりしてるんじゃない?」と私は思うくらいです。

 

長時間勉強できるタイプの人もいますが、「問題ばかり解く」ことで勉強時間を稼いでいる人もいるんじゃないでしょうか?

前の記事でも述べましたが、やるべきことから逃げて「達成感のある」勉強ばかり行うのは学力向上につながりません!

「達成感のある」勉強と言えば何でしょうか。そう、過去問を解くことですね。「〇年文解いた!!」「〇割解けた!!」といった風に達成感があるのでついつい過去問ばっかりやってしまいます。

しかし過去問と同じ問題がでる確率は低いですよね。もちろんその大学の問題形式に慣れることは大変重要ですが、知識もないままただ過去問演習を繰り返していても成績は伸びません「講義系参考書・教科書を読む」「単語を覚える」などもっと重要なことを怠っていたのではないでしょうか。

キャプチャ2

 

「答え合わせ」がないので達成感がないのはとても分かります!しかし「講義系参考書・教科書を読む」「単語を覚える」これらなしでは成績は伸びません!

「みんな過去問演習してるから...」なんて風に流されず「やるべき」勉強をしましょう!

 

このような勉強をしていたら、おそらく8~10時間くらいで頭が疲弊してくると思います!

そんな時はむやみに勉強時間を設けていても効率は良くないのでリフレッシュしましょう!

ただ勉強時間が多いことだけが良いことではありません、中身の詰まった効率的勉強が重要です。

そうすれば8時間でも勉強時間は十分足りるはずではないでしょうか。

 

ポイント4:毎日続けられる精神的負担の少ないスケジュール!

毎日同じスケジュールを辿ることで勉強習慣がつきます。

もし、このスケジュールを崩してしまったとしましょう。勉強0時間からいきなり勉強10時間に切り替えることは厳しいですよね。

 

「〇時以降は勉強しない!」のように思い切ってみましょう。私の場合は「予備校から帰ったら家では勉強しない!」でした。そうした精神的に負担の大きくないスケジュールを組みましょう!

「毎日勉強詰めのスケジュールの故、勉強しない日を作ってしまう」より、「少々勉強時間が短くても毎日勉強するほうが良い」と思います。

 

「少々勉強時間を短くしてもいいから毎日勉強を続ける」。これを心がけましょう!

 

 

具体的に一日のうちで何を勉強するか

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こちらも前の記事で述べましたが、時間を決めずにダラダラする勉強は時間の無駄です。

勉強時間さえ長ければ良いと思っていませんか?〇時間勉強したことだけに満足するのはよくある悪い勉強方法です。

例えば「講義系参考書を読む」「演習問題を解く」とします。「1日で10時間勉強をする」と決めてその時間内で読めるだけ読むダラダラな勉強をしていませんか?

これでは効率も上がりませんし集中力も途切れてしまいます。

 

さて時間設定してみてはどうでしょうか。「1時間の中で4章と5章を読む」のように時間内に達成する目標を立てると、その目標を達成するために集中力が上がり必然的に効率も上がります。

キャプチャ

漠然とした目標ではなく細かく目標を設定して勉強をしましょう!

 

「具体的に何をやるか」一日の初めに決めて勉強をスタートさせるようにしましょう。

ここでは「時間別にどんな勉強をしたらいいか」のオススメを書いていきます!

 

9:00 ~ 12:00:簡単な計算→単語→読み物

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おはようございます!

まだこの時間帯は頭が起きていませんね。まず最初にやることは「一日の勉強スケジュール決め」です。何をするか決めましょう!

 

その後は得意教科や、簡単な計算問題。実際に手を動かして脳を働かせます!

お次は単語類(英単語、古文単語など)。10~20分くらいでいいと思います!あとで午後にもう一度チェックを行うと一日に2回できることになるので良いでしょう!

そのあとは講義系参考書や教科書など、読み物を読んで重要事項を頭に入れるとよいでしょう。頭も働いていますので!

 

13:00 ~ 14:00:単語→仮眠

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とても眠たくなる時間帯です!まず単語類をやりましょう!

おそらく演習問題系は眠い状況で解くと、何度も問題を解きなおしたりすることになり効率が悪いです!

そして、眠くなったら10分~20分ほど仮眠を取りましょう。よく言われることですが20分以上の睡眠は厳禁です!生活習慣の乱れにつながります。

私の場合は自習室で寝ていました。見つかったら怒られますが...眠いながらの効率の悪い勉強よりは圧倒的マシです笑

 

14:00 ~ 17:00:演習問題など

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さあ仮眠を取ってスッキリしたところで勉強再開です!

演習問題などから入りましょう!ここでは2次試験対策など高度なものでもいいと思います!

ただこちらは時間設定せずやるのは意味がないので時間を測りましょう。ここが一番集中する時間です!

 

17:00 ~ 19:00:リフレッシュ→演習問題、読み物など

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すこし疲れてくる頃でしょうか。短いリラックスタイムを取りましょう!

私はコンビニまで歩いてコーヒーを買いに行っていました。歩くのは脳に酸素が行ってまた次の時間からも集中できるのでオススメです!

