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受験直前期に「もう一度戦略を見直す」ということ。

こんにちは。武田塾千歳烏山校講師のKです。

11月、勉強の秋も折り返しました。

特に受験生の皆さん、

勉強の進捗はいかがでしょうか

4月から勉強を本格化した人でも、9月から本格化した人でも、

「この科目は間に合いそうだな」

「この科目ちょっと進捗マズいな」

という理由から、いったん受験戦略に修正をかけてみる場合も多いのではないかと思います。

そこで今回は、直前期だからこそどういう戦略を組み立てていくか、について書いてみようと思います。

 

1.得意教科?苦手教科?

直前期に重きを置くべきは【苦手教科】一択です。

総得点を上げることを念頭に置いてください。

その苦手科目の中で何をすべきかを把握する方法として、以下のようなものがあります。

過去問を解いてできない箇所のあぶり出し

大問ごと、問題形式ごとにどこができないのかを把握でき、志望校の問題のために何をしていくべきかの分析に一役買います。

何回も過去問を解いている人にとっても、再度チェックの機会になるので効果的です。

直近の数回の模試の結果の分析

勉強を続けてきて、一番偏差値の伸び率が高かったのはどの科目・どの分野でしょう。

ここで、

・勉強して伸びたもの

・勉強して伸びていないもの

・そこまで勉強していないけど伸びたもの

・そこまで勉強もせずに伸びてもいないもの

の整理をしましょう。戦略上非常に重要です。

やってもほとんど伸びなさそうなら、その科目を切り捨てることも視野に入れていかねばなりません。

先生に自分の苦手を聞いてみる

自分ではあまり気づけていない苦手ポイントに、先生が気付いているということは多々あります。

思い切って聞いてみましょう。

おそらく、伸ばすための勉強法も教えていただけます。

 

2.苦手教科の中での優先順位のつけ方

ずばり、今までやってきた教材・参考書に出てきたかどうか、です。

例えば、

あの単語帳の類義語の欄に載っていた

ということがあれば十分対策の打ちようがあります

逆にいくら調べても出てこない(紙辞書の隅っこに小さく載っている)ような事項は、

時間をかけても少しの差にしかなりませんし、そこで周りの受験生と大して差はつきません

伸びる余地のあるもので、かつ勉強材料がそろっているものを優先的につぶしていきましょう。

 

3.終わりに

何を優先させるか、という問題は、この時期、受験生も先生たちも一番頭を悩ませるところです。

しかし、そこに立ち返って再考するからこそ、これまで以上に勉強の効率が上がる可能性が生まれます。

悔いのない受験生活となるよう、最後まで粘り強く考え抜いてほしいです。

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