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【受験勉強】数学を攻略するにはどうしたら良いのか?

みなさんこんにちは。

武田塾明石校です。

武田塾では英語に次いで数学の指導を受けている人が多いです。数学は優先順位の高い科目でありながら、学ぶべき量が非常に膨大なので、苦手であるとかなりつらい思いをします。

そこで今回は数学を攻略する方法についてお話したいと思います。

数学の勉強方法

あなたは数学が得意ですか?

私は他の教科に比べると少し数学が得意で、見るだけでもある程度は解けると思い込んでいました。しかしそれは定期テストには通用したとしても、受験には全く太刀打ちの出来ないものでした。「 数学は手を動かして計算をたくさんしてこそ。」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?これはほんとうにそうです。実力問題は解法を一から自分で導き出して、さらに計算までバシッと合していかなければいけない。これが受験です。 見るだけ勉強をまだ信じていて、なお数学の成績が上がらない人は騙されたと思ってやってみてください。以下で詳しく解説していきます。

日大レベル突破テスト

日大レベル突破テストの数学は過去の入試問題から構成されており、一題あたりの配点が高いため計算ミスをすると大きく点数が下がり、合格をするのが難しくなります。 理系数学の突破テストを合格するために必要な勉強は、「基礎問題精講ⅠAⅡBⅢに載っている問題を全て解ける」ことです。

うーんと考えて解けるレベルでは入試問題を解くのは難しいです。 突破テストに載っている問題(入試問題)を解くには、基礎問題精講の問題を道具として使い、それらを組み合わせる必要があります。言い換えると、すらすらと解けるようにする必要があるということです。 

計算ミスを甘くみない

また計算ミスをした問題は、”計算ミスくらいいいか”、”次は大丈夫だろう”と軽く流してはいけません。 計算ミスの多くは途中式をとばしている場合がほとんどです。途中式のどの部分を詳しく書けばよかったのかを考えて、次解くときに反映してください。 計算ミスをしないように意識するだけで、得点がかなり上がる人も居ます。

融合問題が解けるように

数学の模試や入試問題は、解答するときに、複数の単元の知識を使う問題(融合問題)がよく出題されています。例えば、数列と極限や、三角関数と積分などです。(私の入試では、ベクトルと楕円の問題がでました)これらの問題を解けるようになるためには、それぞれの単元の問題が解けるようになることと、融合問題になれることが必要です。

まず、それぞれの単元の問題がすらすらと解けるようになっておきましょう。何故すらすらと解けるようになっておく必要があるのかと言うと、それぞれの単元の問題は融合問題を解く時に道具として働き、それらを組み合わせて解いていくという形だからです。先ほど登場した基礎問題精講の問題を解けるようにしてください。しかしながら、基礎問題精講の問題をただ解けるだけでは不十分なので、次のことを意識して解いてみて下さい。

それは、問題を解く上で、”方針(考え方)は、何か?”について、考えておくことです。これを考えないと、問題を解けるようになったとしても、見たことがない型や融合問題に出会ったときに、どのように解いたらいいのかわからなくなります。”方針は何か?”と考えておくと、一般的な解法は何かや、それがだめだったらこの解法!といった風に、経験的にどの解法を使えば答えにたどり着けるかがわかるようになります。

やり直しをして質問

やり直しをするときは、途中式を自分で計算できるかなどを確かめるために、見て終わりにするのではなく実際に書いてみてわからないところがないかを確かめてください。そして、わからないところは必ず講師に質問すること!

一通り終えたら、この問題を解くときの考え方(方針)は何かを考えて、その方針を理解し、暗記しましょう! 問題の方針を考えておくと、参考書の問題と少し型が変わった問題を解けるようになります。

また、やり直しをした後の過程も大切です。 問題を解いた当日は解けるのに、模試では解けないといった方はいませんか?参考書の問題のやり直しをした後は1週間ほどおいて、もう一度解けるか確認してみてください。日をあけて解けるかを確認することで、自分がどのくらい理解できているかがわかります! 1週間後に解けなかった場合は、もう一度丁寧にやり直をして再度チャレンジしてください。

復習の仕方

最後は数学の効果的な復習の仕方についてです。特に全範囲テストや突破テストを受けるときに役立つと思いますので参考にしてみてください。

最初と重複する部分もありますが、例えば日大レベルの数学の突破テストを受ける時は、基礎問題精講に載っている問題は全て解けなければいけません。 400題にしぼって解きなおすにしても一題30分でやり直しも含めてかかるとすると、 400×30÷60=200時間・・途方もない勉強時間がかかり、これなら英単語などの暗記に少し回したいところです。

このように、基礎問題精講ⅠAⅡBⅢの問題を全て手を動かして解くのは時間がかかります。基本的には問題を見て方針を思い出せるのか確認するだけで大丈夫ですが、微分積分や計算ミスが多い分野、計算に自信がない人は実際に手を動かして解いてみましょう!  

最後に

自分の計画通り勉強は進んでいるでしょうか?入試までにやりたいことが多く、うまくいってない人も多いのではないでしょうか?

計画をたてるときに大切なのは、優先順位をたてて自分の出来る範囲のことを毎日コツコツやっていくことです。まずは、国公立・私立大学に関係なく基礎基本を固めることが先決です。

基礎基本とは武田塾では日大ルートに挙げている参考書にあたります。このレベルの参考書を解けるようにすることを目標にしましょう。では、それをいつまでに終わらせておくべきかというと...8月末です!上記の参考書は1回やればそれで終わりというものではありません。何周・何十周と繰り返して定着するものです。

この成果は秋以降に数字として表れます。挫けそうになることもあると思いますが、諦めずにやり遂げてください。

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