はじめに!
ブログをご覧のみなさん、こんにちは!
JR会津若松駅から歩いて15分、武田塾会津若松校です!
高校二年生のこの時期には、自分の志望校を探し出す人が多くなると思います。
その中で、国公立を第一志望とする方もいれば、私立を第一志望として国公立は受けない方もいる、と様々な受験形態が生まれてきます!
今回は、国公立を第一志望にしている人必見の勉強法について詳しく紹介していきます!
国公立第一志望の方!
・国公立第一志望の方
国公立受験、最大の難関ポイントは共通テスト、基本的に五教科七科目が必須という点です!
では、具体的な勉強スケジュールについて述べていきたいと思います。
まず、学校の進度にもよりますが、高2~高3の5月くらいにかけて基礎を完璧にします。
基礎とはどれくらいだ、と問われると、具体的には、学校の進度にもよります!
理系について!
理系➡国語:古典単語を少なくとも半分以上覚えておく(全部覚えていると後で楽です)、助動詞は全て覚えよう。
漢文:句形はともかく読む順番(ㇾ点等)はマスターしておこう。
数学:数ⅠA、数ⅡBの基礎問題が解ける。(数Ⅲを除く)
物理、生物:学校で習ったそれまでの公式、用語は必ず理解し、基礎問は全て解ける。
化学:無機化学の基礎問題は全て解ける
地理、倫政:これまでで習ったことを要復習、覚える。(他の上記の科目に余裕がないときはひとまずそちらを優先)
文系について!
文系➡国語:学校で扱う教科書の文を200字要約してみよう。
古文:単語を全て覚えておこう(少なくとも3/4以上は覚えておきたい)助動詞も助詞も全て覚えよう。
漢文:ㇾ点等の読む順番はマスターしておこう。
数学:数ⅠA、数ⅡBのなかで自分が受験に必要な範囲を明確にしておき、苦手な範囲を明らかにする(余裕があれば苦手をなくしておこう。
理科基礎:学校の進度についていける程度で間に合う
地歴公民、現社倫政:今まで習った用語、知識を全て覚える。
共通の科目について!
そして最後に、文系理系ともに共通する教科です。
英語
➡英文法書(VintageやScramble等)の少なくとも「比較」の範囲まで完璧にしておきましょう。英単語帳(シス単、ターゲット等)も少なくとも1000語を覚えておくと後がだいぶ楽です。といった具合です。
上記の勉強量で偏差値55付近の大学に受かる目安です。
余裕があれば志望校の赤本をぜひ解いてみて下さい!!
今の自分がどれほど実力不足か。
また、どの単元を理解すればいいかが良く分かり、モチベーションアップに繋がります!!
高校三年生の模試!!
さて、高3の五月以降はさらに過密なものになることかと思います。
学校の授業でそれぞれの教科の一般的な教科書の内容が一通り終わりに近づいていきます。(学校によって、教科によっては大幅に遅れている教科もあるかもしれません)
この時期に一気に増えてくるものがあります。
それは模試です。
主に、マーク模試(一次対策)、記述模試(二次対策)があります。
ここでやはり高得点が狙いやすい、狙っていきたいのはマーク模試の方です。
さらに、私立と違い、国公立は共通テストの結果で受ける大学が決まってしまうと言っても過言ではありません!
そして、それらの模試を受けていくのですがその中で最も大切になってくるのが、それぞれの模試の間違い直し・解き直しです。
模試が終わってできれば翌日、遅くてもその週末に丸つけ及び間違い直しをして解説を読み込みましょう。
そして模試から2,3週間後の週末にまた解き直しをします。
学校の定期考査などもこのようにすればより効果的です。
さらに模試を解いていく中で意識してほしいのが時間配分です。
問題形式が本番の共通テストの同じになっているのでとてもいい時間配分の練習となります。
そして7,8,9月くらいから一般選抜以外の様々な入試、推薦入試やAO入試が始まっていくと思います。
それらを受ける人はその対策に全力を尽くして下さい!!
(ただしそこで燃え尽きてはいけません)
それ以外の方はこの習慣を徹底していきましょう!
夏以降の勉強は⁉
夏休みに入ると自宅での勉強時間が増えます。そこでやはり徹底してほしいのが暗記系です!
単語はいつのどのテストでも必ず役立ちます!
英語、古文単語はもちろんのこと、漢文、社会系の用語も全て詰め込んでおきたいところです。
夏休みが明け、季節は秋になります。
模試に拍車がかかっていく時期です。直しを徹底しましょう!
中には、駿台模試など難しめも模試に心をズタズタにされる人がいるかもしれませんが大丈夫です。
模試で一番大事なのはその復習です!
本番までの次に活かしましょう!!
数Ⅲを使う人は注意!
理系で数Ⅲを使う人は秋の終わりから冬にかけて少しずつ復習を始めていきましょう!
共通テストに意識を取られすぎて数Ⅲを忘れると、共通テスト後にとても苦労します・・。
また、同時期に併願や滑り止めの私学の赤本を解いていきましょう!(2週間に1回くらいのペース)
私学入試は共通テスト後から割と時間がないからです!
これも解くだけ解いて一喜一憂してはいけません。
しっかりと計画を立てて復習、また時間配分も意識しましょう!!
そして新年が明け、冬休みが明け、共通テスト前の模試ラッシュが始まると思います。
一つ一つ丁寧に復習してください!!
少なくとも解説は読み込みましょう!
基本だからこそ大事な単語!
ここでこの期間、絶対におろそかにしてほしくないのが単語です。
読解系が多い共通テストにおいて単語はある意味最強の武器であると言えます!
この習慣だけは絶やさないようにしましょう!!
共通テストも終わり、残りは私学入試、その後の国公立入試になるかと思います。
私学入試が終わるまでは数Ⅲを復習しつつ、赤本をそれぞれの大学の3~5年分は解いておきたいところです。
私学入試が終わると、割と国公立二次までに時間があることに改めて気づきます。
ここで改めて自分が使う全ての教科の復習をしましょう!!
特に苦手分野は苦手意識がなくなるまでしましょう!
それと同時にそこの赤本も解いていきましょう!
ここでは10年分くらい解いておくと自分的にも安心できるかと思います。
また、前期が終わった後も受験を早々に終わらないでください。
自分が決めた中期、後期の大学に向けて勉強を続けていきましょう!!
まとめ!
今回は、「国公立受験の特徴と分かりやすい勉強法について!!」というテーマでお話してきました。
文系と理系で勉強の方法が大きく違うことが分かったと思います!
自分がどちらで、どのような勉強法が適しているのか、この内容をみて確認してみて下さい!!
また、共通である英語は、これからどこに行っても必要になってくる大切な事項なので、ポイントを抑え、取り組んでいきましょう!!
第一志望の大学に合格するために、今から勉強法を身につけておきましょう!