ブレイクタイムの後は演習問題や講義系参考書など、こちらは前の時間に引き続きやっていきましょう!

 

寝る前:暗記系

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私は正直言って寝る前は勉強しない派でしたが、寝る前は暗記物がはかどると言われています!

単語系や講義系参考書など覚えたいことを勉強しましょう!

 

スケジュールの立て方②:一年間の勉強スケジュール

毎日の勉強スケジュールは変わりませんが勉強内容は試験が近づくにつれて変えていく必要がありますね。

時期を追って何を勉強するべきか確認していきましょう!

今回は国公立志望で二次試験がある受験生に焦点を当ててみます!

 

春(4月 ~ 6月):基礎の部分

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受験が終わって忘れてしまったこともあると思います。それを取り返すような基礎の勉強をしましょう。

「基礎」と言うとあまり重要じゃないように思われるかもしれませんが、基礎が一番重要です。人によって異なるかもしれませんが私的には「基礎>二次試験対策>一次試験対策」といったイメージです。

二次試験の問題が良く解ける人は「基礎が完璧」です。逆に基礎が疎かな人は二次試験の勉強をしても伸びません。

 

つまり、一年の初めにやる基礎こそ最も重要なのです。

基礎ができていないと二次試験対策などをするときに、再び基礎から振り返る必要がでてくるので基礎の出来栄えはこの後の時期の勉強効率にも響きます。

春は徹底的に基礎を固めましょう!

 

夏休み(7月 ~ 8月):春の勉強の復習&二次試験対策

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夏休みと言えば夏季講習を思い浮かべるのではないでしょうか。違いますよ!夏期講習をぎゅうぎゅうに詰めるのは間違いです!

大人の事情で予備校などは夏期講習を進めますが、もっと大切なのは復習です。

必要な二次試験対策などの講座は受けつつも、メインは春の期間の復習にしましょう!

私の場合は夏の間で予備校のテキストの前期の部分をすべて復習しました。結果、後期の勉強がスルスル解けるようになり、勉強効率がかなりアップしました。

 

先ほども言いましたが最も大切なのは基礎の部分です!焦って二次試験対策にシフトする必要はありません!春の期間の復習を最重要視しましょう!

 

秋(9月 ~ 11月):二次試験対策

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モチベーションがだんだんと下がってくる時期でしょうか。

しかし、この時期は二次試験対策にとっては一番重要な時期です!

え?「二次試験対策は年明けからでいい」って?

そんなことはないです!年明けは時間が短く、「過去問演習などをしてその大学の出題傾向を掴む」のがメインの時期で、細かい勉強をしている暇はありません!

 

となると...「11月には二次試験対策の勉強は完璧にする」必要があります!

意外だったでしょうか?11月に仕上がっていないと...年明けに時間が足りないことになりますよ?

それにこのあたりの時期で二次試験の模試も受けるはずです!出願前の二次試験模試はこれで最後...

よって、ここの模試で結果を出す必要がありますね!

さあ、わかりましたね。11月までには二次試験で受かれる学力に持っていく必要があるのです!

 

 

そうなると11月までに終わらせるように逆算してスケジュールを組んでいくのがベストでしょう!

自分の志望大学に合わせて「いつまでにどのレベルの参考書を完璧にするか」「そのためには毎週どれくらいの量をこなすべきか」を逆算しましょう。

大学レベル別の参考書とその使い方については逆転合格.comに全公開してあります!ぜひ有効活用してください!

 

一次試験前(12月,1月):大学の傾向に合わせて勉強

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大変申し訳ありません。私たちはセンター試験の代だったので新テストについては分かっていません...

みなさんも初めての代でしょうし、対策は分からないことだらけと思います。

しかし、これだけは言えるでしょう。「二次試験が解けるくらいの学力があれば一次試験も解ける」

あと必要なのは一次試験の傾向と対策です。

人によっては一次試験対策は1か月半もいらないかもしれませんね...

私の場合は二次のウェイトが大きかったので、12月も1月もがっつり二次試験の勉強をやっていました。

 

「各自が目指す大学の一次試験、二次試験のウェイト」を考えて何を勉強するかは個人で考える必要がありますね。

 

二次試験前(1月,2月):過去問演習

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先ほども言いましたが、二次試験レベルの勉強はこの時点では終わっているはずです。

あとは単語を忘れないように毎日見る、過去問演習をして傾向と対策をつかむなどしましょう!

過去問演習中に知識の抜けに気づいた場合はその周辺知識もあわせて見直すと尚よいと思います!

 

 

まとめ

ここまでの内容を整理します!

一日の勉強スケジュールを立てる上でのポイントは

朝早起きする!

自由時間を設ける!

勉強時間を取りすぎない!

毎日続けられる精神的負担の少ないスケジュール!

 

具体的な一日の勉強スケジュール

勉強スケジュール

 

一年間の勉強スケジュール

年間スケジュール

 

大事な点は「二次試験対策は11月までに完璧にしておくこと」でしたね。

 

今回の方法を実践して、「効率的勉強スケジュール」を実現させましょう!

 

みなさんの大学受験応援しています!

 

 

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