ブログ

【高校3年生の皆さんへ】部活動お疲れさまでした!

みなさんこんにちは。

武田塾明石校です。

この記事を読んでくださっている高校3年生の皆さんは、部活動引退を迎える頃かと思います。
「本当にお疲れさまでした!」
今日からはその情熱を勉強に注いでください。
部活動と勉学を両立させてきた皆さんなら必ずできるはずです。

今回はそんなみなさんへ向けて、これからの勉強についてお話したいと思います!

計画を立てよう!

受験勉強に本腰を入れるにあたって気を付けてほしいことがあります。それは、やみくもに問題を解けばいいという訳ではないということです。「何のために勉強しているのか」という目的意識を持つためにも、ゴールや目標を設定してください。それに従って、最初に「何を」「いつまでに」仕上げなければいけないか計画をたてることが必要です。

では具体的にどんな?

国公立・私立大学に関係なく、まずは基礎基本を固めることが先決です。基礎基本とは武田塾では日大ルートに挙げている参考書にあたります。このレベルの参考書を解けるようにすることを目標にしましょう!

では、いつまでに終わらせておくべきかというと8月末(つまり夏休みが終わるまで)です。部活動が終わり、この先には夏休みがあります。比較的自由に使える時間がある時に基礎固めを済ませておくべきです。

上記の参考書は1回やればそれで終わりというものではありません。何周・何十周と繰り返してやっと定着するものです。この成果は秋以降に数字として表れます。すぐに結果が出ず挫けそうになることもあると思いますが、諦めずにやり遂げてください。

まずはスモールステップで取り組む!

合格するためには合格点に達しなければなりません。みなさんは、合格点に達するために何をしなければならないと思いますか?

英語を例にとると、英語長文を読むことが最終目標ですよね。その目標を達成するためには色んな要素が必要となります。「英単語を知っておく」「英文法を理解しておく」「英文解釈ができる」など、考えられることが多いです。これは、どれも英語長文を読むために必要なことです。

今から英単語を2000語覚えなければならないとします。まずは、2000語を日に覚えられる量に分けて、その量を1日の目標にします。例えば、ここでは「1日100個覚える!」といった目標で大丈夫です。

このように目標を低くすれば、モチベーションをキープしやすいです。飛ばしすぎは悲しくもエネルギー切れや三日坊主の原因となります。一つ一つ目標を達成することにより、それが自信になり、今度はより大きな目標に挑戦できるようになります。これを心理学で「スモールステップ」といい、実際に認知行動療法で行われている考え方です。

自習室を活用しよう!

何時間も集中して勉強する習慣はすぐに身につくものではありません。初めはかなりきつく感じるでしょう。そんなときは是非自習室を利用してください!

自習室利用のメリットは、何と言っても勉強の量が増えることです。勉強の量が増えると当然成績も良くなります。
年間を通して見ても、自習室によく来ている生徒さんは成績が伸びています。それにしたがって受験での結果も自ずとついてくるものです。

また、自宅で自習するのに比べて勉強の効率・質が上がります。理由は色々あると思いますが、静かな環境で周りのみんなが黙々と勉強していると、気が引き締まり自分もやる気になるという生徒さんは多いです!

学校帰りに塾で自習して帰ることを提案したところ、それを実践してくれている生徒さんも居ます。

中にはどのくらい勉強したら良いか分からないという人も居るかもしれません。まずは、部活動にあてていた時間をそのまま勉強時間にあててみませんか?

高1・2年生は?

部活動と勉強との両立について、非受験学年の方へも少しアドバイスです!

受験相談で、このような質問をよく受けます。

「部活動をしながら通塾することは大変でしょうか?」
ーもちろん、大変です。

高校の授業内容は中学に比べると格段に難易度が上がるため、予習をして授業を受けるのが当たり前と言われています。それにプラスして武田塾では課題が出ます。この課題を完璧に仕上げないことには、1週間後の確認テストで合格することが難しくなります。つまり、学校の予習や課題をこなしながら、塾から出される課題や勉強への時間も確保しないといけないということです。

通塾する際、武田塾から出る課題をこなすこと自体が受験勉強だと思ってもらえれば良いです。部活動をしながらでも構いません。たとえ日に一時間でも良いので、受験勉強をするのとしないのではこれからに大きく差が出ます。もちろん、知識・実力といった点でもそうですが、習慣化という点においても大きく差が生まれます。

では、ここで部活から帰宅して就寝するまでに、どれぐらい勉強時間を確保できるのか考えてみてください。その確保できる時間によって受講する科目数を決めていくのが現実的だと思います。例えば1科目しか無理な場合は、理系なら数学、文系なら英語を取るのがいいと思います。その後は、ペース配分をつかめた段階で科目数を増やしていくのが現実的です。

最後に

毎年のことなのですが、部活動引退を迎え夏休みに入ると、現役生が猛烈な勢いで勉強を開始します。また、自習室の様子を見ても現役生の占める割合が高くなっています。

みんなこれまで受験勉強ができなかった分を取り返す勢いで、机に向かっているような印象です。部活動をしていた生徒さんの集中力には凄まじいものを感じます。

よく言われることですが、「春先は既卒生が先行し、秋以降に現役生が逆転する。」と。まさにそんな雰囲気が感じられます。部活動をしていた現役生の人は周りに比べて焦る気持ちがあると思いますし、既に受験勉強に取り組んでいた人や既卒生はその勢いに圧倒されて逆に焦りを感じるかもしれませんね。要はお互い様です。大切なのは、周りを気にすることではなく、自分が何をどれだけできるようになったのかに気を配ることです。

心配なのは、既卒生で春の頃の気持ちを失いつつある方です。昨年は非常に悔しい思いをしたはずです。そしてそれをばねに頑張ってきたはずです。半年後には憧れの大学生になるんですよね! そう思うのであれば今一度奮起してください。

既卒生には経験値があり、現役生にはパワーがあります。どちらの受験生も合格を目指して頑張りましょう!

武田塾では随時受験相談を行っています。自分ひとりでは中々計画が立てられない・勉強の仕方がわからないなどありましたら、一緒に解決しましょう。お気軽にお申込みください。

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる