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【模試を活用】模試の成績が伸び悩んでしまう理由は?

みなさんこんにちは。

武田塾明石校です。

みなさんは模試を活用していますか?武田塾でも週末に武田塾模試が行われました。

結果がイマイチだと、渋って中々教えてくれない生徒さんも居ます。反対に...結果が良かったり、成績が上がっていると、少し興奮気味にその話をしてくれたりもします!

今回は、模試の成績が伸び悩んでしまう理由についてお話したいと思います。

模試を受けるメリット

○公開会場では本番と同じような雰囲気を体感できる
⇒知らない子が周りにいる緊張した状況に慣れておかないと、本番で実力が発揮しにくいです。
 自分の手は止まっているのに、周りの子がスピーディーに解いていると焦りませんか?

「場数を踏む」という言葉があるように、回数をこなすことで緊張度は徐々に緩和されていきます。

○自分の立ち位置を確認することができる
⇒得点や判定ばかり目がいっていませんか。志望校の倍率ばかりをいつも気にしている人って居ますよね。
 それよりも、現状何ができて何ができないか自己分析し、この先何をしなければいけないか軌道修正をすることが重要です。

○模試では失敗してOK
⇒模試は本番ではないので、全てのミスをそこで出し切ってしまってください。
 受験ごとに気づいたことを箇条書きにし、本番までに消し込めば問題ありません。

模試で点数がとれない原因

「日々の課題や確認テストでは良い成績をおさめているのに、模試での成績がイマイチだ。」「学校での成績は上位なのに、模試では結果が振るわない。」といった生徒さんは意外と多いです。

模試で点数がとれない原因として考えられることは次の4つです。

1.基礎基本が身についていない(=勉強不足)
2.模試の対策をしていない
3.解くスピードが遅い
4.ケアレスミスが目立つ

1についてはその自覚があることがほとんどではないでしょうか?よくあるケースとして、国公立志望の人であれば、英語や数学に時間を取られて理科や社会科目が散々な結果だ、、など。私立志望の人であれば、英語と古文に力を入れすぎて社会が追い付いていない、などです。「勉強していなくて、出来なかった。」とこぼす人が多いですが、それは本気で勉強をやってみてからでないと分からないとは思いませんか?模試の判定は総合成績ですよね!受験本番ももちろんそうです。全科目勉強してみて、今の自分の実力はどれほどなのかを知らないと、受験に向けた対策は抜け穴だらけとなってしまいます。「まだ手を付けていないだけで、やればすぐに出来る」と呑気に考えていてはいけません。後々になって「思ったより覚えることがたくさんあった」「意外と点数がとれない」なんてことが判明すると、対策が追い付かなくなります。

また、注意しなければいけないのは4のケアレスミスです。面談をしていても、よく聞くのが「ケアレスミスをしてしまって・・・。」というフレーズです。危険なことは、ケアレスミスを甘く考えている人は本番でも同じミスをおかしてしまうという点です。どういう時にケアレスミスをしているのか分析をしておく必要があります。全くわからずに解けなかった人とケアレスミスで正解にたどり着かなかった人は、どちらも零点で同じ扱いになります。非常にもったいない(悔しい!)と思いませんか?過去に、数学でケアレスミスをしていなかったら後20点アップだったという生徒さんが居ました!講師目線で観察すると、特に数学や英語では個人によってミスの癖のようなものが分かることがあります。ケアレスミスは意識することでかなり解消することができますので、ぜひ心がけておいてください。

模試への対策

次に模試を受ける機会がある人は、それにむけて万全の準備をして臨んでください。では、何に気を付けたら良いのでしょうか?

受験に際してのチェック項目をいくつか挙げておきます。

1.前回の模試の解き直しを完璧に終わらせている
2.各科目の目標点数を決めている
3.大問ごとの時間配分を考え、解く順番を決めている
4.ケアレスミスをする原因がわかっている

1の解き直しは最重要項目です。自分が苦手な部分を把握し、克服してから次の模試に挑むようにしてください。毎回の模試を大切にしている人は、きちんと解き直しをしています。そういう人は模試の判定も順調に伸び、一定のところで安定してきます。やはり勉強は復習ありきで成り立つものです。2については、自分が目指す判定に届くように、苦手・得意科目のことを考慮しながら各教科のバランスを考えて設定しましょう。3については、解くスピードが遅めの人ほど意識しておくべきポイントです。まずは、全問解き終わることが大前提だと思って模試を受けてください。4のケアレスミスに関しては先ほど上で述べた通りです。

プラスアルファで出来ること

毎回の模試での各単元の平均点には目を向けていますか?
平均点が高いということは、「難易度が低い」すなわち基本問題と考えることができます。そこを大きく下回っている場合は、その単元が理解できていないことになります。点数に反映されていない場合は、分かった気になっていただけだと厳しく自己評価をしてください。

それから、志望校は満遍なく書いていますか?どの模試も複数志望校を記入することができるかと思いますが、同じランクの大学ばかりを書いている人がいます。それでは、実力相応校や滑り止めとなる大学を決めるときに判断しにくいです。大学を縦に見て、各ランクから選ぶのがお勧めです。

最後に

模試の結果はあくまでその時の実力を数値化したものです。ですので、一喜一憂するのではなく、本番で結果がだせるようにするために何をすべきか模試から学んでください。

また、何よりも「模試を本番と同じ心構えで受けること」が大事です。気負う必要はありません。ただ本番だと思って受けることが重要です。模試の回数は限られていることを忘れないでください。

そして、受験後はしっかりと反省することも忘れないようしてください。
序盤にも言いましたが、模試ではいくら失敗しても構いません。
失敗が許される場です。その後の過ごし方が大切なのは何度も繰り返しているこポイントですね。

本番に向けて点数・判定をあげていくことを目標にしましょう!

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