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先取学習と定期テスト計画!高校1・2年生 学年ごとの違いとは?

皆さんこんにちは。

青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!

武田塾青森校です。

高校3年生、既卒生といった受験生の皆さんは志望校合格に向けて、今一生懸命に頑張っています!高校1年生、高校2年生の皆さんはなんとなく「対岸の火事」「他人事」のように思ってませんか?

 

でも、そんな皆さんもいずれ受験学年に上がり、先輩達と同じような悩みや苦労を経験することになると思います。

 

高校1年生の皆さん、中学時代とは違って科目数が格段に増えましたよね?高校2年生の皆さんも、1年生時代の戸惑いをそのままに毎日なんとなく部活したり、なんとなく授業を受けて、なんとなく定期テスト前だけの勉強で満足してしまっていたりしませんか?

 

貴重な高校生活の一日を無駄にしないためにも、今回の特集を御覧になって自分自身の勉強習慣を振り返ってみましょう。

 

学生グループディスカッション

1・高2生 勉強内容や方法に違いはあるか

 

 

1と高2で大きな違いはありませんが、「置かれた状況」に違いがあります。

 

2生は先取学習を意識すべき科目がある

 

先取り学習というのは、学校の授業のペースより早めに自学自習で進めてしまう学習のことです。

 

おそらく皆さんが先取しやすい科目といったら社会といった暗記中心の科目だと思われます。しかし、本当に先取学習してほしいのは「数学」や「理科」といった理系科目が中心で、これに「英語」が加わります

 

なぜなら、理系科目は学習範囲がかなり広く、学校の授業のペースだと受験期ギリギリになって終わるというパターンが多いからです。代表的なのは数学Ⅲです。そして英語は、文系理系問わず、受験で必須の科目であり、早めに進められるなら進めておきたいところです。一方で社会は志望校や志望学部によっては受験に不要だったり、共通テストまでしか使わない科目であることが多く、先取学習したとしてもコスパが良くありません。

 

主要科目でありながら、かつ、授業のペースだと間に合わない数学や理科、英語の先取学習を狙っていきましょう。

 

2生の先取学習のお供「講義系参考書」「問題集」

 

先取り学習をする場合、学校の授業では基本的にフォローしてくれませんから、自学自習しきる必要があります。

 

その際に必須なのが、いわゆる「講義系参考書」と呼ばれているものです。授業を紙面上に完璧に再現した参考書になるので、講義系参考書を使って「先取授業を受け」、の後に「問題集」を使ってアウトプッしていきます。

 

初めから始めるシリーズ

※画像は一例として数学の講義系参考書「初めから始める」シリーズです。

 

講義系参考書を使うときに留意したいのは「授業と同じ注意点」です。

 

これまでのブログ「授業では”わかる”段階までしかやってくれない」ということを説明してまいりました。その後の「やってみる」「できる」は一切授業ではフォローしません。「講義系参考書」で授業を再現しても、ここだけで満足してしまって、「問題集」でのアウトプットを全くやらない方がいます。「やってみる」→「できる」の過程がないと絶対に身につきません。

 

わかるやってみるできる

 

必ず「問題集」を使って学習した範囲をアウトプットし、知識の定着を図ることを忘れないでください!

 

数学基礎問題精講

※画像は問題集の一例として「数学基礎問題精講」シリーズです。

※学校で青チャートなどを採用している場合は「チャート式」シリーズでも可。

 

2生の先取学習 その条件とは

 

先取り学習するには条件があります。

 

1生の時に学習した範囲を含め、今までの習得事項が全て頭に入っていることです。もし不安であれば必ず復習を挟んでください。

 

1生はモチベーション維持が鍵

 

中学校は同じ学区の集まりで学力は様々ですが、高校となると「同じような学力」を持った生徒が集まるため、勉強の差が如実に表れます。似た学力を持つ生徒が集まるので、同じように授業を受けているだけでは、成績上位に上がることは難しくなります。他と差をつけるための要素が必ず必要です。

 

2生の場合、学校の授業のペースが遅くなる関係から先取学習をお勧めしましたが、1生の場合、先取りする条件の一つである「高1履修範囲のインプット」がまだ済んでいない状態であるため、先取学習はお勧めしません。

 

1生にとって大事なのは「目標をおいて計画を立て、それを実行し、問題点があれば改善していく」という一連の学習計画を習慣化することです。

 

例を挙げましょう。「1200個ずつ英単語を勉強し、1週間で800個覚える」とします。初日は出来たけど、次の日は部活があって何もできず、その次の日は100個が限界になって、結果1週間で半分の400個までしか覚えられなかったとしましょう。こういった場合、生徒のその後は大きく2つあります。「萎えてしまって”勉強飽きた”」という生徒、「現実的な目標じゃなかった・・修正しよう」という生徒に大体分かれます。この場合、ぜひ後者であってほしいと思います。

 

ターゲット1900

※画像は例として「英単語ターゲット1900」です。

 

そしてここが大事なのですが、11日の計画作りに慣れることはもちろんなのですが、ぜひとも「中期的な目標」を立ててください。これがモチベーション維持のために必要であり、結果的に他の生徒と差がつく大事な前提要素となります。例えば「高2に上がる直前の高13月までに、英単語帳を最低でも5周し、英単語2000個の自己テストで9割以上を取る」といった具体的な目標です。

 

最初は3月だったけど、遅れたから4月にしようとか、ずるずる計画を先延ばししていくと全く緊張感がなくダラけてしまいます。一度立てた中期目標の期限日は原則ずらさないようにしましょう。

 

1生、自分で計画作りは初めてだという方は”失敗”から学ぶ

 

