皆さん、こんにちは!
青葉台駅徒歩1分でアクセス抜群の「授業をしない」大学受験予備校、武田塾 青葉台校 です。
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早稲田大学・慶應義塾大学・東京理科大学・上智大学といった難関私立大学や、MARCH(明治大学・青山学院大学・立教大学・中央大学・法政大学)、日東駒専(日本大学、東洋大学、駒澤大学、専修大学)等に逆転合格したい受験生を応援する 大学受験逆転合格専門塾 です。
みなさん出願校はだいたい決まっているでしょうか?
〇〇大学!のように確定していなくても大丈夫です。
なぜなら共通テスト後の
自己採点結果を見ない限りは
出願先は決められないので!!
しかし要注意が1点あります。それは、
共通テストの自己採点後の出願校決定の方法
です!!
この最終決定でズレた選択をしてしまうと
せっかくの受験勉強が水の泡になりかねません。
今回はこの”共通テスト自己採点後の出願決定”について紹介します!
自己採点後の落とし穴は”判定”
1月中旬の土日に共通テストを行い、
月曜日に自己採点を行うひとがほとんどです。
高校3年生は学校で一斉に自己採点を行います。
(このときの教室の空気はここでしか味わえません)
自己採点が終わった後、学校や予備校では
その点数をネット上のシステムにかけ、
各志望校の合格可能性を判定として出します。
模試と一緒ですね。
A~E判定が出るアレです。
もちろん膨大な数の受験生のデータから
算出される判定ですので、
参考にはなります。
が、しかし!
判定”だけ”をあてにすると次のような落とし穴がありえます。
落とし穴❶:予備校ごとに判定が違うんだけど…?
これは毎年最もよく出てくる質問です。
判定システムを運営する予備校さんは
河合塾さん、駿台さん、東進さんなど複数あります。
どれも各々のアルゴリズムに沿った
算出ですので、どれが良いとか悪いとかはありません。
しかし結果的に
「何を信じればいいかわからない…」
ってなってしまいますよね。
落とし穴❷:低い判定が出たけど、2次試験で逆転は不可能なの?
EやDなどの判定が出たけど、
そもそも共通テストの配点が低い大学はたくさんあります。
例えば千葉大学の教育学部は、
共テ:2次=450:1000
という比率です。
共通テストの点数が低かったら
判定も当然低く出ますが、
そもそも”2次試験で逆転できる”かもしれませんよ?
落とし穴❸:高い判定が出たけど、2次対策は十分なの?
落とし穴❷の逆パターンですね。
共通テストがうまくいって
高い判定が出たからといって、
勇み足で出願するのは少し待ちましょう。
考えられる落とし穴は、
”2次試験で充分な点数が出せずに不合格”
です。
極端な話、
いくら共通テストでA判定が出ても
2次試験が0点では合格はまずありません。
落とし穴❹:私立大学の判定
私立大学の試験も、共通テスト後に判定を出すことはできます。
しかし共通テストを利用しない試験での
判定はどこまで信用できるでしょうか?
共通テストは独自の出題の仕方(特に数学)
ですので、共通テストは苦手でも
私立大学の個別試験では得点できるひとは少なくありません。
共通テストの判定以外で出願校を決める方法
ここからは、
判定に惑わされずに出願先を決定する方法を
3STEPに分けて紹介します。
STEP1:自己採点をし、志望大学の合格平均点を調べる。
まずはなにがなんでも
共通テストの自己採点はしなければ話は始まりません。
その後、出願するか悩んでいる大学の
”合格平均点”を調べましょう。
ここでいう合格平均点は
「共通テスト+2次試験」の合格平均点です。
共通テストだけの合格平均ではないので注意です!!
加えて、
「平均点ではなく合格最低点でよいのでは?」
という意見もよくききます。
最低点でも構いませんが、
点数は年度によって上下するため
最低点を目標にするのは危険です!
例:広島大学経済学部志望の場合…
今回は仮に以下のような生徒Aさんを
想定して図を作りました。
★共通テスト自己採点結果
900点中610点
★広島大学経済学部(昼)前期日程
・配点は、共テ:2次=900:800
・昨年度の合格平均点は、1700点中1070点
STEP2:合格平均点からあなたの共通テストの点数をマイナスする
調べた合格平均点から、
あなたの自己採点結果を引いてみましょう!
すると、
”あなたが2次試験で取らなければならない点数”
が算出されます。
広大経済学部志望のAさんの場合、
1070ー610=460点
これが2次試験の合格目標になります。
STEP3:残りの点数をとれるか過去問から”あなたが”判断する
ここまできたらあと少しです。
STEP2で算出した2次の目標点を%に直し、
過去問を解いて分析をしながら、
「残り日数でこの%までもっていけるか」
を”あなたが”判断しましょう。
Aさんの2次試験目標点は460点ですので、
460÷800=57.5%
を、あと1か月半で取れるかの勝負になります。
全科目の過去問を解いて解説を読んでみて
・現状何%ぐらいとれるのか
・残り日数で目標まで上げられそうなのか
など、受験生本人がジャッジしてください。
「学校や塾の先生がいけるって言ったから…」
「自分は本当は別の大学に出願したかったけど…」
のような言い訳は、あとの祭りです。
まとめ
以上のような出願校決定方法を
用いれば、判定による落とし穴はすべて回避できます。
落とし穴❶:予備校ごとに判定が違うんだけど…?
落とし穴❷:低い判定が出たけど、2次試験で逆転は不可能なの?
落とし穴❸:高い判定が出たけど、2次対策は十分なの?
落とし穴❹:私立大学の判定
どんな判定が出たとしても
”あなたが2次試験で目標点に届かせるかどうか”
で出願を決めている以上、
判定には意味がありません!!
私立大学や後期試験も同様です!
E判定でも、
2次のこの問題レベルでこの%取ればいいならイケる!
となるかもしれませんし、
A判定でも、
この大学の2次試験の問題ニガテだから目標に届かないかも…
となるかもしれません。
2次の目標点を算出し、
過去問を解いてみて届きそうかどうか
”あなたが”判断する。
ぜひ悔いのない形で受験を終えてください!