国立大学と私立大学にはどんな違いがあるのか？？？

こんにちは、「武田塾 秋葉原校」です。

今回は「国立大学」と「私立大学」の違いを説明していこうと思います。

違いを知っていく上では両者を比較しなければなりません。

そこで今回比較していく項目は「年間授業料」「受験科目」「学習環境」にしました。

１. 「国立大学」と「私立大学」の「年間授業料」の違いは？

大学に入学後、勉強していく上で授業料の支払いは義務です。

どうせ支払うのなら安いほうが良いですよね...（笑）

ここでは理系学部と文系学部に分けて比較したいと思います！

１−１. 理系学部を選択する場合の年間授業料

・国立大学：¥605,000（平均）

・私立大学：¥1,300,000（平均）

なんと年間で¥700,000という大きな差がありました！

では四年間では一体どれほどの差があるのか...？？

なんと¥2,800,000もの差があります！

流石にここまで差が出てしまうと、親御さんと相談しなければなりませんね...

１−２. 文系学部を選択する場合の年間授業料

・国立大学：¥605,000（平均）

・私立大学：¥900,000（平均）

文系学部は理系学部に比べて差は小さい様です。

年間当たりの差額は¥300,000ほどなので、大学に入学後

アルバイトでやりくり可能ですね。

２. 「国立大学」と「私立大学」の「受験科目」の違いは？

2.1 受験科目数はどれほど違う？？

受験科目数は「国立大学」の方が圧倒的に多いです。

具体的に一次試験の共通テスト（旧センター試験）では

「地歴・公民」「国語」「英語（リスニング）」「英語（筆記）」

「数学ⅠA」「数学ⅡB」「理科基礎」「物化生」

これらの科目を勉強しなければなりません。

実際に受ける科目数は6〜8科目といったところでしょうか。

加えて二次試験対策も必要になります。

しかも共通テストは年間一回きり...

共通テストの出来がその後の合否に直結してくるので

一発勝負という観点から見ても厳しいです。

一方で「私立大学」は基本的に3教科ほどの受験科目数で済みます。

しかも、多くの大学・学部を受験する事が可能なので

精神的にも国立大学受験に比べて幾分かマシでしょう。

2.2　受験難易度ではどうなのか？？

受験難易度では大学によりけりな部分もあります。

例えば国立大学の中でも比較的入学しやすい「琉球大学」

こちらの大学の最低偏差値は40ほどになっています。

対して私立大学の中でも難易度の高い「慶應義塾大学」では

最低偏差値が60ほどになっています。

従って、一概に私立大学の方が入りやすいといえる訳ではないです。

３. 「国立大学」と「私立大学」の「研究環境」の違いは？

大学への入学動機は

「好きな学問を突き詰めたい！」や「興味ある分野の研究をしたい！」

などではないでしょうか？？

せっかく入学したからには、私生活では触れない様な研究機材を

沢山使いたいですよね！（笑）

では「国立大学」と「私立大学」ではどちらが充実しているでしょうか？

結論からいうと「お金のある私立大学」,「国立大学」,「お金のない私立大学」の順番です。

前述の授業料の比較にもありますが、私立理系はもの凄く高額です。

その理由の一つが実験設備代が含まれているからです！

某私立大学のキャンパス内には小型飛行機が離着陸可能な滑走路があったり、

日本に数台しかない高額な機械があったり...と、学生生活を送る上で、最高の環境が整っています。

対して「国立大学」は文字通り国が運営しています。

従って、安定的な予算があったり、国営の研究所などと共同研究が

あったりと、どの大学も比較的充実しているでしょう。

研究機材やキャンパス情報は各大学ともに公式HPにて公開していますので

ご自身で調べてみましょう！！

４. まとめ

今回は「国立大学」と「私立大学」の違いについて

「年間授業料」「受験」「研究環境」の３つの視点から比較してみました。

それぞれに良い点、悪い点があったとおもいます。

大学に合う合わないは人それぞれなので、私たちが「指針」を提示する事は

出来ません。

是非、これを機にご自身でいろいろな視点から調べてみてください！

4.1　入りたい大学は決まったけど、勉強方法が分からない...

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