ブログ

医学部と他学部の違い

皆さんこんにちは!

武田塾愛知日進校の西田です。

本日は医学部と他学部の違いについて紹介したいと思います。

 まず入試における違いについて紹介していきます。

医学部入試対策は基本的に他の学部と同じですが、いくつか違うところがあるため挙げていきたいと思います。

まず1つ目の違いは入試の傾向が違います。主な私立の医学部(私立御三家周辺を除く)は基本的な問題を取りこぼさず素早く問題を処理する能力が求められます。そのため基礎問(数学でいうとチャートの例題)を繰り返し解く必要があります。

そして医学部は他の学部とは違い同じ人が色々な学校に出願するため倍率が非常に高くなります。そのため少しのミスで落ちてしまうこともあるためケアレスミスをなくすことがカギです。

理科の配点が英語100数学100化学100物理100などと理科1科目の配点が数学や英語と同じ配点の学校もあるため自分の得意科目次第で狙う学校が変わる場合もあります。国立の場合、主な医学部(単科医大を除く)は他の学部と問題が同じなので少し難しい問題を比較的高い割合で正解しなければなりません。

 他には試験科目の違いがあります。

医学部では入試に1次試験2次試験があり1次試験で行われる英数理の筆記試験を受け合格すると2次試験に進むことが出来ます。2次試験の科目は面接と小論文です。

愛知医大の場合面接は1:3で行われました。自己紹介、高校生活、医師を志望した動機などを聞かれ10-15分くらいで終了します。私が受けた学校では医療系の内容を聞かれなかった大学もありました。

小論文は医療系の文章だけでなく一般的な評論などからも出されます。文章の正しい書き方などを一通り学び、医療系のネタを詰め込んでいきました。

 次は大学生活における違いです。

まず大学の規模の違いから述べていきたいと思います。

私が通っている大学は医学部と看護学部の2つしかなく非常に規模の狭い大学です。両学部1学年100人程度しかおらず全校生徒は高校と変わらない人数です。私立医学部では医療系の学部しかないため一般的な大学と比べて規模が狭く、小さなコミュニティーでの生活を強いられます。国立では医学部以外にも学部は多数ありますが、キャンパスが違うことが多く同じように狭いコミュニティーでの生活を強いられます。

部活なども主要なスポーツしか無いことが多くマイナースポーツをやっている人は大学で続けられないかもしれないです。

 次に授業における違いについて述べていきます。

医学部ではほぼ全ての科目が必修科目であり選択授業などがほとんどありません。そのため100人が同じ授業をみんな揃って受けるため高校と同じような感じです。しかしその分友達といる時間が相対的に長くなるため親しくなるのは早いです。

医学部ならではの授業として解剖学などがあります。膨大な量を暗記しなければならないため入試では理系でしたが一気に文系の能力が試されることになります。また実習が比較的多いのも特徴で学んだ知識をすぐに生かすことができるため勉強し甲斐があります。

あなたに合った勉強法を教えます!

無料受験相談に行ってみる