「大学の案内を見たんだけど、全学部と一般っていう方式がある」
「違いがなんなのかよく分からない」
大学受験には様々な方式がありますよね。
推薦やAO、もちろん一般受験。今年度からは例年のセンター試験から大学入学共通テストに変わったりもします。
その中で今回は、現役東大生であり、武田塾秋葉原校のスタッフである鶴山が
全学部入試と一般入試についてフォーカスしていきます。
冒頭に述べたような悩みを抱えている人は、しっかりとこの記事を読む事で、違いを理解できます。
多くの私立大学はこの両方の方式を採用しており、受験生はどちらも受験することができます。
しかし、全学部入試と一般入試では対策の方法が変わってきてしまうので、まずはしっかりと違いを理解した上で対策できるようにしましょう！
全学部入試と一般入試にはそれぞれのメリットがあり、難易度にも差があります。今回はそんなところに注目して解説していきますね。
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全学部入試って？一般入試とどう違う？
まず、全学部入試とは簡単に言うと、「一つのテストでどの学部にも受験することができる方式」のことです。
どういうことか、一般入試と比較して解説していくと、基本的に一般受験は自分が受けたい学部が出すテストを受けますよね。
しかし全学部入試では、その学校が「全学部入試試験」として、一般入試とは別の試験を実施しています。
そしてそのテストを受けた受験生は、そのテストの点数を利用してどの学部にでも出願することができるのです。
この場合、学部毎に出願料を支払わなければなりませんが、複数の学部に出願することが可能です。
お金はかかるものの、圧倒的に合格の可能性を高めることができる入試形態。
これが全学部入試というものです。
全学部入試を受けることのメリット。一般入試と比べたら？
「対策しなければいけないことが増えるし、全学部を受験するメリットはあるの？」
このように考える人がいるかもしれませんが、全学部入試を受けるメリットはかなりあります。
一つは、「合格する可能性が高まる」ことです。
もちろん、自分の志望する学部を他の方式でも受ける訳ですから、お金に余裕があるのなら挑戦する価値は大アリです。
二つ目には、「受験の日が早いので一般入試の練習になる」ことです。
全学部入試はどの大学でも、他の一般入試の日にちに比べて早い日に行われます。
そのため、全学部入試を受けることで本番である一般入試の準備をすることができます。本番の前に、志望校へ行き実際に試験を受ける経験はかなり生かせるものです。
全学部入試と一般入試の難易度差
合格の難易度としましては、全学部入試の方が難しいです。
全学部入試は、1ランク上の大学を受ける受験生が「滑り止め」として受験する受験生が毎年多く、合格最低点もかなり高くなっています。
そのためかなり高い点数を取らないと合格することは難しいというのが現実です。
まとめ：全学部入試と一般入試をしっかり知った上で受験に臨もう！
ここまで、全学部入試について詳しく紹介しながら、一般入試との違いを説明していきました。
全学部入試をうまく利用することができれば、あなたの受験はかなり有利になること間違いなしです。
今回の情報で、あなたの中でしっかりと全学部入試の位置付けを決定し、万全の状態で受験に臨めることを祈っています。その上でこの記事が役に立ってくれたらと思います。
ここまで記事を読み進めてくださりありがとうございました。
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