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【めざせ国公立!】国公立受験経験者が語る、この時期の古文の対策

皆さん、こんにちは!

武田塾青葉台校、講師のIです。

私は国公立大学を目指して受験勉強をしていました。

国公立の受験を考えると多くの教科の対策が必要になりますよね。

その中で何を優先して、どの程度まで仕上げていくかに悩んでいる受験生が多いのではないかと思います。

そこで、当時の経験を踏まえて、

主要教科に関して、どの程度の完成度を私が意識して勉強していたかをお伝えしたいと思います。

今回は「古文」になります!

 

高3の夏までに到達してもらいたい仕上がりは?

  古文は、後々他の科目に時間を取られ、勉強する時間を確保しづらくなるので、

夏ごろまでには入試で使える力を養成しておくようにしましょう。

 

具体的な目安としては、

高校3年生の夏ごろに行なわれる河合の全統マーク模試で8~9割程度

取れるくらいです。

この程度の力があれば、秋ごろから徐々にウェイトを減らしてよいでしょう。

 

 

 

ちなみに私が使った参考書は、

「ステップアップノート30古文編」

「古文単語315」

だけでした。

基本的な知識と文法はこの二つの参考書で十分に足ります。

 

 

 

古文の勉強方法のコツとは?

古文勉強法のコツとしては、

いま紹介した2冊と並行して 品詞分解 を毎日欠かさず行なうことです。

品詞分解とは「文の中で使われている言葉をその品詞別に分けていく作業」になります。

 

この品詞分解を行なうことで、

言葉と言葉の繋がり方からどの意味の言葉がくっついているのか判断できるようになります!

これによって、紛らわしい文が出ても正確に訳すことが出来るようになるため、

読み違えが減らせます。

 

 

品詞分解に使う文章でオススメの参考書は

【古文上達 基礎編 読解と演習45】

になります!

 

 

【古文上達 基礎編 読解と演習45】の特徴

こちらは、大学入試に必要な基礎的な古文読解力が身につくおすすめの参考書です。

日大レベルやセンター試験レベルまでの問題なら、この1冊を仕上げることで対応できます。

問題数は45題と比較的多くなっていて、

入試の古文問題を解くために必要な知識がもれなく網羅されているのが特徴です。

 

この参考書で、毎日品詞分解をして、文法の識別力を高めることが重要です。

私も1日あたり3~5つ程度の文の品詞分解を行なって古典文法の理解が格段に深まりました!

 

品詞分解にチャレンジ! ~次の手順を踏んでね~

 

①まずは振れるところに品詞を分ける線を引いていく

 名詞やなじみのある動詞、助詞は引きやすいと思います。

品詞分解1-1

 

 

②品詞の活用変化などを書き込んでいく

品詞分解2-1

このように、分けたパーツが、

それぞれどんな品詞でどんな活用なのかが分かると訳しやすくなります!

 

③品詞分解で確認した分け方や接続にしたがって訳してみる!

 ここでの訳は「辞めさせることができない」

 ※品詞分解していくなかで訳や活用が曖昧なところがあれば、他の参考書で調べてみましょう。

 

慣れるまでは、かなり時間のかかる作業ですが10問くらいこなしていると、

係り結びや呼応の副詞、よくある助動詞の組み合わせなどに目が留まりやすくなります。

それによって、読むスピードも正確性も格段に上がります!

皆さんも是非、チャレンジしてみましょう!

 

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