早稲田生が受験期に使っていた参考書【英語・世界史】

こんにちは、武田塾千歳烏山校のKです!　今回は私が受験時にお世話になった参考書をいくつか紹介したいと思います。

勉強をしている人のイラスト（男性）

参考書紹介！！

英文読解入門基本はここだ！

英文解釈を勉強しようと思ったらまずはこの一冊から始めてみてください。品詞の解説やＳＶＯＣといった超基本的なところから、応用の挿入や倒置まで幅広く扱っています。「基本」と書いてあるからと言ってこの参考書の到達地点が決して低いわけではありません！

例文50個を解説できるくらいに自分の物にできればMARCHレベルも十分戦えると思います。

基礎英文解釈の技術100

『基本がここだ』の次に勉強する参考書。この本の特徴は解説の濃さ。例文のほぼ全ての箇所がSVOCや品詞で解説されています。

ただ、「基礎」と書いてあるけれど、英文解釈の1冊目として使用することはおすすめしません。

日東駒専レベルの入試問題が難なくこなせるくらいのレベルになってから使用した方が良いです。

僕は背伸びして基礎が固まっていない状態で使ってしまったので結局、基本がここだが終わってからやり直すことになりました…

現代文読解力の開発講座

本格的に現代文を始めて学ぶ参考書…?　少なくとも僕はそうでした。文章を客観的に、論理的に読むとは何かを教えてくれます。

客観的? 論理的? 難しそうに聞こえますが大丈夫です、著者の霜栄先生がわかりやすく語り口調で教えてくれます。

1周目でも十分効果を感じられるとは思いますが、2周、3周と繰り返すことで現代文の構造が目に見えるようになり、10周20周しても学べることがあると思います。現代文で行き詰まった時、一度この参考書に戻ってみてください。きっと答えを教えてくれるでしょう。

センター試験への道　世界史

ここまで英語国語のインプット系の参考書を紹介してきましたが、これは世界史のアウトプット系の参考書です。センター試験の本試と追試の問題が、教科書準拠の時系列で大量に羅列されています。使用時期、使用者は「いつでも、だれでも」です。

使用時期：適時、勉強を終えた範囲から

使用者：主に共通テストでしか世界史を使わない人

例えばオリエントの範囲を完璧に勉強した!　と思ったとします。センター試験や共通テストの過去問でアウトプットしようにも未習分野の選択肢が多く絡んでアウトプットしにくい…といったことが発生する。

そんなときにこの問題集が役に立ちます! オリエントだったらほぼそこの知識だけで解けるようになっているので適切なタイミングで演習しやすいです。共通テストでしか世界史を使わないような受験生にはこのような使い方が良いのではないでしょうか。

ちなみに文系の受験生でもこのような使い方でも構いませんが、文系の場合は個別試験や二次試験で記述や論述が問われる場合があるので、これだけで世界史完璧ってなるのは危険です。別の問題集で補強しましょう。

使用時期：入試直前

使用者：誰でも

文系の人、理系の人、先に書いたようなタイミングで使用した人も共通入試直前で使用する人が多いのではないでしょうか。入試直前に大量に問題を解くことで一気に力が向上しますし、分野別になっているので苦手分野の復習もしやすいです。私自身、現役の時はこれで直前の模試より大幅に点数を更新することができました。