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【大学受験】合格する世界史の勉強法を徹底解説!おすすめ参考書も!

こんにちは!武田塾秋葉原校講師の松浦です!

 

突然ですが、皆さんはこんな悩みを抱えていませんか?

●受験本番まで半年を切ったけれど世界史の成績が全く伸びない…。

●世界史の成績は上がってきたけれど流れが理解できない…。

 

世界史は日本史や倫理、地理、政治経済などのほかの社会の科目に比べて最も学習分量が多い科目です。

それゆえ、世界史に対して苦手意識を持っている、もしくは序盤で心が折れて全く手につかない…なんて受験生も多いのではないでしょうか。

 

そんな悩みを抱える受験生に向けて今回は合格するためにどのように世界史を勉強すべきかを徹底解説します!

 

また、私が現役時代に実際に使ってよかった!役に立った!と感じたおすすめの参考書も紹介します!

この記事を読めば、世界史に対して苦手意識や漠然とした不安を抱えていた受験生も合格へと一歩近づく世界史の勉強方法を必ず理解することができます

 

必ず世界史の成績が伸びる勉強法のポイント2選!

世界史勉強法ポイント

 

世界史の勉強法ポイントその1.センター試験レベルの語句を徹底的に暗記する

まず、重要なのはセンター試験レベルの基本的な語句を完璧に暗記することです。

世界史は暗記科目である以上当然のことながら"基本”単語を暗記できていなければ、一切太刀打ちすることができません。

 

しかし、東大、京大をはじめとした難関大学を目指す受験生の中にはライバルと差をつけるために、一問一答の隅から隅まですべての語句を完璧に覚えようとした結果、基本単語をド忘れしてしまう受験生も少なくないように感じます。

 

世界史は前でも述べたように、他の社会の科目に比べて学習する知識量が多く、その分重要語句の数も多いのです。

つまり、世界史においては基本的な重要語句を完璧に暗記できているかどうかが合否を分けるカギとなるのです。

 

センター試験をはじめ難関大学の入試問題でも基本の語句を正しく暗記できているかどうかを問う問題がほとんどで、教科書や資料集の隅っこに書いてあるような細かい単語を出題する問題は非常に少ないです。

ライバルが覚えられていないような細かい単語を覚えるよりもセンター試験レベルの基本的な語句を完璧に覚えることが合格への一番の近道なのです!!

 

論述を書くためにも基本的な語句を暗記することは大切

志望大学の二次試験で論述メインの問題が出題されるという受験生の中には流れを理解していれば語句は暗記しなくてもよい!と思う人が少なからずいます。

しかし、論述を書くためにも基本的な語句を暗記することが必須です。

 

論述を書くのに必要なのは流れを含めて、語句とその語句の背景知識です。

特に難関国立大学を志望する受験生はできるだけ多くの単語を暗記するよりは、最低限センターレベルの基本的な語句とその背景知識を覚えるほうが効率的です。

 

また、語句を暗記する際、1つの参考書だけを使用して暗記するのは危険です。

違う角度から問われたときに対応できなくなってしまう場合があるので、必ず他の参考書や教科書と照らし合わせて、知識を織り交ぜながら暗記しましょう。

カタカナの語句は繰り返し声に出して読み上げ、漢字の語句は繰り返し書いて覚えるのがおすすめです!

 

世界史の勉強法その2.歴史のおおまかな流れを掴む

世界史勉強法流れ

もう1つ重要なことは、世界史における歴史の大まかな流れを掴むということです。

 

歴史の流れには縦の流れと横の流れがあり、縦の流れは「ある場所でどのように時代が移り変わってきたか」という時系列でみる流れ、横の流れは「ある場所でこの出来事が起こった際に別の場所でなにがあったか」という同じ時代の世界の全体像で見る流れです。

 

歴史の流れを理解することは非常に難しいことですが、以下の3つの勉強法を実践すれば歴史の大体の流れがつかめるはずです。

 

