こんにちは。武田塾愛知日進校講師のたかおです。
今回は、勉強のスケジュールの組み方をお教えしちゃいます。
(まぁ私が実践してたことなんで向き不向きはあると思いますが…)
勉強スケジュールは大きく分けて3パターンあります。
一つ目は3か月単位などの長期間のスケジュール
二つ目は1週間程度の短期間のスケジュール
三つめは1日のスケジュールです。
「え、そんなにスケジュール立てなきゃいけないの?スケジュール作りでだいぶ時間かかっちゃうよ…」
って不安になりますよね、わかります。
しかし、それでもスケジュールはしっかり立ててください。
最初は時間かかるかもしれませんが、慣れれば早く作れます。
なぜスケジュールがこんなにも大事なのか。
それは、スケジュールを組まずに勉強をしても目的が不明確でただやみくもに勉強してるだけになり、頭に入りにくくなるからです。
また、スケジュールを組むと自分が今なにをすべきかが一目でわかり、
効率アップをはかれます。
だからこんなにもスケジュールを推しているのです!!
ここからは具体的にスケジュールの組み方を紹介します。
①長期間のスケジュール
これは最初に作りましょう。
マーク模試や記述模試、学校の実力テスト(定期テストを除く)を基準にすると作りやすいです。
模試は3~4か月に1回程度あるので、
それに合わせて3か月先まで見据えたスケジュールを組みましょう。
おおまかに〇月末で数学の参考書1周終わらそう!みたいな感じで大丈夫です。
次の模試までに何が必要かを考えましょう。
自分の苦手な単元を克服するために必要なことを考えるのです。
苦手な単元は模試の結果を見ればわかるようになっています。
結果が返ってきたときは自分の結果とにらめっこしましょう。
話が少しそれましたが、長期間のスケジュールは、
次の模試までに何をすればいいのかを洗い出して○月にこれ、△月にこれ、とおおまかに振り分けましょう。
②1週間程度のスケジュール
これは週の初めに作りましょう。
①のスケジュールを遂行するために1週間に何をどの程度やればいいかを考えます。
単純に単元数やページ数を週数で割ればいいです。
とは言うものの、前の週の出来や単元の得意不得意を考えて微調節もしましょう。
1週間にやるべきことが決まれば、それを7日間で振り分けます。
だいたい1週間後までなら予定もある程度決まっていることと思います。
自分の予定に合わせて、無理のないように曜日ごとにやるべきことを振り分けましょう。
もし土曜日に家族と出かける予定があるなら、土曜日のやるべきことは少なめにして、少なくした分を他の曜日で補えばよいのです。
こんな感じで1週間のスケジュールを組みましょう。
③1日のスケジュール
これは朝勉強を始める前か、前の日の勉強後に作りましょう。
ただ、前の晩に作成すると万が一寝坊したとき一気に予定が狂うので、朝に作ることをお勧めします。
作り方はとっても簡単です。
その日にやるべきことは②の段階で既に決まっているので、それをこなすのにそれぞれ何時間くらいかかるかを考えます。
例えば、英単語は30分、古典文法は1時間、数学は2時間、などなど。
そしたら、その日1日で何時間勉強すべきかを算出して、現実的に可能かを考えます。
もし不可能だと思ったらそれぞれにかける時間を短くするか、やることを減らすなどしましょう。
ここまでできたらあとはパズルのようなものです。
ご飯の時間や休憩時間も考慮しながら何時に何をやるかを決めましょう。
一つポイントなのは、
1日の終わりがけ(最後でなくても良い)に1時間ほど「調整タイム」を設けることです。
勉強はすべてがうまくいくものではありません。
スケジュール通りに終わらないこともあります。
そんな時にフォローしてくれるのが調整タイムです。
時間が足りなくてできなかったことをこの時間に片付けましょう。
〇〇が終わらなかった…と思いながら寝るより、今日はこんなにも終わらせたぞ!と思いながら寝たいですよね。
最後に
ここまで細かくスケジュールの組み方について語ってきましたが、あくまでもこれは一参考です。
これを自分風にアレンジしても構いません。
常に目的が明確な状態で勉強に臨むことが何より大切なのです。
スケジュールの組み方は受験だけでなく、大学でも社会人になっても役立つはずです。
今のうちにスケジュールマスターになりましょう!