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【企画】現役埼玉大生にインタビュー!【武田塾会津若松校】

大学生

 

こんにちは!

武田塾会津若松校です!

 

今回は初のインタビュー企画ということで、

現在埼玉大学工学部情報システム工学科

所属しているIさんに、

高校の頃の話や

実際に受験を受けてみての体験談などを

聞いてみました。

 

センター試験の点数や

東北大学の二次試験の問題を

解いてみた感想など、

詳しく答えてくれているので

ぜひ参考にしてみて下さい。

 

高校生活について

 

──まずは自己紹介をお願いします

I「こんにちは。私は会津若松出身で、

 高校は会津高校に通っていました。部活は

 剣道部でした。クラスは理系です。」

 

──部活は忙しかったですか?

I「そうですね。週6日練習があって、

 平日は16:30~18:00、休日は9:00~13:00

 くらいまで練習がありました。」

 

──勉強との両立はできましたか?

I「部活の時間的に帰ってから

   時間はあったんですけど

 練習後は疲れて何もできませんでしたね...

 部活を引退するまでは

  そんな感じの生活でした。」

 

──理系クラスということでしたが、

  なぜ理系を選択されたんですか?

I「文理を選択する際は将来何をしたいかなどは

 ほとんど決まっていなかったので、

 国語や社会より数学の方が好きだから

 というだけの理由で理系を選びました。

 理系を選択した後に 

 大学で何をするか考えるようになって、

 コンピュータが好きで

 ものづくりをしたいということで

 情報工学の分野を選びました。」

 

 

受験期について

 

──ここから勉強について聞いていきたい

  と思います。

  志望校はどこだったんですか?

I「第1志望は東北大学

 工学部電気情報物理学科という

 ところでした。

 第2志望は千葉大学とかでした。」

 

──受験で使った科目を教えてください。

I「受験で使ったのは、

 国、数(Ⅰ, A, Ⅱ, B, Ⅲ)、英、日、物、化

 でした。あと東北大の二次試験では

 英、数、物、化を使いましたね。」

 

──受験期の頃の偏差値を教えてください。

I「各教科の偏差値はあまり

   覚えていないんですが、

 だいたい全体で60くらいだったと

 思います。」

 

──勉強時間はどのくらいでしたか?

I「大体平日が6時間で、

 休日は12時間くらいでしたね。」

 

──各教科でしていた勉強を教えて下さい。

  まず国語はどうでしたか?

I「基本的には学校で配られたものを使って

 勉強していて、

 演習は赤本でやっていました。

 学校以外では自分で古文単語帳を買って

 古文単語は覚えるようにしていました。」

 

──数学はどうでしたか?

I「数学はがんばって授業について行けるように

 していました。基本的には

 青チャートを使って勉強していましたね。

 あとは学校の宿題ですかね。」

 

青チャート

 

──英語はどうでしたか?

I「英語は基本学校の授業や、

 学校で配られるテキストで勉強していました。

 でも単語には力を入れていて、

 1年生の頃に『ユメタン(赤)』の単語

 を完璧にしました。

 2年生からは『システム英単語』を使い始め

 ましたが、ユメタンを覚えたことに

 満足してしまい、中途半端にしていたら

 結局ユメタンで覚えた単語も

 忘れてしまっていました。

 これは失敗したなと今でも思います。」

 

ユメタン 赤

 

──物理はどうでしたか?

I「最初は学校指定の参考書を

 使っていたのですが、

 量が多く、続きませんでした。

 そのときに『良問の風』という参考書を

 見つけたんですが、

 これは問題数も多くなく、

 レベル的にもちょうどよかったので

 取り組みやすかったです。

 センター試験の物理はこの参考書のおかげで

 取れたといっても過言ではないです。」

 

良問の風

 

──化学はどうでしたか?

I「授業や教科書に出てきた暗記事項を

 覚えて、演習は『化学重要問題集』を

 買ってこなしていました。

 この参考書は二次試験でも化学を

 使うよ!という人におすすめです。」

 

重要問題集

 

──最後に、日本史はどうでしたか?

I「高3の秋までは定期テスト前に

 勉強するくらいでしたね。

 秋以降は自分で日ごろから復習

 していました。

 学校の授業にも頑張ってついていこうと

 していましたが、 

 全範囲終わるのが本当に入試直前でした。」

 

受験本番 ~センター試験、前期試験~

 

──ここからは受験本番のお話を聞いて

  いきたいと思います。

  いきなりですが、

  センター試験の結果を教えてください。

I「国語が150点、数学が65点、英語が148点

 物理が93点、化学が60点、日本史が72点

 くらいでしたね。

 全体では75%くらいでした。」

 

──当時の手応え的にはどうでしたか?

I「物理は力が出せたという感じですね。 

 数学はもっと高いと思っていたんですが

 思うように取れていませんでした。

 日本史が72点取れたのはその時の

 勉強量を考えれば奇跡ですね(笑)」

 

──前期はどこを受けましたか?

I「前期は第1志望の東北大学

 出願しました。

 センター試験後の面談で担任の先生に

 東北大いける!と背中を押されたという

 こともあったのですが、

 今考えれば少し無理があったかなと

 思います(笑)

 あとはセンター利用で

 東京理科大学芝浦工業大学にも

 出願しました。」

 

──結果はどうでしたか?

