「浪人期に失敗しない勉強方法」を現役京大生が徹底解説!
京阪出町柳駅から徒歩2分の場所にあります、武田塾出町柳校で講師をしている植村です!
世間は新型コロナウィルスでパニック状態になっていますね!私もティッシュが買えず少しばかり焦りました!みなさまもウィルスに感染しないよう不要不急の外出は抑えるようにしましょう!
世間話はさておき、もう一年頑張ることとなった皆様はいかがお過ごしでしょうか。予備校を決め、通い始めた方もいれば、まだ決めてない!もしくは家で勉強する!方もいるのではないでしょうか。
「予備校にはいっとけばなんとかなるか!」という甘い考えは通用しませんよ!大事なのは「自分でどう勉強するか」です!浪人期の勉強方法で失敗しないよう私と一緒にポイントを押さえていきましょう!
今回の記事では浪人を経験した立場から、「浪人期の勉強の仕方」について解説しようと思います!
まずは勉強を始めよう!
勉強は始めるのが早ければ早いほど良いです!「受験勉強で疲れたから4月くらい勉強しなくてもいいんじゃないか」という考えは大間違いです!
簡単な内容の復習からでよいのでとにかく勉強を始めましょう!
3月から勉強を始めている人は問題ないのですが、今まだ勉強を始めていない人は「やる気」が出ていないのではないでしょうか。
実際私は受験に落ちて4月の頭に予備校に入るまで一切ペンを握らず、「予備校が始まったこと」により勉強を渋々スタートさせました。しかし勉強をスタートしたからには「予習」「復習」はしっかり行いました。今振り返るとこれが最も大事な部分ではないかと思います。
もし、なんとなくで勉強を始め、参考書もなんとなくな仕上がりになってしまった場合復習するのが面倒くさくなってしまいます。「自分が中途半端にしてしまった部分をもう一回やり直す」というのはなかなか気が進まないことではありませんか?こんな状況では先に進もうとしても「まだ基礎の部分が完璧じゃないのに次に進むのは...」となってしまうはずです。
こういう状況に陥ったことがある人も少なからずいるのではないでしょうか。私は現役時代完全にこの状況でした。
こうならないためにも、「何であれ勉強を始めるきっかけ」を探し、「中途半端な勉強にしない」ことが大事です!
予備校に通っている人ならば「予備校に通うこと」がそのきっかけで良いでしょう。しかし予備校に通うからには予習復習は絶対に完璧にすることです!
宅浪の方なら「スケジュールを組む」などでもいいかもしれませんね!
今までの勉強方法を見直す!
受験に失敗した以上、勉強方法に問題があったと考えるのは妥当ではないでしょうか。「その勉強方法で受験に失敗した」ということは「同じ勉強方法では受からない」ということではないでしょうか。
自分の勉強方法を見つめなおして、試行錯誤を重ね自分に最適の勉強方法を見つけることが大切です。
勉強方法の改善を例として挙げてみますが、人によって最適の勉強方法は違います。頭のいい人の勉強方法をまねたって成績は上がるとは限りません。本当に大切なのは「自分に最適の勉強方法を見つけること」です!
自分で書いたまとめノートが一番見やすいように結局は自分で見つけた勉強方法が一番いいのです!何度も言いますがこれだけは覚えておいてください!
それでは私と一緒に勉強方法を見直してみましょう!
可能性1:単純に勉強する時間が足りなかった
現役の時に部活動をしていてスタートが遅れた方に多く見られる失敗かと思われます。一見時間がもっとあれば解決したように思われますが、「効率」が悪かったことも考えられるのではないでしょうか。
「効率」が悪い原因を少しばかり挙げてみます
原因1:時間を決めずにダラダラやっている
勉強時間さえ長ければ良いと思っていませんか?〇時間勉強したことだけに満足するのはよくある悪い勉強方法です。
例えば「講義系参考書を読む」「演習問題を解く」とします。「1日で10時間勉強をする」と決めてその時間内で読めるだけ読むダラダラな勉強をしていませんか?
