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世界史や日本史のA・Bって何が違うの?比較して楽な方を選ぶために

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「世界史にも日本史にもAとBがあるけれど、受験ではどちらが有利なのかな。」
「世界史A・Bと日本史A・Bでは何が違うのだろう。」
「世界史Bを選ぼうと思っていたけれど、世界史Aの方が簡単そうだ。」
「日本史Aで十分だと聞いたけれど、本当は日本史Bを学ぶ必要があるのではないか。」

あなたは今、そんなことを考えていませんか?

大学受験における世界史と日本史はA・Bに分かれていて、どちらを選ぶかによって勉強するのにかかる時間や難易度も、受験できる大学も異なります。

学ばなければならない内容も異なっているので、きちんと違いを理解しておかないと誤った選択をして後悔してしまいかねません。

そこでこの記事では、現役東大生であり、武田塾秋葉原校のスタッフである鶴山が

世界史A・Bと日本史A・Bの相違点や選び方のポイントについて解説します。

この記事さえ読めば世界史A・Bと日本史A・Bの違いについては完全にわかります。
この記事があなたのお役に立ちましたら幸いです。

 

 

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世界史A・Bと日本史A・Bって比較すると結局何が違うの?

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世界史A・Bと日本史A・Bについては、学習指導要領における位置づけやカバーされている学習範囲が異なっています。

世界史A、日本史Aは単位数が2単位なのに対して、世界史Bと日本史Bは4単位になっていて、高校を卒業する上で必要な単位数を満たせるかどうかが違います。

授業数も世界史B、日本史BはAの二倍になるので内容も濃くなります。

内容については世界史Aでは近現代史が基本になるのに対し、世界史Bでは古代から現代に至るまでカバーしています。

日本史についても同様で、日本史Aでは近代史の後半から始まって現代史なのに対し、日本史Bでは古代から現代まで幅広く学ぶことになります。

それぞれの時代についての内容も世界史B、日本史Bでは文化や産業の内容が多いのが特徴です。

 

世界史A・Bと日本史A・Bって比較すると難易度はどのくらい違う?

マーク
世界史でも日本史でも、A・Bの違いによって難易度はかなり異なり、学習しなければならない内容は2倍以上になります。

世界史A、日本史Aでは常識や一般教養といったほうが近く、細かな点を掘り下げることはあまりありません。
高校受験の社会で学んできたことに少し知識を加えるだけで、ある程度の成績を取ることもできるのは確かです。

それに対して世界史Bや日本史Bでは専門性を要求する傾向が強く、歴史の大まかな流れだけでなく背景知識や国家間の兼ね合いなども含めた総合的な知識が求められます。

時代が古くなるほど盛り込まれている内容は少ないのは確かですが、学ばなければならない歴史の長さもわずか100年程度か2000年以上かという違いもあります。
政治に関わる部分だけでなく、文化史や産業史なども含まれることから覚える必要がある歴史用語や人名も2倍以上に膨れ上がります。
そのため、世界史B、日本史Bは勉強の負担もかなり大きくなることは否めません。

 

世界史Aや日本史Aで受けられる大学は世界史Bや日本史Bと比較してどう変わる?

試験の答えシート紙の上の黒鉛筆 Premium写真
世界史Aや日本史Aは学習の難易度が低いことから、受験科目として世界史Bか日本史Bを要求している大学が大半を占めています。
国公立大学の二次試験や私立大学の個別試験では世界史Bや日本史Bが要求されている場合がほとんどです。

ただ、センター試験利用で受験できるケースで世界史Aや日本史Aを使えることがあります。
代表例として東洋大学、東京工科大学、江戸川大学、富士大学、千葉工業大学、順天堂大学、桜美林大学が挙げられます。

世界史Aや日本史Aを使えるのは理系の工科大学や工業大学、あるいは中堅以下の大学が主になっていて、ローカルな大学が大半を占めています。
基本的には難関と言われている大学では日本史Aも世界史Aも使えず、センター試験利用でも日本史Bか世界史Bを選ばなければなりません。

中堅未満の大学であれば文系も含んでいることが多いものの、中堅以上になると理系のみだったり、スポーツ健康科学などのやや特殊な学部学科に限定されていたりするのが一般的です。

 

結局、世界史や日本史はAとBを比較してどちらをやればよい?

アイデア
世界史や日本史を学ぶときにはBを選んでおくに越したことはありません。

世界史B、日本史Bの内容で世界史A、日本史Aにも対応できることに加え、大半の大学では世界史B、日本史Bを受験科目としているからです。

ただ、中堅未満の私立大学をセンター試験利用で受けたいと思っている場合には、世界史Aか日本史Aを選ぶのも得策です。

特に理系の大学を受験したいと思っている場合にはAで済む場合が多くなっています。

Aにしておくことで学ばなければならない量を減らせるので、世界史Bや日本史Bを選ぶよりも高得点を狙える可能性が高くなります。
他の科目を勉強する時間も確保しやすくなるでしょう。

しかし、中堅以上になると受けられる大学がほとんどなくなってしまうので、世界史Bか日本史Bを選んでおくのが安全策です。

MARCHクラス以上を受けたい場合には世界史Aや日本史Aを使えることはほとんどないので、世界史Bか日本史Bを学ぶようにしましょう。

 

世界史A日本史A 世界史B日本史B 比較まとめ

世界史Aと日本史Aは学ばなければならない内容が世界史Bや日本史Bに比べて半分以下なので、学習時間をかなり削減できるメリットがあります。

ただ、受験できる大学がかなり制限されてしまうことになり、中堅以上の大学になるとセンター試験利用でもほとんど使うことができません。

中堅未満のローカル大学をセンター試験利用で受験したいと考えているなら世界史Aか日本史Aを選ぶのも良い方法です。

受験する大学をよく考えてAを選ぶべきかBにすべきかを判断しましょう。

 

 

 

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