ブログをご覧の皆さん、こんにちは!武田塾千歳校です!
突然ですがみなさん、志望校の過去問は解いてみましたか?
まだという人はぜひ一度解いてみてください。
過去問を解いてみるとわかると思いますが偏差値が高くても過去問を解けるとは限りません。
では、なぜ偏差値が高いのに志望校の過去問が解けないのでしょうか?
今回は偏差値が高くても過去問を解けない理由と過去問を解けるようになるにはどうしたらいいのかをご紹介していきます。
・過去問が解けない
・早慶志望
このような人は必見です!
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偏差値が高くても過去問は解けない!
武田塾に寄せられた質問の中にこんな質問がありました。
「慶應志望の高校3年生で英語に自信があり、模試でも英語の偏差値は80を超えることもありました。ですが過去問をやってみたところほとんどわかりませんでした。オススメの参考書はありますか?」
偏差値80はかなり高いですよね。にもかかわらず過去問はほとんど解けなかったというのはなぜでしょうか?
答えは大学によって試験内容や方法に特徴があるからです。
例えば数学の数列が得意でそこを得点源にしているとします。しかし大学によっては数列がほとんど出ないところもあります。
そこの過去問では得点源である数列がないのでいい点数が取れません。
逆に数列を多く出す過去問ではとてもいい点数が取れます。
このように偏差値が高くてもその内容は人それぞれです。
そのため、早いうちから過去問でどんな分野が多く出題されるのか、どんな力をつければ過去問で点数が取れるのかを知っておいた方が効率的に合格に向けた勉強ができます。
また、特に早慶志望の人は注意してください!
早慶の問題は高校で習わないような内容やクイズのような内容が一部出ます。
解き方にコツが必要な問題が多いため、偏差値が高いだけでは対応できません。
そのため早慶の過去問は模試の偏差値が高くても解けないことが多いです。
過去問が解けるようになる方法
過去問が解けない理由がわかったところで、次は過去問を解けるようになる方法をご紹介していきます。
過去問が解けるためにはそれに特化した参考書での対策が必要になってきます。
・「レベル別英語長文問題ソリューション」
・「関正生のThe Rules英語長文問題集」
・「関正生の英語長文ポラリス3」
これらの難関大レベルの参考書がオススメです。
大事なのは使い方です!
しっかり自分のものにしていってください。
過去問を解く効率的な順番
早慶を受験する人の多くは複数個の学部を受験します。
そこで各学部の過去問をどう解いたら効率よく勉強できるのかという質問を多く受けるのでご紹介していきます。
各学部の過去問はそれぞれに特徴があるので長文を軸に考えていきます。
最初は慶應の法学部・経済学部・商学部です。
この3学部が早慶の入門編となります。
ここが解けないと他の学部の英語は厳しいのでまずこの3学部をやりましょう。
次に早稲田の教育学部・政治経済学部・商学部です。
文学部や文化構想学部を受ける人はここに追加しましょう。
次は早稲田法学部・慶應SFC・早稲田国際教養学部です。
この3学部はかなり難易度が上がるのでここまでできれば早慶はある程度いけます。
ただこの後にラスボスである社会科学部があります。
社会科学部が圧倒的に難しいのでこれは最後にしましょう。
また、早慶特有の多肢選択問題を対策したい場合は
慶應理工学部→早稲田スポーツ科学部→早稲田商学部→早稲田法学部→早稲田国際教養学部→早稲田社会科学部
の順番をオススメします。
早慶の英語比較!
早慶とひとくくりにすることが多いですが、早稲田と慶應の出題や難易度は全く別物です。
それでは学部ごとに早慶を比較してみたいと思います。
早慶の法学部
慶應
まず慶應の法学部では左右の単語を足してできる単語を解答するといった単語クイズのような奇問が出題されます。
高校で習うことのない非常に難しい英単語の定義を選ぶ問題なども出題されます。
これは文脈から推測して選ぶしかないですね。
また、会話問題には見たことないようなイディオム(慣用句)が出されます。
インタビュー問題では設問とそれに対する答えを問われますが解き方にコツがいります。
一方で読解問題はそこまで難しくないので奇問をどれだけパッパッと解いていけるかが大切になります。
難単語やわからないところに気を取られてしまうととても難関に感じるので惑わされずに取れるところを取っていくことが大事です。
早稲田
早稲田の法学部の方が慶應の法学部よりも英語が難しいです。
早稲田の英語は正誤問題が出題されます。
予備校で答えが割れるほど難しいです。
みなさん嫌いな前置詞問題も出題されます。
読解問題も慶應より難しいです。
いちばん難しいのが英作文です。
絵が出され、何を言いたいのかということを英語にして書きます。
この英作文の問題は書ける人が本当に少ないです。
早稲田の英語の難しさのポイントはたくさんの選択肢の中から複数答えを選ばなければならないというところです。
慶應も早稲田も奇問難問は出ます。
ただ奇問難問ではない問題(解けなければいけない問題)の中で要求される難易度が早稲田大学の方が高いため早稲田の英語の方が難しいです。
今回のまとめ
今回は偏差値が高くても早慶の過去問を解けない理由と対策をご紹介しました。
早慶の試験問題には高校の授業では習わないような問題やコツが必要な問題がとても多く出題されます。
そのため、模試の偏差値が高くてもそのような問題に対応できずに全く点数を取れないということになりがちです。
焦ってしまうかもしれませんが、初見では過去問は解けなくて当然です。
周りの人たちも解けないので心配しないでください。
偏差値が高いということは基礎がきっちりできている状態なのであとは早慶に特化して対応していくだけです。
模試の偏差値だけでは過去問は解けないということをまずしっかり覚えて、志望校専用に対策する時間を確保できるように心がけましょう。
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