どんな理由で計画倒れに終わってしまうのか、分析してみましょう。

 

計画通りにいかないのはいろいろな要素があります。部活、病欠、睡眠不足、模試、学校行事など、挙げていったらきりがありません。「そういえば、部活の練習試合を考慮していなかった」「スマホ時間が勉強時間を圧迫しているようだ」「考えてみると友達との遊び時間も際限がないよな・・」など、心当たりのある項目をリストアップしましょう。

 

そして対策を練ります「部活は部活で集中し、メリハリをつけよう」「そのためにも疲れを残さないのが大切だ、お風呂はこの時間にしよう」「友達と遊ぶときも"〇時まで"と約束してから遊ぼう」などなど、計画倒れになってしまう原因の改善案を練ってください。

 

失敗があると当然、計画の修正を要します。先ほど言った通り、中期目標の期限は原則ずらせないので、遅れを取り戻すには1日の勉強量や勉強時間を増やしていく対策になります。例えばバスでの移動時間など「隙間時間を活用して勉強時間を増やそう」といった対策になります。

 

1生は、計画作りに慣れるということを主な目標としてください。そのためには、次の「定期テスト対策」の項も参考になると思います。

 

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1・高2生 定期テスト対策(高1、高2共通)

 

 

1、高2生にとっての受験は年単位で先の話になります。したがって「受験」だけにフォーカスをあてて、いわば「長期目標」を立てたとしても、モチベーションを保てる可能性は正直言って低いです。しかし、短期や中期目標ならば持続させることができます。その恰好の機会を与えてくれるのが「定期テスト」です。

 

1、高2生にとって「定期テスト」=「受験の予行演習」である

 

とはいえ大学受験は、志望校合格というゴールを設定し、長期計画を立てて勉強を進めていく必要があるのも事実です。しかしながら、いざ高3生になって「やるぞ!!」と思っていても、長期計画を実行できる人はごく少数なのも事実です。だからといって、受験学年になるまで手をこまねいていていいのでしょうか。

 

いきなり本番を迎えるよりは、予行演習を経由すると成功しやすいのはものの道理です。そのために「定期テスト」を活用しましょう。

 

定期テストはテスト範囲が発表され、大抵はその範囲も狭いので、計画(とくに短期計画)を立てやすいです。定期テストの日程があり、その日までの残り日数、各教科の範囲、こういったものを全体的に俯瞰して「1日単位の勉強量」を逆算してください。そして計画を実際に実行します。

 

1、高2の定期テストのたびに、この計画作りの練習を繰り返せば、いざ受験学年に上がって長期目標を立てても「計画を実行できる習慣付けと経験」があるため、スムーズに「受験」へとシフトしていくことが可能です。

 

3生になったら「定期テスト」を「第一志望校受験日」に、読み替えていくだけです。

 

勉強習慣

 

学校で配られた参考書や問題集もうまく活用しよう

 

定期テストは学校で配られた参考書類から出題されるはずです。一部には学校の先生が作成したプリント類から出題するということもあるでしょうが、短期計画を立てる練習には持ってこいの素材です。

 

前述の通り「1日単位の勉強量」を算出しながら、「受験の予行演習」を繰り返しましょう。

 

「定期テスト」=「受験日」だと想定して、高1、高2生の頃から勉強を習慣化できればしめたものです。

 

また蛇足ですが、指定校推薦や総合型選抜といった推薦合格を狙う場合は、高1からの学習姿勢(出欠や部活動など)、各科目の評定などが加味されますので、定期テストの対策は重要になってきます。

 

※推薦入試など、入試形式の詳細についてはこちらを参照してください。

 

1・高2生 まとめに代えて~武田塾青森校のススメ

 

 

武田塾青森校の無料受験相談のススメ

 

いかがだったでしょうか?

 

2生向けには「先取学習」1生向けには「勉強計画の重要性」高1生、高2生の共通事項として「定期テスト対策」を取りあげました。いずれも、自分自身で計画を立てて実行、改善できるなら言うことはないのですが、次のような方もいらっしゃいます。

 

・先取学習というけど、普段の学校の授業のこともあるし、うまく両立できない。

・自分で計画を立てても、成績が上がらない。

・自分で計画を立てても、途中で心が折れてしまう。

・失敗した時(計画通りにいかなかった時)、修正した計画を立てられない。

・定期テスト対策といっても、部活などがあってなかなか集中できない。

 

皆さんの中にも、こういった方はいないでしょうか?上記のような悩みを持つ方がいたら、ぜひ武田塾青森校の無料受験相談を受けてみてください。

 

 

難関大学受験を今から準備するなら武田塾青森校へ

 

また以前、次のような特集を組ませていただいてました。

 

「挑戦!武田塾青森校で37週かけて早慶レベルに到達!?」

「チャレンジ!国公立大学入試受験 志望レベル別の勉強計画とは」

 

まだお読みになってない方はぜひご一読ください。例えば上記の一つ「早慶レベルに37週で到達」というのは、標準的な生徒さんであれば十分に達成が可能です。また、37週ということですから、高1、高2生のうちからスタートすれば、受験学年時に余裕が生まれ、他の対策に時間を割くことができ、確実にライバルに差をつけることができます。

 

また、2生の皆さんにとっては「先取学習」の実現、高1生の皆さんには「計画に則った毎日の学習習慣作り」が武田塾青森校を通じて可能となります。皆さんが苦手とする「計画立案」の部分、計画変更を要する場合の「修正立案」にとどまらず、最適な参考書類、そのルートの提示、正しい勉強方法の伝授、部活や行事を挟む場合の進捗管理といったものを全て武田塾青森校に任せることが可能です。

 

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