世界史の流れを理解する勉強法その1.世界史上の様々な出来事を因果関係で結んで考える

世界史勉強法流れ

世界史の流れを理解する中で一番重要なことは因果関係を理解することです。

世界史を勉強していく中で様々な出来事について学ぶはずですが、それらの出来事を個々に起こった出来事として捉えるのではなく、別の出来事と結びつけて理解することが非常に重要なのです。

 

例えば、大航海時代にスペインが新大陸を支配したことによってヨーロッパに大量に銀が流入し、その結果ヨーロッパでは価格革命や商業革命が起きます。

商業革命はイギリスやオランダの繁栄を後押しして、世界覇権獲得の争いへとつながっていきます。

このように、一つ一つの事象は因果関係で結びつけていくことができます。

 

ある出来事Aを独立した事象として覚えるよりも、この出来事Aは、別の国で起こった出来事Bに付随して起こったものであって、さらに出来事Aの影響を受けた別の国では出来事Cが起こった、と覚えたほうが多くの知識を効率的に身に着けることができます。

世界史を学習するときはこの出来事がどうして起こったのか?その出来事はどんな影響を及ぼしたか?ということを常に意識しながら学習することが大切です。

 

このように、世界史を因果関係で結びつけて理解するという方法で学習すれば、センター試験レベルの正誤問題や整序問題だけでなく、難関大学レベルの論述問題も解けるようになります。

そしてこの勉強法を身に着ければ、世界史はすべての出来事がつながっているということを理解できるはずです。

このことが世界史の奥深さであり、世界史を学ぶ理由だともいえるのではないでしょうか。

 

世界史の流れを理解する勉強法その2.年表を確認する癖をつける

また、流れを理解する中で年表を見る癖をつけるということも重要です。

 

年表は主に国ごとに分けられたものが多いですが、これらを見る癖をつけることができれば縦の流れが理解できるようになります。

中国に注目してみると、中国では時代ごとに王朝やその民族などもどんどん移り変わります。

中国において縦の流れを掴むには、王朝の順序や、その王朝の建国者や最盛期の君主は誰か、彼らはどのような政策を行って栄え、あるいはどのような戦争をして衰退したかなどを正しく理解する必要があります。

 

この時に活用すべきが年表です。

問題を解いているときに「五代十国と唐、どちらが先にできた王朝だっけ…。」などの疑問点や、知識が曖昧だと感じた部分があったら、その都度、教科書や資料集に記載されている年表を見て確認しましょう。

その時に重要なことは年表とは言え、一つ一つの年号よりも順序に注目して見ることです。

年表に記載されている年号のほとんどは暗記する必要はありません。

 

この順序で王朝や君主が移り変わって、この順序で出来事が起こっているということが正しく理解できていれば十分であって、これらを理解できていれば大体の重要な年号は予想がつくはずです。

年表を見る癖をつければ、ある場所における歴史の全体像が見えるようになり、前項で述べた因果関係もつかみやすくなります。

 

世界史の流れを理解する勉強法その3.地図を確認する癖をつける

世界史勉強法地図

世界史の流れを理解するためには、年表と同じように、地図を確認する癖をつけるのが重要です。

近年、世界史の問題では地図を用いた問題が増えており、世界史学習には地図を用いた学習が必須です。

そこで教科書や資料集に記載されている地図を有効活用することをオススメします。

 

世界史の教科書や資料集にはいたるところに地図が記載され、その地図には国の名前や都市、そこで起きた出来事など多くの情報が記載されています。

また、民族分布や、宗教の分布で色を変えて一目で民族や宗教が分かるような地図も多く載っています。

 

語句を一つ一つ暗記するのが苦手!という人でも地図を眺めながら、地図とセットで視覚的な学習をすれば、暗記しやすく知識も定着しやすいです。

地図をたくさん見ているうちに、大体の国や都市の位置の把握ができ、その他民族や宗教などの派生知識も身についてくるはずです!

