こんにちは!
調布駅から徒歩5分!”逆転合格”の武田塾調布校です。
「万物の根源は数である」と言ったのは、ピタゴラスでした。
今回は、武田塾の推奨する受験数学の勉強方法についてお教えします!
理系・文系、受験生か否かを問わず、試してもらいたいです。
これからお話する数学学習方法は、あくまでも受験数学を乗り切るための学習方法です。
こうした学習方法を紹介すると「本質的な数学の学習ではない」とのご指摘を受けることがあります。
確かに、理学部等で行うような数学の学習とは程遠いところにあるかもしれません。
しかし、限られた時間の中で最高のパフォーマンスを引き出さなければならない「受験」というフィールドでは、この方法がかなり有効な手段であると考えております。
また、この方法に触れることで、数学に対して苦手意識を持っている(特に文系に多い)生徒さんに、数学の面白さや「数学ってこうすれば解けるのか」という、新たな一歩になれれば良いと考えております。ご了承ください。
武田式!数学学習の3STEP!
よくある数学の勘違いで次のようなものがあります。
〇数学はひらめきが必要
⇒ひらめかないと解けない…
〇数学は公式を覚えても解けない問題が多い
⇒公式を暗記しても無駄なんだ…無駄無駄…
しかし!武田式でこれらの悩みは解決できるんです!
武田塾の勉強法では、数学に必要な3STEPというものがあります。
「解ける」→「わかる」→「思いつく」
このステップを確実に踏むことで、数学は苦手科目じゃなくなります!
具体的にどういうことなのか?順を追ってみていきましょう。
STEP1 「解ける」ようにする
まず初めに、問題を解いてみましょう。
そして、間違えた問題の解説を見て、解き方を確認します。
ここまでは誰でもやっている普通の勉強法です。
武田式が他と違うのはココから。
問題の途中式を完全再現できるようになってください。
なぜこんなことをするのか。
多くの受験生は、公式はしっかり覚えています。おそらく何度も書いたり、音読をしたりして覚えていることでしょう。
しかし、途中式や解法を何度も繰り返す習慣がないのです。途中式を覚えていないと、たとえ公式を覚えていても問題が解けず、その結果「どこが分からないのか分からない状態」に陥ってしまいます。また、方針は思い浮かんでいるのに、答案作成になかなか手が付かないことの原因にもなります。
こうしたことを防ぎ、完答をするためにも、途中式を完全再現できることが必要なのです。
武田式数学勉強法において、
「解ける」=「解答を途中式も含めて完璧に書ける」
です。
STEP2 「わかる」ようにする
STEP1をクリアしたみなさん。おめでとうございます。
ですが、このステップこそ最も重要な部分です。
STEP1では、解答を完全再現できるようになりました。
次は、その解答の意味を理解できるようになってください。
解答を暗記したからと言って、即実践問題で使えるわけではありません。
なぜなら、あなたがSTEP1で覚えた解答は、その問題でしか使えないからです。
色々な問題に応用するためには、その式がどういう意味を持つのか、この計算は何をしているのかを理解しなくてはなりません。
これができれば、効果は絶大です。
「なぜ今この式を使っているのか」が完璧に理解できれば、新しく取り組む問題でも解法が浮かんでくるようになります。
例えば、「工具」を思い出してください。
今みなさんは、STEP1で解答を完全に再現できました。これは様々な工具を手に入れたことと同じです。工具の使い方も一通り知っていますが、なぜそれぞれの場面で、特定の工具を使っているのかを理解していない状況です。
そこで、その意味を知ることで様々なことに対応できるようになります。
「ネジの頭が+の形をしているから、プラスドライバーを使うんだ。つまり、ネジの頭と同じ形のドライバーを使えば上手くいくんだ。」とわかれば、次に新しい形のネジが出てきても、それと同じ形のドライバーを自分の手持ちから探すだけです。
数学も同じで、「なぜこの公式を使うのか」「なぜこの解き方なのか」が理解できれば、新しい問題なんて何も怖くないのです。
STEP3 「思いつく」ようにする
STEP2でお話しした内容とほとんど同じですが、これも重要な段階であり、かつ最終段階です。
STEP2で「わかる」ようになれば、
あとは新しい問題を解くときにそれが「思いつける」かどうかで点数を取れるかどうかが決まります。
自分が本当に「思いつく」力が付いてるかを確かめる方法があります。
それは、「最初の一行を書く」ことです。
ここまでのステップをしっかりと踏んでいる人は、「最初の一行」さえ書ければ、あとはほぼ自動的に答えまでたどり着けるはずです。正しい一行が書ければ、あとはそれに従って今まで暗記・理解してきた知識を使って、問題を解けば良いだけです。
とにかく「最初の一行」が思いつけるかどうかを考えながらやってみてください。
(そういえば、某東大を目指す漫画でも、数学の学習を最大効率で行うために
「たくさんの問題を見るには、その問題の解答の1行目が正しく導き出せていれば、解ききらなくて良い」
といったような学習方法が行われていました。これと少し似ているかもしれませんね。
あっ、でもみなさんはちゃんと解ききってくださいね。)
3STEPを実現する勉強法
これまで見てきたステップを確実に実行する方法を簡単にお教えしましょう。
①1日に解く問題数を決める
まず、1日の分量を決めましょう。数学の問題は、計算や解法の理解が必要なので、1問にかける時間も、他教科と比べ多くなってしまいます。自分にあった問題数を設定しましょう。
②問題を解き、解答を完全に再現できるようにする
次に問題を解き、間違えた問題については、解答が完全再現できるようにしましょう。これはSTEP1の段階ですね。とにかく手を動かすのです。途中式を吸収する習慣をつけましょう。
③解答・解説を見て答案の意味を理解する
これはSTEP2の内容ですね。解答や解説で納得できなければ、講義形式の教科書で公式の意味や使い方を確認したり、先生に質問するなどしましょう。
④最後に総復習する
その日に解くと決めた問題を、1日の終わりに総復習しましょう。全部もう一度解いてみて、自分の暗記に抜けがないかを確認します。これでその日やった数学の問題は、完璧に解けるようになりました。
最強の数学学習環境とは…?
3STEPを確実にこなす方法は、先ほど4点紹介しました。
これが着実に実行できる空間…それこそが武田塾です!!
1週間で、4日間は新しい問題を解き、2日間でその4日分の総復習をします。
そして残りの1日でテストを行い、1週間の進捗状況を講師と確認していくスタイルです。
1週間というスモールステップで、やる気を継続させることができますし、講師や教務の先生方のチェックが1週間おきに入るので、修正なども行いやすいです。
また、調布校には理数系の講師の先生が在籍しているので、日々の学習の中で湧き出た疑問点を解消しやすい環境を作り出せます。
数学の学習や受験勉強に不安を感じている方は、是非一度、教室まで無料相談にいらしてください。
無料受験相談のご予約お待ちしています。
そして、みなさんの学習がより一層質の高いものなることを願っております!!