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みなさんこんにちは、武田塾秋葉原校講師の岩城です。
今回は、「参考書などで内容をインプットしたことをどうすれば、しっかりとアウトプットできるのか」についてお話しようと 思います。
インプットのやりかたが間違っている!ありがちな勉強法
受験勉強している人の中には、このような人がいるのではないでしょうか。
長時間8時間、10時間勉強してみたものの結局その日で何を身につけたのか、何ができるようになったのかがあまり自覚で
きずに終わってしまう
勉強を通して何を培ったのかわからないまま勉強を進めても、意味がありません!
そのような勉強法を続けていても、本当に受験に挑めるのに必要な力は身につかないままになってしまうのです。
参考書などで学んだ内容が本当に身についているのかどうかが明らかになるのは、模試を受験したときだけ。
もちろん、それは間違っていませんが、今やっている勉強内容が頭に入っているのかどうかをチェックするのにわざわざ模
擬試験を受けるときまで待たなければならないのは、非効率的ではないでしょうか。
学習内容が身についているのかアウトプットで確認しよう!
ここからは、どうすれば参考書で学習内容を学んだあと、その内容が頭に入っているのかすぐにチェックすることができるのかについてお話していこうと思います。
決して難しいことではありませんし、必要なものはすぐに用意できます。
●筆記用具
●何も書かれていない真っ白な紙
ここでポイントであるのは、何も書かれていないということ、そして何も見ないことです。
アウトプットによる確認方法は、「勉強内容が整理できているか?」がポイントです。
アウトプットの方法:数学の例を挙げて説明
数学Ⅰ・Aの青チャートで二次関数の問題の例題を勉強をするとしましょう。
例えば、次のような問題を考えてみましょう。
xについての2次方程式x²-4ax+7a+2=0が次の条件を満たすようなaの範囲を求めよ。
(1)異なる2つの実数解がともに2より大きい。
(2)正と負の解が一つずつある。
(3)2つの実数解がともに1<x<8にある。
このような問題があるとします。細かい数字などは覚える必要はありません。
重要なのはどのような問題なのか整理できているか??ということです。
この問題をインプットするとき、何らかの二次方程式があり、その方程式がもつ2つの解の一方もしくは両方に範囲が設けら
れている問題に遭遇した場合、どう対処すればよいのかを意識するようにしましょう。
ここでは、細かい説明は省きますので具体的な解説は青チャートで確認してください。
この問題でいえば、
①まず左辺の式をf(x)とおきます。
②次に端点条件、つまりあるxの値でのf(x)の値が0よりも大きいのか、小さいのかをチェックし、不等式を立式することです。
③軸の条件、つまり軸がどこに存在し、軸のx座標の値より大きいのか、あるいは小さいのか明らかになっている値を見つけ、不等式を立式することです。
④頂点の条件、つまりx-y座標をとるとき、頂点のy座標の値が0よりも大きいのか、小さいのかをチェックし、不等式を立式することです。
というこの4点を手順としてしっかり整理できているか??というのがポイントです!
インプット・アウトプットの復元について
青チャートを一旦閉じて白紙に黄色でマーカーした部分を復習して、自分で再現できるようにしましょう!(復元と呼ぶことにします。)
数学などではどんな問題を扱うときは、どう扱えばよいのか、どう立式するのかをなるべく言葉で復元するようにしましょう。学習内容を復元するのは、夜寝る前や朝に行うのが効果的です。
例題の解答解説を隠したとしても、二次関数の問題だとわかってしまいますよね。大学独自の試験本番で数学の入試問題を解くときをイメージしてみてください。その問題には何の単元なのか記載されていませんね。
さきほど述べた青チャートの勉強法だと、一見何もヒントがないように思うかもしれませんが、何の単元なのかがわかっているといて、それがヒントになっているのです。
復習の仕方のポイント
復元を含めた、復習は、夜寝る前や朝に行うのが効果的です。
夜寝る前に今日やったことを復元するのは、今日一日で何を学習したのかを振り返るリフレクションになるからです。
朝に再度復元するのは、一度睡眠をとると、前日にやった内容の7割近く忘れると言われているからです。その際、復元できなかった内容にチェックをつけて、その内容を後日に再度確認するのがいいでしょう。
特に文系で受験する人は歴史などで人物名を漢字で書けるのか、文理共通では英語で英作文などで覚えるべきスペルを
書けるのかをチェックするのに紙はもってこいだと思います。
アウトプットでは、声に出すのも効果的!
復元で、書くのが嫌であれば、声に出せばよいのです。白紙を使用する際に用いた例題で、黄色のマーカーを復元する話をしましたが、その内容を声に出して復元するのです。
みなさん、小学校で算数を勉強した時まで遡ってみましょう。小学校2年生ぐらいで九九を暗唱させられたはずです。そのとき、どう暗記させられたか思い出してみてください。おそらくみなさん声にだして覚えたはずだと思います。
例えば、2×2=4を口でニニンガシ、3×6=18を口でサブロクジュウハチなどです。
結果覚えられましたよね??
声に出すことは効果的なのです。
まとめ
受験生の多くの人は勉強量が多いことに頭を抱えていて、次から次へと勉強内容を進めていきたい気持ちはわかりますが、急いでも何も身についていなければ、意味がありません。
ここまでお話してきた内容をもとに、
勉強した内容を自分で整理できているか???
アウトプットで確認しながら、みなさんに自学自習に励んでいただきたいと思います。
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