I「東北大もセンター利用も不合格でした。

 東北大は2つくらい試験が終わった後に

 ちょっと無理な気はしていました。」

 

──東北大の二次試験を振り返って

  もらえますか?

  数学はどうでしたか?

I「大問が6つあって確率は必ず出題される

 という感じだったと思います。

 ひらめきを必要とする問題はないですが、

 単純に計算が大変でしたね。

 計算ミスは命取りになるでしょうね。

 過去問は解き方を確認して理解できるまで

 やっていましたが、

 自分で1からできるようにするための

 演習量が足りていなかったなと感じます。

 

──英語はどうでしたか?

I「長文の量は問題用紙見開き1ページと

 半分くらいでした。

 記述問題の回答は3行分くらい書く

 スペースがあったので、

 結構長かったと思います。

 単語のレベルはシスタンを完璧に

 していれば大丈夫なレベルだったんですが、

 覚えていなかったので 

 読めない単語が結構ありましたね。」

 

──物理はどうでしたか?

I「シンプルにむずい。って思いましたね(笑)

 公式を暗記しているだけでは 

 解けませんね。かなり考えないといけません。

 あとは問題文がとても長いので

 その中に出てくる条件や記号は印を

 つけながら読むと整理できると思います。」

 

──最後に、化学はどうでしたか?

I「有機化学がめちゃめちゃむずいです。

 たぶん東北大を受ける人は

 知っていると思いますが。

 大問が3つあって、1が理論化学、

 2が無機化学、3が有機化学という

 構成だったと思いますが、

 有機化学の大問を完答するのはかなり

 大変でコスパも悪いので、

 まずは大問1と2でしっかり

 得点を稼ぐというのが理想なのかな

 と思います。

 大問1と2はさっき紹介した

 『化学重要問題集』をこなしていれば

 解けるレベルだと思います。

 あとは入試の形式が特殊で、

 150分の中で物理と化学を解かなければ

 ならないので、

 時間配分に注意しないといけません。」

 

──二次試験を受けてみての感想は

  ありますか?

I「全体的に答えを見れば理解できる

 くらいの問題が多いですが、

 それを自分でこなせるだけの演習量を

 かなり積む必要があるな

 と感じましたね。」

 

~後期試験~

 

──後期試験は受けましたか?

I「はい。後期試験で今現在通っている

 埼玉大学に合格しました。」

 

──後期試験ってどういうことをするんですか?

I「埼玉大学の後期試験では

 前期試験と同じように

 センター試験の点数と二次試験の点数で

 合否が判断されます。」

 

──小論文を書いて面接をするイメージでした。

I「実は後期でももう一度

 二次試験があるんですよ(笑)」

 

──埼玉大学の後期日程で受けた

  試験についても教えてください。

  まず数学はどうでしたか?

I「東北大学のレベルに慣れていたんで

 そこまで難しく感じませんでした。

 青チャートの問題がそのまま出た

 みたいな問題もありましたね。

 

──英語はどうでしたか?

I「大問は3つで、1と2が長文という

 構成だったと思います。

 3は英作文になっていて、

 自分の意見を述べてその理由を書くという

 問題でした。

 でも入学した後に

 『I agree with this idea.』

 だけしか書いてないのに

 合格している人もいました(笑)

 ただその人はセンター試験の得点率が

 80%を越えていたので

 センター試験で取れているということは

 かなりアドバンテージになるということが

 これで分かりましたね。」

 

──最後に、物理はどうでしたか?

I「数学同様、そこまで難しくはなかったです。

 『良問の風』を解いて、過去問で演習を

 すれば十分合格点を取れます。」

 

──後期日程で受けた二次試験を

  終えての手ごたえはありましたか?

I「英語が少しできているか不安でしたが、

 数学と物理がほぼ完答できたので

 合格を確信していました。」

 

最後に

 

──埼玉大学での生活はどうですか?

I「入る前までは結構東北大学への

 気持ちが強かったんですが、

 今やりたいことができているし、

 友達もみんないい人たちで楽しいです。」

 

──埼玉大学にはどんな人がいますか?

I「私と同じように前期日程で旧帝大に落ちて

 後期で埼玉大学を受験して

 合格している人が多いので、

 周りは優秀な人が多いです。

 入学後は『前期でどこ落ちたの?』

 という話で盛り上がりました(笑)」

 

──最後に受験生に向けてメッセージを

  お願いします。

I「勉強だけではなく、 

 何かを継続するにはそれを

 好きになるということがとても

 重要だと考えています。

 どんなきっかけでもいいので、

 今している勉強を少しでも楽しんで

 好きになって下さい!

 応援しています!」

 

──ありがとうございました。

I「ありがとうございました!」

 

******************

 

今回のIさんのインタビューを通して

色々重なる部分があった人もいたと思います。

特にIさんが現役時代に「失敗したな」

と思ったところは参考にして、

同じ失敗をしないようにすると

いいと思います。

そういった意味でも

とても貴重なお話を聞かせてくれたと思います。

 

Iさん、改めてありがとうございました!

 

 

 

 

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