これでは効率も上がりませんし集中力も途切れてしまいます。
さて時間設定してみてはどうでしょうか。「1時間の中で4章と5章を読む」のように時間内に達成する目標を立てると、その目標を達成するために集中力が上がり必然的に効率も上がります。
漠然とした目標ではなく細かく目標を設定して勉強をしましょう!
原因2:やるべきことから逃げて「達成感のある」勉強ばかり行う
「達成感のある」勉強と言えば何でしょうか。そう、過去問を解くことですね。「〇年文解いた!!」「〇割解けた!!」といった風に達成感があるのでついつい過去問ばっかりやってしまいます。
しかし過去問と同じ問題がでる確率は低いですよね。もちろんその大学の問題形式に慣れることは大変重要ですが、知識もないままただ過去問演習を繰り返していても成績は伸びません。「講義系参考書・教科書を読む」「単語を覚える」などもっと重要なことを怠っていたのではないでしょうか。
「答え合わせ」がないので達成感がないのはとても分かります!しかし「講義系参考書・教科書を読む」「単語を覚える」これらなしでは成績は伸びません!
「みんな過去問演習してるから...」なんて風に流されず「やるべき」勉強をしましょう!
可能性2:勉強する暇はあったが勉強しなかった
終わりのない勉強を目の前に勉強意欲を喪失する...というのはありがちです。私自身現役の時は二次試験を前にしても勉強しない日が続いた...なんてこともありました。こういう方は勉強にメリハリをつけることが大切です。
右、左、どちらのタイプの人もいると思います。私は左です!そして左をオススメ勧めします!
「〇時以降は勉強しない!」のように思い切ってもいいと思います。勉強しない日を作るより、少々勉強時間が短くても毎日勉強するほうが良いのです。というのも知識というものは忘れ去られやすいからです!特に英単語に関しては毎日やるべきでしょう!
右がダメとは言いません。しかし言われなくてもわかりますよね?期間が開くと英単語なんてすぐに忘れてしまうことくらい...
それに勉強0時間からいきなり勉強10時間に切り替えることは厳しいことです。「少しでもいいから毎日必ず勉強に触れる」。これを心がけましょう。
塾で講師をしている身としてこんなことを言うのもなんですが、「ゲームをする」「アニメを見る」など一日の楽しみを作ってそれを勉強へのモチベーションにつなげる。これはとても効果的だと思います。とにかくメリハリが大切です!
可能性3:勉強しようとしていたが娯楽に流されてしまった
一番ありがちな失敗ですね!私の場合はYoutubeを永遠と見てしまうのが悩みでした...
他にもLINE、twitter、インスタ、テレビ、ゲームなどいろいろな誘惑があるのではないでしょうか。これらと上手に付き合っていく自分なりの解決方法をいくつか挙げてみます。
解決策1:娯楽のない環境に身を置く
私自身はこれを実際に行いました。「予備校の自習室に朝9時に来て夜7時に帰る」ことを浪人時代は1年間続けました。もちろん携帯が扱える状況ではありませんしテレビ等もありません。「決められた時間に自習室に来て決められた時間に帰る」のは勉強が習慣づきますし、勉強時間もコンスタントに確保できるのでとてもおススメです!
自習室以外にも、学校、図書館、喫茶店など娯楽のない環境はいろいろあります。「予備校等にも通っておらず、自習室なんて知らない!」と思った方は、ネットで調べてみましょう。
武田塾は周辺地域の自習可能なスペースについてメリットとデメリットをまとめた多くの記事があります。ぜひ参考にしてみてください!
