武田塾の秋葉原校です。
本日のテーマは「大学受験における過去問の利用方法について!」です。
高校生や浪人生が自分自身の志望校に受かるためには過去問を行うことは必須であるといっても過言ではありません。
受験勉強をする上で、過去問の使い方が正しいのかな?間違っていないかな?など疑問を抱くことが多々あると感じます。
今回はそうした高校生、浪人生に向けて
・過去問を行う目的や意図
・過去問に取り組む時期
・過去問の復習方法(英語)
について書きました!
ぜひご一読ください。
過去問を行う目的や意図とは?
高校の先生や塾の講師の人々などが必ず過去問は解きなさい!と口酸っぱく言ってきますがそれはなぜでしょうか?
過去問を解く上での目的は主に二個あるということが出来ると思います。
一つ目は、自分の苦手分野を知るということです。
入試問題は受験生の英語の総合力を問うものであるので文法問題もあれば長文問題、大学によってはリスニングの問題もあります。
過去問をやることで上記のような分野において、自分がどこが苦手でどこが得意なのかを把握することが出来て勉強の対策を立てやすくなり効率の良い勉強をすることが可能になります。
二つ目は、志望校と今いる自分の立ち位置が知れるということです。
過去問を解かずに入試を迎えようと考えている人は、自分のペースで勉強をしているために「どうせ志望校に受かるだろう」と呑気に勉強していることが非常に多く、受験までに志望校のレベルまで実力をつけることが出来ないケースが非常に多いです。
早い時期に過去問を解くと、全くできなくて気持ちが下がることがあります。
ですが、それによって焦りが生まれて勉強をするようになったり「頑張んなきゃ!」という気持ちが芽生えて勉強が捗るといったようにいい影響をもたらすことが多いです。
過去問に取り組む時期とは?
受験生の多くが、「いつ頃に過去問を解き始めればいいのかな」などといった悩みを持っていると思います。
そうした悩みを解決するために、いつ頃過去問を解き始めれば良いのかについて話していきます。
夏休み前、夏休み中
夏前までには、ある程度一般的な受験生や浪人生はどの教科においても基礎的な勉強は一通り終わっています。
そこで、志望校や少々レベルの高い大学の過去問を解くことがおすすめです。
過去問がある程度できた!という人は、基礎の内容が理解できており少しずつ学力レベルが上がってきているということです。
その場合は、夏休み中にさらに基礎内容のを復習を繰り返して内容を定着させることに加えて応用的な内容の問題に触れることが効果的です。
過去問が難しすぎて全く歯が立たない!という人は、夏休み中に応用的な内容や難しい問題に進むのではなく、夏前、前期中に学んだ基礎の内容をひたすら繰り返して完璧にすることを念頭に置いたほうが良いです!
(夏前までに部活などで全く勉強できていない人は、志望校の過去問に一度は目を通してから基礎勉強を開始したほうが良いです!)
11月、12月、1月、2月
入試の2~3か月前にはしっかり時間をはかった上で、正答率を上げることを念頭に置き過去問に取り組んで下さい。
上記の時期は入試直前で仕上げの時期なので問題の正答率が高いほうが良いです。
正反対に、正答率が上がってこなかったり問題が解けないという場合もあります。
そうした時は落ち込んで焦るのではなくラストチャンスだと思って今までやってきた参考書やノートに戻って復習することが大事です!
過去問の復習方法(英語)
受験生のあるあるとして「過去問を解いたら終わり」。
「過去問はとりあえず解けばオッケー」といった傾向があると感じます。
しかしそれは間違いです。
過去問は復習することで効果があると考えています。
過去問の復習の効果が一番あるのが英語という教科です。
そこで英語に復習方法に焦点をあてて話していきます。
復習って何すればいいの?
過去問の復習は何をすればいいのか?と思っている人も多いのではないでしょうか。
復習する上で大事なのは、
・なぜこの問題を間違えたのか理解すること。 ①
・文節を意識した音読(英語の速読につながる)。 ②
①については、間違えた問題について正しい回答のプロセスを復習で確認することです。
それを行うことで、同じ類の問題がほかの入試問題や過去問で出たときに間違えることが少なくなります。
②については、個人的に一番大事だと思っていることです。
英語でレベルの高い問題を解ける人は必ず構文をとることが出来て、速読できる人です。
「構文は完璧だけど読むのが遅いな」と感じている人はぜひ音読をしてみてください!
音読をすることで、一文一文を把握することが早くなることに加えて発音の確認もできます。
家で気軽にできるのではじめてみてください!
まとめ
これまで過去問の使い方について考えてきました。
正しい使い方をして第一志望の学校に合格しましょう!
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