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【受験勉強】長時間勉強!集中力と暗記力を鍛えよう!

みなさんこんにちは。

武田塾明石校です。

毎日暑い日が続いていますね!世間は夏休みモードですが、受験生に夏休みはありません。中には学校の補習で忙しい人も居るとは思いますが、ある程度自由な時間が増えていると思いますので、勉強のペースをあげてほしいところです!

武田塾生については、夏休みの目標として志望校のワンランク下に合格できる実力を身につけて欲しいと思います。

早慶を目指すならMARCHレベルを、関関同立を目指しているのであれば産近甲龍レベルまではやっておくのが理想です。この夏自分は何をやるべきかよく考えて、1日1日を無駄にせず有意義な夏休みにしてください!

さて、今日は集中力と暗記力についてお話します。

長時間勉強と集中力

受験勉強と言えば膨大な勉強量。特に夏休みなど一日をフル活用できるとなると、自分で計画を立てて長時間勉強をしている受験生が多いと思います。また、浪人生は学校の授業がないため、毎日が過酷な長時間勉強の日々ですよね...!

言うまでもなく、長時間勉強には集中力が大事な要素です。武田塾生でも合格している人は、長時間勉強が身についています。でも勉強を始めたての人や、そもそも勉強が苦手な人にとって長時間の集中力持続はかなり難しいと思います。「30分も勉強したらすぐ眠くなってしまう」なんてことも… では、集中力を鍛えるにはどうすればいいのでしょうか?

集中力を鍛えるには

最初は集中力が切れるタイミング、尚且つ、キリよく止められる範囲でやってみましょう。

例えば、英単語を100個覚えるとしましょう。

50個覚える⇒休憩⇒50個覚える⇒休憩⇒100個復習

 または、

35個覚える⇒休憩⇒35個覚える⇒休憩⇒30個覚える⇒休憩⇒100個復習

最も大事なことは、間に休憩を挟むことです。10時間勉強をやっている人も、10時間ぶっ続けの人はまずいません。変に頑固になり、休憩は怠けだと感じる必要は全くありません!適度な仮眠やストレッチ、甘いものを食べたり、誰かと会話したりしてください。休憩を取らずに勉強している人は逆に心配です。本当に集中できていますか?ただ机に向かっているだけで、何も進んでいないことはないですか? 

長時間勉強においてもう一つ大事なことを挙げるとすれば、その日やった範囲は100%にするということです。すぐに忘れてしまう勉強が続くと、勉強することが嫌になってしまいます。「できる」ことが増えると満足感や自己肯定感も高まり、集中力も増すのです。

また、集中できる環境も大事ですよ。「勉強する以外何もない状況」「他の人も勉強している状況」に身を置いてください。自習室・図書館・カフェなど、曜日や時間帯によって場所を変えてみるのもいいかもしれません。

暗記力を鍛えるには

まず、暗記力を鍛えるために、暗記勉強の落とし穴について知っておいてほしいと思います。

暗記は繰り返し勉強するものだという思い込み

受験勉強の合格体験談などで、「何周やったかわからない」や「何百周もした」など目にしたり、耳にしたことがあると思います。たしかに、繰り返すことは間違いではありませんし、暗記は繰り返しによって身につくものです。実際、武田塾の宿題も2日間は復習日として出していますし…

では、それの何が落とし穴かと言いますと、

「繰り返しやるものだから今は完璧にしなくてもいい! 繰り返していくうちに覚えるはず!」

という思い込みをしてしまうことです!!

人の記憶は目にしたものや、触れたものや、聞いたものをすべて記憶するということがわかっています。そして、その中から必要な情報だけを残し、残りは忘れるということもわかっています。必要な情報と不必要な情報の区別は何で分けられるかと言いますと、意識をその情報に向けるかどうかです。その意識を向けなければ、記憶には残りません。そして、この記憶は短期記憶として残ります。

つまり、「繰り返して覚えるもの」と考えることが、目の前の情報に向ける意識を低くしてしまうのです。よく、テスト前日やテスト直前に必死に頑張れば何とか乗り越えられたという体験があるかと思いますが、これは「"今"覚えなければいけない!」と、意識しているので短期記憶として残っているからです。

何度も繰り返して覚えるものだから、今は覚える必要がないと考えてはいけません。

それが、落とし穴だからです!

意識を向けるためには、絶対にその日に覚えきるという意気込みで臨んでください。英単語を単語100個やるなら、100個覚えることです!必ず、その日中に全部です!本気で覚えようとすることで意識が向けられるのです。

短期記憶から長期記憶へ

とは言っても、人は覚えたものを忘れる生き物なので、一度覚えた単語も翌日や翌週には忘れる可能性が高いです。だからといって、一日の勉強を完璧にしないわけにはいきません。完璧な状態を積み重ねながら、繰り返し勉強しなければなりません。先ほどは短期記憶の話をしましたが、短期記憶は文字通り短期の記憶になります。1週間後にも記憶するためには、長期記憶に残すことになります。

短期記憶から長期記憶への情報の移行へは、繰り返すことが必要なんです。何度も思い出すことで長期記憶に移るのです。心理学ではこの短期記憶の情報を何度も使うことをリハーサルと言います。リハーサルを行うことが長期記憶にとって大事なことになるのです。

最後に

いかがでしたでしょうか。集中力を鍛え、長時間勉強をものにしてください!

ちなみに、武田塾では1週間に一度、宿題の確認テストが行われます。テストは8割以上取れば合格です。たしかに8割取れば合格です。しかし、満点を狙わなければなりません。

8割の時点で2割を忘れているからです。8割を設定している理由は、2割だったらその日のうちに復習できるからです。しかし、この2割は勉強の時点で完璧を積み重ねていなければ復習できません。だからこそ、確認テストでの満点を狙って勉強しなければならないのです!

そのためには、宿題で毎日完璧を目指すことです!

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