こんにちは!秋葉原校講師の椿です。
最近はコロナの影響で塾や学校に行けず、自宅で過ごす時間が増えたかと思います。
そんなときに一度は気になるであろう映像授業。
今回の記事では、映像授業の中でもスタディサプリや学研プライムゼミ、東進在宅受講コースのような自宅で受講するタイプの映像授業について解説していきたいと思います。
自宅受講型の映像授業を受けるメリット3選
1:一流の講師の授業を見ることができる
これこそまさに、映像授業のメリットですよね。
知名度のある講師を出せば、それを目当てに受講を決める生徒も多いですし、やはり質の高い授業を提供してくれるので会社側としても一流講師をそろえる必要があります。
例えばスタディサプリの英語担当の関先生なんかはCMでもしょっちゅう出てきますよね。僕自身授業を見ていたことがありますが、確かにわかりやすかったです。
他にもたくさん先生はいますが、どの先生も有名予備校でトップレベルの人気を誇っていた先生ばかりですね。
その先生のスタイルが自分に合う合わないなどありますが、少なくともハズレはないです。あまりこんなことは言いたくないですが、対面授業形式の予備校だとハズレの先生は結構います。
2:料金が安く済むことが多い
実際に校舎に行くタイプの映像授業だとそうでもなかったりしますが、基本的に自宅で受講するタイプの映像授業は、費用がかなり安く済むものがほとんどです。
例えば
スタディサプリ→月額1980円
学研プライムゼミ→5回受講で5500円
Z会の映像授業→18回の受講で138,700円 などなど
パッと見ると高く見えたりもしますが、普通に集団塾に通うよりも月額は安く抑えることができるはずです。
特にスタディサプリは安いですよね。一か月で何回講座を受けても1980円というのは破格です。
しかもしかも最近は、元東進ハイスクールの先生がYouTubeに無料で授業を出すという取り組みも始めました。
映像授業もついに無料で見られる時代が近づいています。
ちなみに、武田塾でも学びエイドという映像授業を取り入れています。
自学自習の助けになる短めの映像となっており、苦手な範囲を克服するのにとても良い映像授業となっています。
気になった方は是非一度ご相談ください!
3:好きな時に好きなだけ授業を受けることができる
普通の対面授業形式だと、基本的に授業は一コマで週一回ですよね。もっと早く進みたくても進めないし、逆に途中で入塾した場合はと途中の範囲から進めなくてはならないこともあります。
映像授業ではそんなことは起きませんよね。
自分で進めたい範囲から、進めたいだけ進めることができます。自分の苦手分野だけを受講することもできます。
ちなみに僕は高校生の時、スタディサプリの関先生の英文法だけ一気に受けました。
一週間くらいで一気にやったのですが、自動詞や他動詞すらよくわかってなかった状態かから、基本問題はほとんど解けるようなレベルになれました。
あの時関先生の授業を受けていなかったら、高校の英文法の授業についていけないままセンター試験を迎えていたでしょう。関先生には感謝しかありません(笑)
自宅受講型の映像授業を受けるデメリット
メリットだけを見ると、じゃあ映像授業でよくない?ってなるかもしれません。でも世の中の集団授業型の予備校はなくなっていませんよね。
そう、映像授業にも致命的なデメリットがあるのです。
1:学習のペース、モチベーションを自分で管理する必要がある
映像授業の致命的なデメリットは、これですね。
確かに映像授業は、高品質の授業を、自分のペースで進めることはできます。
しかし!!授業というのは、予習と復習をしっかりとやらないと意味がないのです!!
映像授業を受ける前に、大前提としてテキストを印刷なり配送なり自分で用意する必要があります。そして、しっかりとテキストの問題を予習して、受け終わった後には全問理解して正解できるまで復習できますか?
テキストの問題はもちろん、その範囲を参考書で定着するまで自学自習する必要もあります。
ここまでやれないと正直いくらいい授業を受けてもあまり意味はないと思います。
いや、それ以前に講座を全部自分で時間を決めてやりきることができますか?
気になる講座だけちょちょとっとやるだけじゃだめですよ!!
そう、全部一人でやらなくてはならないのでモチベーションを保つのが難しいのです。
これは映像授業あるあるだと思います。
だからこんなに映像授業が豊富にある世の中になっても、これまでの予備校はなくならないんでしょうね。
2:分からなかった箇所の質問ができない。勉強の相談ができない。
デメリットはもう一つ、わからなかったところの質問ができない!!。そして勉強の相談ができない!!。
映像授業ですからもちろん、先生に質問はできませんよね。最近では質問ができるようなライブ授業もあるみたいですが、気軽には質問できないし、画像と文でやり取りをするから満足な答えを得られないかもしれません。
予備校にもよりますが、対面式の授業なら授業中も授業後も質問ができるし、質問対応のためのチューターがいるところもありますね。
また、勉強の進捗状況などを相談する相手がいないというのも大きなデメリットだと思います。
ほんとに今やっている勉強が正しいのか、志望校に向けてどの参考書をやるべきなのか、模試はどれを受けるべきなのかなどなど、全部を自分で解決するのは難しいのではないでしょうか。
おすすめの映像授業の利用の仕方
映像授業にはメリットもデメリットもあることが分かったともいます。
そこで一つ、おすすめの映像授業の利用の仕方を提案しましょう。
それは、教科ごとに予備校と映像授業を使い分けることです。
例えば、苦手な英文法と数学Ⅲはスタサプで、得意な英語長文と数学ⅠAⅡBは予備校にいく、というような感じです。
そうすれば分からないところは質問できるし、勉強の相談もできるし、予備校の自習室を使うこともできるからです。映像授業のデメリットがかなり減ったと思います。
とはいっても映像授業の予習復習は自分でやる必要があるのでそこは頑張りましょう。
まとめ
いがだったでしょうか。
映像授業は、理論上は最強の勉強ツールです。
種類によって、強みも値段も違います。
しかし、大事なのはそこではなく、自分でどこまでできるかどうかなのです。
そう、自学自習がしっかりできるかどうかなのです。
それぞれのメリットとデメリットを考えたうえで、うまく映像授業を利用しましょう。
武田塾では、無料で受験相談をすることができます。
学びエイドのことも含め、気になることがあればぜひご相談ください!↓