こんにちは。秋田駅西口から徒歩3分、OPAの目の前、武田塾秋田校です。
今回は「秋田県の公立高校入試制度はどうなってる?2023年度以降は何が変わるの?」というテーマで、お話していきたいと思います!
さて、県ごとに色濃く特徴が出やすいのが、公立高校の入試制度です。
特に秋田県では、2023年度以降、入試制度が変わるという発表がすでに行われております。
ということで本記事では、秋田県の公立高校入試制度の特徴や変更点など、わかりやすく解説していきたいと思います。
では参りましょう!!
【秋田県】現在の公立高校入試制度の特徴はこちら!
まず気になるのは”入試日程”ですね!
出願受付日 | 検査日 | 合格発表日 | |
前期選抜 | 2021年1月15日(金)〜1月19日(火)正午 | 2021年1月28日(木) | 2021年2月5日(金)午後4時 |
一般選抜 | 2021年2月12日(金)〜2月16日(火)正午 | 2021年3月9日(火) | 2021年3月17日(水)午後1~4時 |
ここは特筆すべき事項は、ほとんどないかと思います。
面白いのは、内申点の扱い方でしょう。
内申点の扱い方 | |
中1 | 9教科×5段階 |
中2 | 9教科×5段階 |
中3 | (5教科×5段階)+(実技4教科×5段階×2)=65点 |
他の県でも結構ある方式ではありますが、中3の実技4教科の内申点が2倍になります。
さて、もう一つ気になる情報として、出題傾向の分析と対策について、科目別に見ていきましょう。
【秋田県】公立高校入試問題の出題傾向・対策
出題傾向 | 対策法 | |
英語 | 5問中3問が長文読解。英作文が出る。 | 長文は毎年ほぼ同じ形式なので、過去問演習をやり込む。英作文は、使える表現を増やすための参考書を1冊やっておく。 |
数学 | 図形の証明問題が出る。小問集合の配点比率が5割以上と高い。 |
証明問題は押さえておく。全分野基礎は固めておく。 |
国語 | 記述式の配点比率が8割以上。放送を聞き取る問題が出る。 | 減点されない記述の仕方を学んでおく。放送を聞き取る問題を取り組む。 |
理科 |
化学変化・物質の質量・植物のなかまわけの分野は例年頻出。 |
頻出の分野を中心に押さえておく。 |
社会 | 複数の資料の読み取り問題や、重要用語の記述問題が頻出。 | 正しい漢字で書けるように、日頃からノートに書いて勉強する。 |
特に
・国語:放送を聞き取る問題
・社会:重要用語の記述問題
このあたりに特徴が出ていると感じます。
【秋田県】2023年度以降は何が変わる?
県から発表されている資料がありますので、まずはこちらをご覧ください。
変更点を簡単にまとめますと、
・前期選抜を特色選抜という名前に変更。
・前期選抜は1月実施の3科目試験(国数英)であったが、特色選抜は3月実施の5科目試験(国数英理社)である。
こんな感じです。
前期選抜で入学した生徒と一般選抜で入学した生徒間の学力の差が生じてしまったことが、今回の変更の主な要因だそうです。
つまり、特色選抜では前期選抜よりも高い学力が必要である、と言えますね!
コラム:公立高校と私立高校の入試制度はどう違うの?
さて、コラムとして「公立高校と私立高校の入試制度の違い」についてもまとめておきます。
といっても、これはあくまで一般論になってしまいますので、高校のHPを見るなどして調べることをおすすめします!
科目数 | 出題範囲 | 内申点を使うかどうか | |
公立高校 | 5科目 | 教科書の中 | 使う |
私立高校 | 3科目(国数英) | 教科書外からも出る可能性あり | 使わない |
私立高校は、科目が少ないからといって侮るべからず!
出題範囲は学校ごとに異なるので、注意深くHPをご覧いただければと思います。
実際の体験談をご紹介!【秋田校講師】
こんにちは。秋田校講師の川喜田です。
私は前期選抜で高校に合格しましたが、入試本番までの点数はお世辞にもいいとは言えず、かなり焦っていました。
元々国語や英語、社会などの文系科目は得意だったものの、数学や理科などの理系科目は全く点数が取れず、3年生の定期テストでも40点台や50点台を取ることもありました。
そんな私でしたが、夏頃に数学の先生から「まず学校で渡された問題集を解けるようになるまで繰り返せ。」と言われ、しぶしぶ数学の問題集を繰り返し解き進めました。
初めのうちは公式もままならない状態だったため、問題集を開くのさえ苦痛でしたが、志望校合格のため、まずは一日4題のペースから始めたのを今でも覚えています。
すると、定期テストで93点、実力テストでも80点台を取れるようになりました。
特に定期テストで93点を取れたのは、本当にうれしくて解答用紙をしばらく保管していたほどです(笑)
この経験が成功体験となったのもあり、それからはすべての教科で、学校で配られた問題集を完璧になるまで繰り返し解きました。
その結果中3の春に行った実力テストの点数から、最後に行った実力テストまで約100点上がり、無事に合格することができました。
また、それからは数学をはじめ、理系科目の面白さに目覚め、高校では理数科に在籍することを選びました。
これは高校受験だけでなく、大学受験にも共通して言えることだと思いますが、やはり1冊の参考書を完璧になるまで解くことは本当に志望校合格への確かな道筋になるなと、自分自身の体験から強く思います。
今、このブログを読んでいる方の中には、思うように模試などで点数が取れず、参考書を変えたり、たくさんの問題集に手を出そうと考えたりしている人もいるかもしれません。
ですが、まずは目の前の参考書、問題集を完璧にすることを徹底することで、自分が1番行きたい学校に合格できると思います。
体調管理に気を付けて頑張ってください!
まとめ:秋田県の公立高校入試制度をしっかり理解して、高校受験に挑もう!!
やはり公立高校に入学するためには、中1~3年の内申点も必要ですし、5科目の点数も必要です。
大学受験と同じく、ある程度真面目に勉強を頑張る必要があります。
もちろん高校毎に特色があるので、どこの高校に進学するかによって大学受験がしやすいかどうかも、ある程度決まってくることは事実です。
武田塾秋田校では、秋田県内の高校の情報も詳しくまとめております。ぜひ以下のリンクからご覧ください!
・秋田高校 → https://www.takeda.tv/akita/area-hs/post-156496/
・秋田北高校 → https://www.takeda.tv/akita/area-hs/post-69160/
・大曲高校 → https://www.takeda.tv/akita/area-hs/post-162179/
・由利高校 → https://www.takeda.tv/akita/area-hs/post-163894/
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