こんにちは!
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日本初!授業をしない塾の「逆転合格に強い武田塾」赤羽校校舎長伊藤です。
今回から、シリーズ「私はこうして合格した(講師編)」インタビューを書きたいと思います。
第7弾は東大に合格した小川先生です!
まずは、受験の状況から教えてください!
進学先:東京大学理科二類
合格校:東京大学理科二類
早稲田大学創造理工学部環境資源工学科
東京理科大学理工学部応用生物科学科
東京大学を選んだ理由を教えてください!
東京大学は、日本最難関の大学であると同時に、学部選択が入学時ではなく大学二年生の時に行われるという特徴があります。
幸か不幸か勉強の成績はよかったので、高校の先生との面談で自然と東大を志望するようになりました。
結局は一年間浪人してから進学することとなってしまいましたが・・・。
受験では物理と化学を使用しましたが、漠然と生物系の勉強をしたいと思っていて、理学部なのか農学部なのかなど学部・学科を後で決められることも大学選択の一因でした。
受験は物理・化学なのに生物を勉強したかったのはなぜですか?
元々は生物をやりたいとは別に思っていなかったんです。
ただ、4年間の大学生活どうやったら楽しんで勉強していけるかを考えたら、機械や化学などよりも生き物を学んでいきたいという思いにいたりました。
しかしこの決心がついたのが高校三年生の夏だったので、なんとなくで選択してしまっていた物理・化学での受験をするほかありませんでした。
今では、大学で新たに生物を学んでキャッチアップしながら時々必要になる物理の知識を駆使できているのでこの選択を取ってよかったと思っています。
実際の受験勉強について
それでは、実際の受験勉強に関して教えてください。
勉強する内容は、常に理由まで理解して進めるようにしていました。理系科目は特に、自分の納得が持てていないと使えるようになれないので理解に重点を置いていました。
例えば、数学の勉強をする時は教科書の該当部分を読み込むところから始めて、仕組みをわかった上で問題演習に入っていました。
ただしそのため演習量が不足し、試験対策に過去問を扱ったとき現役時には歯が立たない問題がかなり多くなってしまったという反省があります。
逆に理解を確立していたことで、浪人中はかなりのスピードで得点力を上げることができ、東大模試の上位者リストに食い込むまでになりました。
それでは以下に各科目の勉強法を述べたいと思います。是非参考にしてみてください!
① 英語について
単語:何度も繰り返して暗記しました。高1や高2で暗記した英単語を高3の間に何周もやり直し、単語帳は一冊完璧にしていました。
文法:文法は穴を残さない勉強が重要だと思います。文法の問題集で間違えた問題に印をつけておき、くりかえし解きなおしてきっちり固めておきました。
英文解釈:高校の授業で扱う英語の文章のSVOCを分析して訓練しました。英文を速読する際、SV程度はわかって読まないと何も頭に入らなくなってしまうので、素早く文構造を理解できるようにすることは重要です。
長文:一口に長文問題と言っても東大では多様な長文問題が出題されるので、それぞれに対応した演習を積むことを大事にしていました。ごくベーシックな形の長文の出題は大した難易度ではないので、種々の問題への対策のほうが大変でした。
リスニング:問題を解くこと、スクリプトを見ながら聞きなおすこと、再度何も見ずに聞くことをしていました。リスニングは得点力がつくまでに時間がかかるので大変ですが、とにかく毎日聞くことが大切です。
② 数学について
おそらく一般的なタイプとは異なるのではないかと思うのですが、教科書の記述を理解することを重視していました。
教科書の勉強が完成したら、高3の間はひたすら問題集FocusGoldに取り組むのみでした。解ける問題を増やしていく作業です。
基本的な問題はすらすら解けるようになっていたのですが、入試の難しい問題にはなかなか対応できるようになれず苦労しました。入試問題が正答率良く解けるまでには時間がかかるので、どれだけ数学に多くの時間を割けるのかが重要になります。
数学は解けるものが増えていくほどに楽しくなっていくので、早いうちに色々な問題への対応力をつけると受験期を楽しく乗り切れると思います。
また、センター試験の数学は時間との勝負であり、こちらも早いうちに時間制限への対応力を養成しておくと秋冬に余裕が持てます。
③ 社会選択(地理)について
センター地理は興味を出して勉強することが一番の方法だと思います。
理系の受験生はたいてい社会の科目の勉強には身が入らないものですが、日本や世界の各地の情報を知ることが出来ることに楽しみを見出すことで自分は地理を乗り越えました。
世界史や日本史よりも覚えることは少ないとはいえ、暗記はやはり必要になりますから他の教科との時間配分に気をつけつつ工夫しつつ勉強していくことになります。個人的には覚え方を自ら考案していくのが楽しかったです。
試験時間に困ることは少なかったので、得点を取るために知識量をつけることで対応しました。
④ 化学について
化学は計算問題と暗記の両方が要求されるという難しさがあります。
無機化学や化学反応式は覚えるほかありませんが、同時に濃度や気体などの計算問題への対応が疎かになってはならないので、勉強量が多く必要でした。
計算系の問題のほか、有機は多くの問題演習をこなすことで解けるようにしていきました。
重要問題集を使用しましたが、全部やるのではなく補強したい分野を取り上げて解くという使い方をして、あとは過去問演習をしました。
⑤ 物理について
物理も数学と同様、教科書の理解をしてから問題に取り組み始めるようにしていました。
物理では仕組みがわかれば解ける問題が多く、複雑だったり発想から難しかったりすることは少ないので、内容理解の重要度が最も高い科目だと思います。
例えば電気の分野は公式として覚えるしか無いものも多いため苦労しましたが、それぞれの式のつながりを考えて理解ができると自信になります。
問題演習のなかで理解不十分な箇所が見つかるので、理解と演習の両方の不断の努力で勉強しました。
化学同様、重要問題集を分野をピックアップしながら使い、過去問演習をしていました。
⑥ 国語について
実は、高3のときにかなり力を入れて勉強してしまいました。これが受験の一番の反省です。もっと数学に力を入れれば良かった…
現役の二次試験で、国語の点数が数学の1.5倍になってしまうという理系にあるまじき結果を叩き出しました。
現代文は一つの問題に対して違う解答を作成してみたり、模範解答の文を自力で近いものが作成できるようにしたりして訓練しました。
古文漢文は文法や句法を暗記して、わかるようになれると問題にあたるのが楽しくなります。
理系のみなさんはぜひ国語に時間をかけ過ぎずに計画的に受験勉強を進めていってください。
まとめ
自分は、理解できていない内容を残したまま先に進みたくない人間だったため演習量が少なくなるということに陥りました。
しかし、理解がなくて難しい問題に対応ができるはずはなく、理解が重要なことは譲れないと思います。
基本的な問題が解けることに安心してしまわないで、演習量も多く積む努力が必要です。
理解と演習の両方をこなして、受験を乗り越えてください!
小川先生推薦!「FocusGold」「重要問題集」の紹介はこちら
① 物理重要問題集
② 化学重要問題集
③ Focus Gold
ちなみに、武田塾の紹介を少し…
必見!サンドウィッチマンの受験相談コント!
楽しい赤羽校に、ぜひお越しください!!
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