 

現役時代に使ってよかった!世界史のおすすめ参考書4選

世界史おすすめ参考書

ここで私が実際に現役時代に使ってよかった!役に立った!と感じた世界史の参考書を4つ厳選して紹介します!

 

必携の一冊!帝国書院「最新世界史図説 タペストリー」

まずは帝国書院から出版されている最新世界史図説 タペストリー、通称タペストリーです。

タペストリーのような図説は世界史を受験で使用する受験生にとって必ず一冊は持っておくべき参考書です。

タペストリーはとにかく地図や年表がたくさん載っているので視覚的な理解を伴って知識をつけることができます。

 

私は世界史を勉強するときは常にタペストリーを手元において妥当ページを開きながら学習していました。

教科書にはあまり載っていない、文化史の絵画や建造物などもたくさん載っているので眺めているだけで楽しく、いい意味で勉強している感なく、世界史を学ぶことができます。

山川出版社からも図説の参考書が出ていますが、タペストリーの方が地図を含めて情報量が多いので、世界史をメイン科目で勉強しているという受験生にはタペストリーをオススメします。

 

論述問題に強くなる!山川出版社「詳説世界史研究」

次に紹介するのは山川出版社から出版されている詳説世界史研究です。

詳説世界史研究は図は少なく、ほとんど説明文で構成されている教科書のようなもので、論述問題が出題される大学を志望している受験生にオススメしたい一冊です。

 

内容自体は通常の教科書に比べてハイレベルですが、通常の教科書には載っていない因果関係の結びつきを交えながら説明されているので、難関大学の論述問題にも対応できる数少ない参考書です。

世界史はセンター試験8割レベルの基礎的な知識がついていて、論述問題の対策をしたいという受験生にぴったりの参考書です。

 

世界史の基礎的な知識量がまだ十分にはついていないという人は同じく山川出版社から出ている「詳説世界史」の使用をオススメします。

とにかく便利!山川出版社「世界史用語集」

そして次に紹介するのは山川出版社から出版されている世界史用語集です。

これは山川出版社の教科書と連動している用語集なので、教科書で学んだ知識を確認し、補強するために使用していました。

出題頻度の表示があるので覚えるべき単語に注目を当てて勉強することができます。

 

また、私が最も活用していたのは後ろの索引です。

ある単語に関する知識が曖昧だと思った時や、問題集で用語を間違えてしまったときは索引からすぐにその単語を引いて正しい知識を確認します。

これを繰り返せば確実に世界史の実力はついていきます。

 

さらに、私は索引の用語を見て、人物ならその人がどこの国の人で何をした人か、出来事ならその出来事がいつ、なぜ、発生して、どんな影響・結果をもたらしたかを書き出して用語集の内容と照らし合わせる、という学習法も取り入れていました。

用語集を有効活用すれば、用語に関する知識がどんどん深まっていきます。

 

用語の確認!山川出版社「山川一問一答世界史」

最後に紹介するのは同じく山川出版社から出ている一問一答です。

この一問一答は用語集に対応しているので、山川の用語集を使用している人は一問一答も併用することで、確実に用語が暗記できているかを確認することができます。

 

こちらにも出題頻度の高さで星が付けられているので、星が多いものを重点的に暗記することができます。

一問一答は用語の暗記には役に立ちますが、用語や流れの理解には繋がらないのであくまで知識の確認としての使用をオススメします。

 

世界史の勉強法 まとめ

世界史勉強法まとめ

今回は世界史の勉強法について紹介しましたが、いかがだったでしょうか?

世界史は覚えなければいけない知識の量が非常に多いですが、大事なポイントを押さえていれば必ず得点源になっていきます!

 

世界史は勉強法を少し変えるだけで成績がグッと伸びる教科なので、世界史の成績に伸び悩んでいるという方は一度勉強法を見直してみてはいかがでしょうか。

武田塾秋葉原校では、世界史が苦手な人でも”正しく”参考書を活用することで合格できる実力がつく指導をしています!

 

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