こんにちは☀
武田塾千歳烏山校講師のMです。
さて、突然ですが、6月になって、5月に受けた模試が返ってきたり、夏の模試を申し込もうか迷ったりしている頃ではないでしょうか?
模試は受けるだけでも時間と体力を使いますが、受けた後の方が大切だとよく言われますよね…?
ですが、直しをするとなると膨大な量のように感じて、正直何からすればよいか分からない…という人や、
直しをするのが面倒で偏差値と判定くらいしか見ていない、という人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、模試の復習がどうして重要なのかと復習をするときの段階についてお話していこうと思います。
現役生や受験生だけではなく、浪人生や高校一年生、二年生にも大事なことだと思うので、ぜひ参考にしていただければと思います♪
なんで模試の復習が大事なの?
模試の復習をした方がいいという言葉はいろんな場所で言われると思うのですが、なぜした方がいいのでしょうか?
大きな理由としては、模試の問題は普段の学校でのテストや問題集の演習とは違い、より実践に近い問題になっています。
さらに、模試の問題はその時期の学生の中で差がつく部分を出題します。つまり、その問題で自分ができなかったところを埋められれば、
他の人たちとの差を埋められる、もしくはさらに広げることができるということです。
また、せっかく時間とお金をかけた模試を受けたままにしておいてはもったいないですよね…?(笑)
次に述べる復習の仕方の中から、最低でも一段階まではしておくといいと思います◎
どうやって復習したらいいの?
復習の仕方に関しては、人によって割くことのできる、もしくは割くべき時間が変わってくると思うので、他の勉強との優先順位も考えつつ
自分に合った復習の仕方を見つけてください。その参考になるかと思うので、段階に分けて説明をしていきます。
①間違っていた部分と範囲の確認
最低でもやってほしいのが、自分の間違っていた場所と範囲の確認です。
自分が間違っていたところを確認したうえで、自分がそれぞれの教科でどの範囲が特に弱いのか、それが平均とどれくらい離れているのかを確認しましょう。
そうすることで自分の今の弱点がわかり、今後の勉強の計画も立てやすくなると思います。
また、模試を解いた時点で気になっていた問題があったら解いたときに印をつけておき、まずはそこから復習するのもいいと思います。
②解き直し
①をやった上で余裕があれば解き直しをしましょう。
まずは自分が一番苦手な教科、点数が低かった教科からやるか、それぞれの教科の一番できなかった部分をやると、
とっつきやすいですし、効率もいいと思います。
もちろんすべて解き直しができることは理想的ではありますが、模試の直しをする前にその範囲の基礎を確認する必要がある、など
自分の今の実力を上げるのに今すぐやるべきことが模試の解き直しではない場合もあるかと思います。
その時は、まずは基礎に戻って定着してきてからもう一度確認として模試の解き直しを利用するといいと思います。
③類題を解く
②をやったら次は間違っていた範囲の類題を解きましょう。
自分が弱かった部分の類題を解いたり、忘れていた範囲の教科書をもう一度読み直したり、場合によっては
ノートにまとめ直すのもいいかもしれません!
類題も他の復習と同様に、優先順位を立てて進めていくようにしましょう!
まとめ
まとめると、
・模試は普段解いている問題よりもより実践に近い貴重な問題であり、自分の弱点の部分とその他人との差が明確にわかるので
復習をした方がいい
・復習の仕方は他の勉強との優先順位も考えて自分に合った段階まで復習をすることが大切
ということです。
人によっては①と③だけのように①→②→③の順番にならない人もいるかと思いますが、それぞれの段階の中でも濃淡を付けながら
より自分の実力を上げられるように模試を活用してもらえればと思います!