こんにちは「武田塾 秋葉原校」で講師を務める常盤です!
8月が終わり、秋からの勉強をどうしていけばいいかと悩んでいる受験生の方がいらっしゃるかもしれません。
そのような方に向けて、
今回は夏休み後からはじめる勉強法についてご紹介していきます!
秋から冬にかけての学習について
3つの項目に分けてお話ししていきたいと思います。
①夏休み明けからのスケジュール
②秋から冬にかけて意識すべきポイント
③具体的な勉強法
①夏休み明けからのスケジュール
夏休みが明けたら1月の共通テストまで残すところあと、5ヶ月ほどしかありません。
そのため、1日1日がとても貴重になっていきます。その大切な1日を無駄のないスケジュール管理を行い
効率的に学習を進めることが、合格に近づく大きな要因になるに違いありません。
9月〜11月【基礎力養成期】
浪人生や高校二年生から受験勉強をしている早い人たちの中には、この頃から過去問を解き始めるひとがいると思います。
しかし、現役生の方で十分な基礎力(基本の暗記)が不足した状態で、焦って過去問を解いても
得点できず、ただ不安になってしまうことがよくあります。過去問演習を真っ先に始めるのはあまり得策ではないです。
また、基礎力がないと入試問題で出てくるような応用問題は到底解くことができません。
そこで大事なのは「急がば回れ」の精神です。
この時期にしっかりと基礎力を養うことが逆転合格につながる最短ルートであると思います。
具体的に言うと、夏頃までの学習で見つかった苦手科目や苦手分野を重点的に勉強し克服することです!
偏差値が50を下回っている科目がある場合は、それをまず11月頃に行われる模試で偏差値55を超えることを
目標として掲げましょう。
この時、闇雲に勉強をするのではなく、まず「なぜ偏差値が50を超えないのか?」を分析してみてください。
そして、見つかった課題や苦手箇所を克服するための学習計画を1週間単位で立ててみましょう。
例えば、日本史の江戸時代が苦手だと特定したならば、江戸時代を3つ(前期・中期・後期)に分けてみてください。
僕だったら以下のように計画を立てます(参考までに)
1日目:前期の内容を教科書と講義系参考書を使って確認
2日目:前期区分を問題演習
3日目:中期の内容を教科書と講義系参考書を使って確認
4日目:中期区分を問題演習
5日目:後期の内容を教科書と講義系参考書を使って確認
6日目:後期区分を問題演習
7日目:朝に江戸時代の範囲をまとめて復習、午後問題集を使って「テスト」を行う
以上のような計画を立てることで、インプット・アウトプットがバランスよく組み込むことができ
知識が定着しやすくなります。また生産性の高い学習に繋がります。
12月〜2月【問題・過去問演習期】
12月以降は問題をどんどん解いて応用力、そして実戦力を培ってください。
そしてまずは、1月の中旬に行われる「共通テスト」の対策に注力しましょう!
特に今年は、「共通テスト」の最初の年になるため、入念な対策を行う必要があると思います。
そして入試問題を解く時にはしっかりと時間を計りましょう。だらだら解くことなく、本番を意識して解くことで
時間配分の練習にもなります。試験当日、時間切れで解ける問題が解けなくなってしまってはもったいないです!
②秋から冬にかけて意識すべきポイント
受験が近いてくる秋頃からは不安や緊張などからストレスフルな状態が続いてしまうかもしれません。
そのような時に意識してほしい3つのポイントをお伝えしていこうと思います。
1.模試の結果に一喜一憂しない
秋から冬にかけて多くの模試を受けるとおもいますが、結果が仮に悪かったとしても、極端に落ち込む必要はありません。
また、この時期になると志望校判定などが特に気になってしまうと思いますが、
判定が絶対ではないのであまり過信しすぎないようにしましょう。
「模試の価値は結果ではなく、どれだけ模試を使って弱点補強ができたか」で決まると思います。
模試が終わった後にしなければならないのは一喜一憂することではなく、見直しを丁寧に行い、
できなかった問題をできるようにすることです。
できなかった問題を見つけたときは「本番前に発見できて良かった」というマインドを持って復習を行ってみてください。
2.参考書・問題集を増やさない
この時期になると、自分の周りの友達が使っている新しい参考書や問題集が目に付き
気になってしまうかもしれません。しかし、そこで目移りして手を出してはいけません。
自分が今まで使用していた参考書や問題集を解き直した方が絶対に学力は伸びます。
一冊を丁寧に完璧に仕上げることをこの時期だからこそ、しっかりと意識してください!!
3.共通テストと二次試験(私大試験)対策のバランスを考える
国公立志望の受験生はこれを特に意識しなければなりません。
どっちかが極端によくても、もう一方が極端に悪ければ合格に辿り着かないでしょう。
僕が今まで指導してきた受験生を見てきた中の傾向で言うと、
受験生は無意識的に自分の得意で解くのが楽しい方の勉強を行なってしまいがちです。
自分の不得意な方の対策から目を背けず、しっかりと直視し十分な時間を対策に割きましょう!
③具体的な勉強法(12月以降)
英語:長文読解を中心に勉強
共通テストや過去問に出てくる長文を解き、
答え合わせを丁寧に行い、そこで出てきた単語・熟語・文法を覚えるようにしましょう。
長文は基本的に1日1個以上読むようにしてください。
1日でも英文を読まない日があると、それだけで情報処理のスピード(読解力)は落ちてしまうと思います。
日本史:問題・過去問演習
通史の勉強が終わり基本が十分身についていると思う方は、問題演習を繰り返し行なってください。
そのとき使う問題集はできるだけ入試レベルのものを用意しましょう。
そうすることでより入試に近い実践的な演習を行えます。
また過去問演習を行うことで出題傾向を知れ、より具体的な対策を行えます。
国語:過去問演習
志望している大学の偏差値が低い方から順番に解いていくことをおすすめします。
やはり偏差値が高くなるにつれて問題文の難易度は上がっていく傾向にあるためです。
過去問を解いた後は、なぜその選択肢・答えになるのかをじっくりと考え、解説を読み理解するとこをまで丁寧に行いましょう。
そうすることで、読解力は伸びていきます。
まとめ
9月以降の勉強はより時間が限られていくくため、タイムマネジメントを意識し効率的な学習を進めましょう。
特に苦手科目・分野がある受験生は、焦らず基礎固めを着実に行うべきだと思います。
受験当日大きく飛躍するためにも、問題演習・過去問演習をたくさん行い、1日1日を大切に過ごしましょう。
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