皆さんこんにちは!武田塾秋葉原校講師の中川です!
今回は、私立大学でもトップクラスの難易度を誇る慶應義塾大学についての記事です。
超人気大学の慶應ですが、その分合格するハードルはかなり高いです。
ですが、それでも慶應に行きたい!という人は多いはずです。
そんな人のために、今回は慶應の難易度ランキングと穴場学部について徹底解説します!
慶應文系の穴場学部トップ2
商学部
穴場学部1位は商学部です!
慶應の文系学部はどの学部も総じてレベルが高く、合格するのが難しいと言われています。
しかし、その中でも商学部は比較的合格しやすい穴場学部といえるでしょう。
商学部はどの科目も慶應の中では問題が易しく、他の学部の問題には太刀打ちできないという受験生でも合格のチャンスがあります。
さらに、慶應が受験生にとってハードルが高い理由の一つに小論文がありますが、商学部の小論文は他の学部と比べて、時間をかけずに対策することが可能です。
商学部の小論文はほとんどの問題が記述式ではなく、選択式の問題で、かなり現代文に近い問題になっているので小論文対策に時間をかけることが難しい受験生でも高得点が望めます。ただし、年度によっては、期待値などの数学的な知識を必要とする問題や計算問題が出題されているので注意しましょう。
SFC(環境情報学部・総合政策学部)
2位はSFCの2学部です!
慶應のSFCと呼ばれる湘南藤沢キャンパスにある環境情報学部と総合政策学部は英語・小論文の二科目で受験できることもあり、逆転合格を狙う受験生にとっては大いにチャンスのある学部といえるでしょう。
しかし、その分二科目ともに要求される水準は他の学部と比べてやや高い傾向にあります。特に小論文は膨大な資料をから必要な情報を読み取り、自分の意見を述べるなど毎年ハイレベルな問題が出題されています。
したがって、この2つの学部は英語や小論文が苦手な受験生にとってはむしろ難しい学部といえるでしょう。
慶應大学文系で合格が難しい学部トップ2
法学部
難しい学部一位は法学部です!
慶應の法学部は各予備校が出している偏差値でも一番高い偏差値を出しており、合格することが非常に困難な学部といえるでしょう。
どの科目も難易度が高く差が付きやすいので苦手科目をつくってしまうと合格は厳しいかもしれません。
ですが、問題形式は安定しているので基礎力をしっかり鍛え、過去問を研究するという正攻法で挑めば十分可能性はあると言えます。
経済学部
難しい学部2位は経済学部です!
経済学部は法学部と並んで慶應の看板学部として有名ですが、実際に予備校が出している偏差値も高く、法学部に次ぐ難易度といっても過言ではないでしょう。
経済学部に合格するためには、英語ができるのはもちろんのこと英作文や社会の論述で問われるような記述力、短い時間でスピーディーに問題を処理する能力が必要です。
ただ、小論文に関しては慶應の中では標準的な難易度なので英語と社会は得意だけど小論文は苦手という受験生にはチャンスかもしれません。
慶應義塾大学の文系学部の特徴と対策
それでは、次に各学部の特徴と科目別の対策について見ていきましょう。
法学部
法学部は各科目ともに難易度が高く、苦手科目がある人にとっては難しい学部です。どの科目も難易度が高いため、一教科でも足を引っ張る強化があると合格は難しくなってしまいます。
英語
法学部の英語は文法問題や語彙問題が多く英語の知識が要求されます。それに加えて英文の難易度が高くかなりレベルの高い問題です。実際、毎年法学部の英語の平均点は低く、2019年度は半分を切っています。
そのため、読解力だけでなく語彙力や文法の力を幅広く伸ばすことが必要になります。
社会
早慶の社会科目は細かい知識を要求してきますが、その中でも慶應の法学部の社会は群を抜いて難易度が高く、受験生が見たこともないような語句や知識を要求してくることがあります。その分平均点が低い傾向にありますが、差が付きやすいので社会が苦手な受験生にはお勧めできない学部です。
小論文
法学部の小論文は他の学部と比べて課題文の内容が難しく、読みづらい傾向にあります。近年では人権、近代化などの社会科学系の出題が多くなっています。設問自体は課題文の内容要約と自分の意見の論述というシンプルな構成ですが抽象的な内容が多く全体的に難易度は高めです。
経済学部
経済学部はどの科目も記述問題が多いので、記述問題の対策をしっかりしておきましょう。また、経済学部は英語に足切り基準があるので英語が苦手の受験生には難しい学部になっています。
