こんにちは、武田塾愛知日進校の小泉です。
突然ですが、皆さんは「ピグマリオン効果」というものを知っているでしょうか?
ほとんどの方は聞いたことないと思います。
これを簡単に言うと期待されるとやる気が出るなあってことです。
ごめんなさい、ざっくりしすぎですね
もうすこし具体的に説明しましょうか。
ピグマリオン効果の実験
これは教育心理学者のローゼンタールさんによって実験されたものです。
実験者はあるアメリカの小学校で子供達に対して知能テストを行いました。
このテストは子供達の知能がわかると称していましたが、実際にはそのような効果はなく、ごくごく一般的なテストでした。
その後、実験者はランダムに児童を選び「この児童たちは知能が上がる」と担任の教師に嘘を伝えました。
教師は伝えられた児童に対し期待を寄せて接しました。
半年後、再び知能テストを行うと期待された児童たちは実際に得点が上昇したのです。
どうですか、すごくないですか!
つまりですよ、期待されることによって、成績が上がったんです!
これがピグマリオン効果というものです。
皆さんも
ああ、この人は自分に期待してくれているなあ
と感じることがあるんではないでしょうか。
その気持ちには答えようと思ってしまうわけですよ、やっぱり。
これは友達とお互いに期待して高め合うしかないですね!
最後に
とここまでピグマリオン効果について熱弁してきたわけですが、最新の研究によると期待と成績の関係性は薄いそうです。
しかし、せっかくピグマリオン効果のような実験結果があるわけですので、
「期待」の力を試してみることが吉と出るかもしれませんよ!
損することでもないですし~
それではみなさん残り数か月、気を引き締めていきましょう!