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【受験生向け】模試の特徴 河合(全統)、駿台、進研、東進、武田塾

皆さんこんにちは。

青森市で大学受験合格を目指すなら武田塾!

武田塾青森校です。

 

皆さん、模試は受けてますか?模試を受ける狙いは次の通りです。

 

現状の足りない知識の確認

②足りない知識の対策を立て、実行する

 

以上の2点が大事です。くれぐれも次のようなことはやってはいけません!

 

「模試の判定や偏差値で一喜一憂してしまう」

 

「志望校がE判定だった、やる気が起きない」といったことは不毛です。だからこそ勉強するのであって、受験日までずっとE判定で甘んじるわけではないですよね?

 

またA判定取ったから余裕!」というのも浅薄な考えです。その模試でA判定だったとしても、本番前の一時期を切り取ったに過ぎません。本番でどうなるかはわかりません。

 

そんな模試ですが、1度も受けないというのも困りものです。

 

現役生の方は在籍高校で主催してくれる模試もありますが、特に浪人生にとっては、まったく模試を受けずに本番に臨むというのは避けたいところです。冒頭にも書きましたが「足りない知識の確認と、その対策」ができなくなってしまうからです。

 

今回は主要な模試、河合(全統)、駿台、進研、東進、武田塾、各模試の特徴を特集します。

 

※各模試の主催塾、主催予備校の敬称は省略させていただきます。

 

模試を受けている人

 

模試の特徴 模試の種類

 

 

まずは種類別で見ていきましょう。3つあります。

 

マーク模試

 

主に共通テストを意識した出題形式を取っています。本番の共通テストを想定して「時間配分」に注意しながら解きましょう。

 

時間配分とは、先に問題全体を見渡して「解ける問題」と「難しい問題」を区別し、解ける問題を先に解いて「難しい問題のための時間を多めに作る」という戦略を言います。難しい問題に時間を多く割くことによって、得点を少しでも上げていくという考え方です。これは、模試に参加して「実戦慣れ」を作っておかないとなかなか身につきません。簡単そうに見えて難しいです。

 

また、マークを塗りつぶすという作業自体も、慣れを作っておきたいものです。「塗り忘れ」「塗り間違い」といったケアレスミスはもちろんですが、「塗るという行為自体、時間がかかる」ので、これを加味した時間配分も必要です。意外と塗る行為に時間をかけているものです。80分の試験時間で概ね5~7分程度は「塗る行為」に充てています。したがって、前述の「時間配分」と合わせて考えると、この5~7分を差し引いてシミュレーションしないとタイムオーバーになってしまいます。

 

模試を使った「実戦慣れ」が大事だと言うことがお分かりいただけるかと思います。

 

記述模試

 

主として、国公立大学の2次試験に合わせた出題形式です。

2次試験は各国公立大学によって科目指定は違いますが、記述という点では同じです。

 

「時間配分のシミュレーション」と「実戦慣れ」がここでも大事ですが、マーク式のように、塗りつぶしたら偶然正解だったということは起きません。自分自身の知識、論理力で勝負する模試となります。

 

大学別模試

 

特定の大学に特化した模試もあります。

 

東大、京大、一橋大、阪大、早稲田大、慶應大といった難関大学の2次試験問題は非常に難しいため、傾向を知るという目的で受けてみるのもアリです。また「これまで取ってきた2次試験対策が有効かどうかを確認するための模試」という位置づけで考えてもいいかと思います。

 

確認テスト解答状況

 

模試の特徴 短くまとめると

 

 

では、河合、駿台、進研、東進、武田塾、以上の模試の各論に移ります。

 

河合(全統)模試 受験者数が最も多い

 

受験者数が最も多い模試で、それゆえに順位や偏差値に信頼性があります

 

具体的な数字で言えば、受験者数40万人、年間ベースで280万人が受けるとされていて、河合塾の講師が入試問題を研究し、作問しています。基本から応用までバランスの良い問題構成です。

 

駿台模試 ハイレベルな模試

 

理系科目の難易度が非常に高いのが特徴で、実力者向けの模試となります。受験者数は河合塾模試に次いで多いです。

 

東大や京大といった超難関大学を目指す場合、実力を測るために受けるという方が多いです。一方で、基礎力にまだ不安がある生徒は、他の模試を受けたほうがいいいでしょう。

 

進研模試 算出された偏差値に注意

 

絶対的な受験者数でいえば、河合(全統)模試をしのぐと言われていますが、大学受験をしない生徒も受けているので偏差値への信頼性は低くなります。

 

皆さんのほぼ全員が受けた経験があると思います。学校で受けている模試の筆頭です。前述の通り、大学受験をしない生徒も受けるため、問題の難易度が最も低く、また、はじき出された偏差値から1015程度を引いた数値が実際の偏差値となります。

 

東進模試 分析は厚いが母数としては少なめ

 

東進に通う生徒が受けていて、他模試と比較して受験者数こそ少ないですが分析力は高いと言われています。

 

半面、ほぼ東進ハイスクール在籍生のみの模試のため、偏差値の信頼性は低いです。利点としては丁寧な分析結果が出るため、模試の復習のやり方がわからない方は受けてみてもいいかもしれません

 

武田塾模試 共通テスト特化

 

武田塾に通う生徒を中心に、共通テストの傾向を分析した模試となります。対象は高3生、既卒生です。

 

