「センター試験ってマーク式だし基本的な問題ばかりなんでしょ?」
「わざわざ対策なんて…過去問なんて演習する必要あるの?」
「過去問を買っても無駄にしそう…」
あなたは今、こんなことを考えていませんか?
確かに、センター試験は基礎的な学力が問われる試験です。
全てマークシートでの選択式ですから、勘が使える!とも考えられますよね。
それゆえにセンター試験の対策なんて、センター試験の過去問演習なんて時間の無駄、と思う人が多いのです。
しかも、センター試験の過去問となると、過去と同じ問題なんて出ないんだからやっても仕方がない、と言っておろそかにしてしまう人も多いんです。
でもいざセンター試験になったら、意外と苦戦してしまって、「過去問を解いておけばよかった…」と思うことになるかもしれません。
そこでこの記事では、センター試験の過去問の活用法を解説します。
この記事を読めば、センター試験対策の過去問の使い方が完全にわかります。
この記事があなたのお役に立ちましたら幸いです。
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センター試験対策にはなぜ過去問演習が大切なの?
まずは根本的な話、センター試験の対策はやる必要があるのか?ということですが、これはズバリ、あります。
受験生にとってセンター試験は、その年の大学受験シーズンで初めて受けるテストになることがほとんどです。
自分は緊張しない、と思っていても本番になると、一発目のテストですから、意外と緊張してしまうものなのです。
では、もしそんな中でセンター試験の対策を十分に行っていなかったとしたらどうでしょう。
緊張に加えて、練習したから大丈夫、という確固たる自信がないわけです。余計に心配事が増えてしまいますよね?
学力面だけではなく、そういった意味でもセンター試験の対策はやるべきなのです。
そしてそのセンター試験の対策を行うのに最も効果的なのはやはり過去問です。
「過去に出た問題なんぞ出ないんだからやっても仕方ない、過去問よりも問題集をやった方がいいのでは?」
確かにその通りなのですが、実はセンター試験には秘密があります。
この試験、主催しているのは国ですよね?つまり、このセンター試験は国が作った試験なのです。
国がやるからには、問題製作にお金と労力がすごくかけられているんです。専門家が考えに考えて作られた、いわゆる『よくできた問題』というわけです。
そしてさらにすごいのは、すべて勘で答えて満点が出るなどしないように、専門家に意見を聞いて、人の心理を研究したうえで選択肢の記号を決めているのです。
センター試験対策の問題集を製作する人も、さすがにここまではやらないでしょう。
このように、センター試験はすごく凝って毎年作られていますから、センター試験の問題集よりも過去問を演習したほうが効果的というわけです。
センター試験対策に使える過去問の特徴は?
センター試験の過去問には赤本・青本・黒本と3種類あります。
ひとつひとつ見ていきましょう。
赤本
まずは赤本ですが、こちらは教学社が出版しているものです。
収録年数が本試25年分(追試も収録されています)ととても多く、たくさん解いて苦手科目をどうにかしたい、という人におすすめです。
ただそこまで解説が詳しくない、たまに解答が間違っているなどの声もあり、少し使いづらいかもしれない、というのが欠点です。
教科書と見比べながら使うのがいい方法かもしれません。
青本
続いて青本です。
青本は駿台が出版しているセンター試験の過去問です。
解説が非常に詳しく、この過去問だけで復習を完結させたい、しっかり解説が見たい、という人にはうってつけです。
しかしその一方で収録年数は非常に少なく、演習量をこなすことは難しいかもしれません。
また駿台が出版している過去問シリーズの傾向なのですが、理系科目の解説の詳しさ、丁寧さは三種類のなかでも圧倒的ですので、理系科目の演習に向いているようです。
理系科目に不安がある、解説を読みたいという方におすすめです。
黒本
最後に黒本についてです。
こちらは河合塾が出版しているセンター試験の過去問です。
年数が過去20年と比較的ある中で、やはり大手の予備校が出版していますから、解説が詳しくてわかりやすいです。
特徴としては赤本と青本の間、といったところでしょうか。
近年では人気がだいぶ出てきているそうなので、迷ったらとりあえず黒本にしてみる、というのも手かもしれませんね。
ぜひ皆さんに合ったセンター試験の過去問問題集を見つけてください!
センター試験の過去問は正解に行き着くプロセスをちゃんと理解しよう
さて、センター試験の過去問ですが、使いこなそうと思えばいくらでも使いこなせます。
復習が肝心、というからにはセンター試験の過去問も演習後に復習するのが大切なのですが、ただ問題を解きなおすだけでは復習の効果は発揮されません。
センター試験は選択式の問題ですから、復習の際も何となく勘で答えたら解きなおせた、なんてことがあるんです。
これがセンター試験の過去問演習の怖いところで、もしかすると間違えた問題の分野が根本的に理解できていないかもしれないのに、復習を終えてしまうかもしれないのです。
これは復習全般に当てはまることですが、センター試験の過去問の復習の際に大事なのは、間違えた問題だけでなく、その関連分野まで見直す、ということです。
正解に行きつくためにどのように考えるのか、何を知識として使うのか、少しでも不安があると気づいたなら、関連事項すべてを頭から見直して理解する必要があるのです。
気の遠くなるような作業ですが、何年分も繰り返していくうちに復習すべき問題は減っていきますので、大変なのは最初だけです。
実はこのセンター試験の復習方法は、私立大学や国立大学の二次試験の対策にもつながってきます。
センター試験の対策をしながらその後のテストの対策もできて一石二鳥です。
ぜひ根本から見直して正解までのプロセスをマスターするという復習方法、実践してみてください!
センター試験対策 過去問の赤本・青本・黒本まとめ
ここまでセンター試験の過去問についてまとめてきました。いかがでしたでしょうか?
受験シーズン、いいスタートダッシュを切るためにもセンター試験対策は必要です。
そしてその対策にはセンター試験対策の問題集を使うよりセンター試験の過去問を使う、というのは大変効果的な方法だと言えます。
センター試験の過去問の問題集には赤本、青本、黒本、と三種類あって、それぞれ特色が異なりますので、皆さんの用途に合わせて選ぶとよいでしょう。
またセンター試験の過去問を解いた後にはじっくり復習することが大切です。
解きなおして終わり、ではなく根本的なところ、関連分野までさかのぼって正解までのプロセスを理解することが重要です。
ぜひ参考にしてみてください!