逆転合格専門の武田塾赤羽校です。
センター試験まであと3週間を切りました!
いよいよ入試直前期!
特訓の中で、数人の生徒から質問があったことを紹介します。
「化学で入試問題の設問を読んでも、意味が分からない。解けない。
だから入試直前用の新しい参考書を買おうか迷っています。」
今まで進めてきた参考書で一周走り切ったばかりなのですが、
まだ入試問題を解くことができないので、
「7日間完成!・・・・・・」
「10日でできる・・・・・・」
「センター30点アップ!・・・・・・」
というようなタイトルの参考書を買って頼りたくなる気持ち、
とってもよく分かりますね。
今までやってきた参考書では伸びなかったから、
参考書が良くないのでは・・・?
だから直前期は、もっと得点につながるものを!
私も受験生時代、なかなか成績が伸びない教科については、
そのような参考書に飛びついて何とかしたいと思ったものでした。
少し考えてみますと、、
・まだ1周目を走り終えたばかりなので、
各単元とも一度は理解したものの、
細かな部分では定着していない
ということに気づきます。
今まで進めてきた参考書には、
重要ポイントにマーカーしたり、
できなかった問題にチェック☑してきました。
1周走り終えた今、
自分にとって最高の参考書になっていませんか?
これを反復したら、絶対に実力アップは間違いなしです。
入試直前期を迎えた今、新しい参考書・問題集のタイトルに
飛びつくのではなく、
今まで使ってきた参考書で
「戻る」「反復する」ことが大切です!
超短期の参考書は、多くのポイントを削り取っているので、
シンプルにまとまっています。
ただし、重要な点を削ぎ落していることも多いです。
<入試問題の多くが解けるようになった受験生>
⇒超短期の仕上げ用の問題集は、
弱点がないか再確認するために使用するならば、
一定以上の効果があがり、自信がつくでしょう!
<入試問題になると、まだ全然解けない受験生>
⇒今まで進めてきた参考書で反復しましょう!
「反復する」「戻る」ということは、
進んでいないような感じがして、少し勇気が必要です。
でも、回数を増やすことにスピードは増し、効果も倍増します!
自分の知識をより強固なものにするために、
ペースを上げて目を通すというのも有効です。
もう一つ、とても効果的な勉強法があります。
①重要な用語をノートに書き出す。
②その用語から連想できる事柄、公式など自由に書く。
またはイメージする。
③参考書の最後の方にある「索引」から
その説明を読み、自分の理解が正しいか、重要な点が
抜けていないか確認する。
本番に向けて、実戦問題を解くことも大切ですが、
今まで走ってきた参考書1冊と共に
ゴールを目指すのは効果的です。
相談した生徒は、慌てて新しい参考書を手にするのではなく、
今まで使ってきた参考書で、まだ定着していなかった
記憶の復活に力を入れ始めました!
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