こんにちは。武田塾愛知日進校講師のたかおです。
今日は生徒に良く聞かれることpart3です。part2はこちら
Q.「模試の結果が全然ダメでした…泣、ここ最近はちゃんと勉強してたんですけど…」
→ A. わかります、その気持ち痛いほどわかります。模試の結果で焦るのはいいですが、意気消沈するのはやめましょう。
ここ最近と言っても、多くの人が、勉強の本腰を入れるようになったのは3年生になってからだと思います。
3年生になってどれくらい経ちましたか?
まだ2か月ですよね。
「勉強は成果が出るのは3か月後」とよく言われます。
ですので、まだ成果が出ないのが普通です。
ましてや、まだ文法や単語、公式、解き方を覚えている最中だと思います。
つまり、今はまだインプットしかしてない段階です。
「いやいや、僕暗記を相当頑張っているよ!」と訴えたくなりますよね。
その気持ちも分かります。
でも!でもでも!「暗記できた=得点アップ」ではないんです!
単語や文法、公式の暗記はあくまでも問題を解くまでの準備なのです。
得点を上げるために大事なことは、暗記したことをどのように使うかをマスターすることです!
簡単に言えば、アウトプットの仕方が重要なのです。
暗記したことをどのように使うか、とは?マーク模試の問題を思い出してください。
単語の意味を答える問題だけでしたか?
公式の穴埋め問題でしたか?違いますよね。
長文問題や公式を使った計算式を出す問題が多かったと思います。
「でも実際、暗記したことの使い方なんてどうやってマスターすればいいんだ!」
はいはい落ち着いて。
言ってしまえば、暗記は単語帳何回も見ればできます。
覚えてるか覚えてないかもすぐわかります。
でもアウトプットは違います。
単語を覚えていてもどこに着目すべきかを知らないと長文問題を解くことはできません。
数学も同じです。
公式を覚えいてもどの問題でどの公式を使うかをわかっていないと解けません。
アウトプットの仕方とはどこに着目するか、何を使えばいいのかの見極め方です。
それを養ってはじめて得点が上がるのです。
どう養うのか?何度も何度も問題を解くに限ります。
これしかないです。
ある程度暗記が出来た段階で新しい問題集を使いましょう。
最初から志望校の過去問を解く必要はありません。
大手の塾が出してる問題集はほとんどがレベル別で何冊かに分かれています。
自分に合ったレベルから始めましょう。
そしてその問題集を完璧にしましょう。
まずは解けない問題をなくすんです。
これは答えを覚える事ではありません。
全ての問題の解き方をマスターするのです。
問題の解説をしっかり読みましょう。
どこに着目すべきか、どの知識を使うのか、どんな考え方をするのか、が全て解説には書いてあります。
間違えた問題はもちろんですが、解けた問題も1度は解説に目を通すことを癖付けましょう。
最後に
暗記(インプット)から参考書(アウトプット)まで満足にできるのは夏休みくらいになるかと思います。
模試の結果が返ってきて一喜一憂するとは思いますが、その結果を引きずらずに次のマーク模試に向けて何をすべきかを考えて前を向いていきましょう!
みなさんの第2回マーク模試がうまくいくことを願っています!