3回、6月、9月、11月の実施です。共通テストに特化した模試となり、大問数、配点、思考問題の数といったものは共通テストとまったく同じ形式のため、本番慣れを作るのに最適です。

 

模試の特徴 具体的にどんな模試があるか

 

 

詳細は各模試主催サイトで確認してください。

※在籍高校で開催してくれる模試も一部あるので、確認してください。

 

河合(全統)模試

 

模試名

模試名

1回~第3全統共通テスト模試

一橋大入試オープン

1回~第3全統記述模試

東工大入試オープン

1回~2東大入試オープン

神大入試オープン

1~第2名大入試オープン

北大入試オープン

1回~2京大入試オープン

東北大入試オープン

全統プレ共通テスト

阪大入試オープン

早慶レベル模試

九大入試オープン

 

駿台模試

 

模試名

模試名

1回~2atama+共通テスト模試

九大入試実戦模試

1回~第2東大入試実戦模試

阪大入試実戦模試

1回~第2京大入試実戦模試

北大入試実戦模試

1回~第3駿台ベネッセ大学入学共通テスト模試

名大入試実戦模試

1回~第2駿台全国模試

神戸大入試実戦模試

駿台atama+プレ共通テスト

東北大入試実戦模試

 

進研模試(7月以降のみ)

 

模試名

総合学力記述模試

 

東進模試

 

模試名

模試名

早慶上理・難関国公立大模試

東北大本番レベル模試

全国有名国公私大模試

一橋大本番レベル模試

大学合格基礎力判定テスト

東工大本番レベル模試

共通テスト本番レベル模試

名大本番レベル模試

全国統一高校生テスト

阪大本番レベル模試

京大本番レベル模試

神戸大本番レベル模試

九大本番レベル模試

北大本番レベル模試

東大本番レベル模試

千葉大本番レベル模試

 

広島大本番レベル模試

 

武田塾模試

 

模試名

1回~第3回武田塾模試

 

模試の特徴 「まったく受けない」&「受け過ぎ」に注意!

 

・模試を「まったく受けない」

・模試を「受け過ぎ」

 

どちらも問題です。

 

冒頭にも書きましたが「まったく受けない」というのは、実戦慣れの機会を失ってしまうのでお勧めしません。

 

「受け過ぎ」も非現実的です。

 

模試を受けたら当然、復習をしますので、受け過ぎるとそれだけ負担になります特に8月から11月にかけては、河合、駿台、東進といった各模試が過密に予定されており、必要な模試に絞らないと大変なことになります。なぜなら89月からは「共通テストでしか使わない科目」の勉強を本格的に開始し、早い人は「志望大学の過去問演習」に入っている時期であり、模試の復習ばかりに時間を充てられないからです。

 

勉強習慣

 

模試の特徴 お勧めの模試(7月以降)

 

 

以下のように絞っていきましょう。

※実施日、受付〆日については各主催サイトを参照してください。

※在籍高校で開催してくれる場合もあるので、確認してください。

 

主催

模試名

形式

河合

2回、第3全統共通テスト模試

マーク

河合

2回、3全統記述模試

記述

武田塾

2回、3武田塾模試

マーク

駿台

2回駿台全国模試

記述

河合

早慶レベル模試

記述

河合

全統プレ共通テスト

マーク

駿台

駿台atama+プレ共通テスト

マーク

 

偏差値の信頼性が厚い河合(全統)模試を中心に組み立てます。

上の表全てを受けきる必要はありません!(ただし武田塾模試は、塾生は受験必須ですので加えました)

 

全受験生共通で、全統共通テスト模試と全統記述模試はなるべく受けておきたいところです。

 

大学別模試については、自分の志望校の模試があるなら、実際の2次試験でも「共に戦う」受験生が受ける場合が多いので考慮してみるべきだと思います。ただし、全統共通テスト模試、全統記述模試を優先しましょう。

 

まとめ 模試の特徴と注意点

 

 

「模試を受ける意味」を再確認してください。

 

現状の足りない知識の確認

②足りない知識の対策を立て、実行する

 

例えば模試で英語の点数が悪かったとします。自己採点結果と解説を比較すると、「分詞構文」を理解していたら正解だった問題が複数あった。「分詞構文」を問う問題の他の受験生の正答率が高いのに、自分は不正解だった。これは緊急に対策しないといけない!

 

よし!〇〇〇(←ネクステージなどの参考書名)の該当箇所を見直そう!」

 

こういった感じに分析を行います。数学や国語、理科や社会も同様です。

模試は、分析と、その改善を行うためのツールと考えてください。

 

くどいようですが、判定や点数に一喜一憂しないこと!その模試は、あなたの「一瞬」を切り取ったに過ぎません。これからいくらでも伸びますし、油断して勉強しなくなれば成績は落ちます!

 

※既卒生向けには特に注意を促しておきます。既卒生は「秋以降の現役生の追い上げ」を模試で実感するはずです。それまでA判定だった大学がC判定に落ちたりします。したがって、良い意味で緊張感を持ち、勉強時間を増やすなどの対策をしてください!必要以上に焦らない!これ大事!

 

模試の受け方、模試を受けた後どう分析すればいいのかわからないという方は、無料受験相談を受けてみてください。武田塾青森校では皆さんの相談をお待ちしています。

 

武田塾青森校では無料受験相談を実施しています。

 

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