解決策2:携帯電話等を勉強スペースから遠ざける
学校、予備校が家から遠いという方々も当然いらっしゃると思います。そういう方々は家での自習方法を工夫してみてはいかがでしょうか。
よくある手としては「親に指定の時間まで携帯を預かってもらう」ですが、なかなか恥ずかしいですよね。「携帯電話を玄関に置いておく」「携帯電話を金庫に入れる」「携帯電話の電源を完全に切っておく」など携帯が即座に手に届かない場所に置いておくのも一つの手ではないでしょうか!
それでも携帯を触ってしまう...そんな方は携帯を解約したしたほうがいいかもしれません...笑
貫くべき勉強スタイル
おおよそ予備校などに通われている方が多いと思います。第一にやることははその教材の予習復習は完璧にすることです。
なぜかというと、「予備校の教材はその大学に受かれるような全範囲を網羅するよう作られている」からです。逆に自分勝手に他の参考書を進めて予備校の教材を薄っぺらく進めては勉強のできにムラができてしまいます。
武田塾のモットーのもあるように「一冊を完璧にする」のが最も大切なのです!
予備校に通われていない方も多くいらっしゃると思います!そんな方々は「武田塾のルート」を参考にしてみてはいかがでしょうか?ほとんどの教科がYoutubeにアップされていますよ!
武田塾のこのシステムは「予備校の教材」を「市販の参考書」で代用してその進む順番を示すことで「大学に受かる」ような学力を皆様に提供しています!
英語と数学を抜粋しましたが他にも教科はあるのでぜひ調べてみてください!
脱線してしまいましたが、とにかく言いたいのは「予備校の教材を第一に完璧にする!他は二の次!」ということです!
注意すべき点
最後に注意すべき点を2点ほど述べたいと思います!
注意点1:模試の判定に惑わされるな!
予備校などに通っていたら現役の時と比べると少ないかもしれませんが、たびたび模試を受けることとなります。
その時注意してほしいのは「判定に惑わされるな!」ということです。
現役生のトップ層でさえ完全に勉強が仕上がるのは受験の直前です。ということは、浪人してすぐの模試ではかなり甘く判定が出てしまいます!
良い判定が出て浮かれて勉強をしないとすぐに現役生に抜かされてしまいますよ。
模試の役割は「試験を解く感覚を取り戻す」「勉強の抜けを確かめる」程度のものと心得ておくのが良いでしょう!
注意点2:むやみに参考書を買わない!
本屋に行って参考書を買うとなんだか満足した気持ちになりますよね。わかります。でもダメです!!
先ほども言ったように、「一冊を完璧に仕上げること」が第一です!
参考書はそれ一冊で範囲をカバーできるように作られているはずなので、抜け分野・苦手分野を作らないためにも一冊を完璧にすることが大切です!
次の参考書を買うのは今の参考書が完璧に仕上がってからにしましょう!
まとめ
ここまでの内容を整理すると
浪人期の勉強のポイントは
1、何か勉強を始めるきっかけを作る!
2、勉強を中途半端にしない!予習復習をしっかり行う!
3、今までを見直して自分に最適の勉強方法を見つける!
4、一冊を完璧にする!
細かい勉強方法についてもおさらいしましょう!
1、細かく目標を設定して効率のいい勉強を!
2、達成感は低いが重要度の高い「単語」「文法」「暗記事項」を怠らない!
3、メリハリをつける!
4、娯楽から離れた環境に身を置く!
これらを守れば、必ず良い成果がついてくるはずです!
明日からではなく今日、今この瞬間から実践してみましょう!
みなさんの大学受験応援しています!
受験相談はぜひ武田塾へ
浪人生活を決めたものの、約一年間という膨大な時間を目の当りにして、
「何から手を付けたらいいかわからない」
「今から勉強しても○○大学に合格できる?」
などなど...多くの不安と疑問が出てくると思います。
そういった疑問を解決すべく、武田塾では無料受験相談も行っています!
下記の無料受験相談フォームにご入力いただくか、出町柳校(0563-65-0789)に直接お電話ください!
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