英語
経済学分の特徴は英文量の多さと、難易度の高い英作文です。経済学部は毎年1000字レベルの長文を出題し、英作文でその文章に対する自分の意見を記述する問題が出題されます。しかもB方式では足切り基準が設定されているため英語が苦手な受験生にはお勧めできない学部です。
社会
経済学部では、毎年短めの論述問題と出来事を時代順に並べる問題が出題されています。これらの形式の問題は難易度が非常に高く、全体としても細かい知識を要求してきます。論述問題の対策や全体的な難易度から考えると慶應の中でもレベルが高い学部といえるでしょう。
小論文
経済学部の小論文は法学部、文学部と同様に、社会科学系の課題文が用意され、その要約と自分の意見をまとめるという問題構成になっています。
法学部や文学部に比べると易しめで慶應の中では取り組みやすい問題といえるでしょう。
文学部
文学部は社会と小論文の二科目は平均的な難易度ですが、英語が特徴的な問題で難易度も高いので英語が苦手な受験生にとっては難しい学部といえるでしょう。
英語
文学部の英語の特徴は、辞書の持ち込みが可能なこと、記述問題が中心の出題構成であること、英文量に対して制限時間が長く解答時間にゆとりがあることが挙げられます。辞書持ち込み可能ですが、英文の内容も設問の要求もかなりハードなのしっかりと対策を練りましょう。また、記述中心の問題構成になっているので国語力も問われる試験になっています。
社会
文学部の社会の特徴は、空欄への語句補充、語句の記述問題が多いことです。その他にも論述問題が出題されることもあるので過去問を見てしっかりと対策しておきましょう。難易度は早慶の中では標準的なレベルです。
小論文
文学部の小論文は法学部と似たような問題構成になっています。ですが法学部と比べると課題文の内容はやや易しめで、取り組みやすい問題になっています。しっかりと文章を要約し、自分の意見を論理的にまとめられれば高得点が狙える問題です。
商学部
商学部はどの科目も慶應の中では難易度が低いのですが、その分合格最低点は高くなっています。標準的な問題がほとんどなのでしっかりと基礎を固めて取りこぼしのないようにしましょう。
英語
商学部の英語は慶應の文系学部の中では、最も易しい問題です。問題構成はオーソドックスな長文問題、文法問題、語彙問題がバランスよく出題される構成になっています。ただし、難易度が低い分、ケアレスミスは許されないので注意して取り組みましょう。
社会
商学部の社会は法学部と形式が似ている問題もありますが、法学部をはじめとする他の学部と比べると、要求される知識レベルは低く、解きやすい問題であると言えます、しかし、その分平均点は高いので、標準的な問題をどれだけミスなく解ききれるかがポイントになります。
小論文
商学部の小論文は科目名が「論文テスト」となっており、問題の形式や難易度も他の学部とは全く違うものになっています。商学部の論文テストでは、課題文の空所に適切な語句を入れる問題、語句の意味を問う問題など国語力、論理力を問う問題と数学的思考力、計算力を問う問題が出題されます。どちらも大学受験の現代文や数学と比較すると容易なため、難易度は低く、高得点勝負になる傾向にあります。
SFC(環境情報学部・総合政策学部)
この二つの学部は科目数が違うなど、他の学部と比べると特殊な形式の入試になっています。問題の形式自体も他の学部と違うものが多いので過去問などでしっかりと対策しておきましょう。
英語
環境情報学部と総合政策学部の英語は長文読解が中心です。記号問題のみの形式となっているため、簡単そうに感じてしまいがちですが、英文のほとんどが社会科学系のトピックで内容が難しく、読解しづらいため、全体的に高めの難易度になっています。
小論文
SFCの学部の小論文は他の学部に比べて、難易度が高い傾向にあります。
形式も他の学部と違い大量に与えられた資料を読み解き、自分の意見を述べる問題や思考力、独創性を問う問題など幅広く出題されています。
さらに環境情報学部は問題の形式が変わりやすいので注意が必要です。
まとめ 慶應に合格するためには
いかがだったでしょうか、慶應義塾大学はどの学部も問題のレベルが高く、取り組みづらいものが多いですが、基礎をしっかり固めたうえで過去問を分析すれば確実に合格できることも確かなので今回の記事を参考に慶應合格目指して頑張ってください!
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