こんにちは!
武田塾上尾校の新井です。
さて、今日のテーマは【ゼロから1年以内にMARCH芝浦に逆転合格する方法】です。(※偏差値40前半くらいからとお考えください)
部活動などで受験勉強のスタートが遅れてしまったものの、それでも現役でMARCH理系や芝浦に合格したい・・・という受験生向けです。
私立理系志望で、1年以内にゼロからMARCH芝浦レベルに合格するのは中々の難関です。
ですが、勉強の仕方によってはゼロから1年以内でも逆転合格は可能です。
個人的には、1年以内の逆転合格を目指すなら武田塾に入って頑張るのが最速かつ確実だと思っていますが、実際に武田塾ではどんな方法で逆転合格を実現させるのか、気になる方もいると思います。
そこで、この記事ではどのように勉強すればゼロから1年以内にMARCH芝浦に合格できるか、概要をお伝えしたいと思います。
私立理系志望者には役立つ記事になると思いますので、ぜひ最後までご覧ください!
遅くとも5月中に受験勉強をスタートすべし
ゼロからMARCH芝浦逆転合格を目指すに当たり、遅くとも5月には受験勉強をスタートさせてください。
まだ部活動をやっている人などもいると思いますが、ゼロから逆転合格には5月がデッドラインです。
最低限、英語と数学だけは受験勉強をスタートさせてください。
英語は、英単語・英熟語・英文法・英文解釈の基礎固めを5~7月で終わらせられれば、夏休みから長文読解に取り組むことができます。
数学は5~7月に数学IA・ⅡBの『基礎問題精講』が終わっていれば、夏休みは最難関である数ⅢCを集中的に取り組むことができます。
夏休み明けの9月頃までに日大レベルをクリアできれば、MARCH芝浦の逆転合格は現実味を帯びてきます。
立教や芝浦の入試では英検スコアも必要になるので、まだ2級レベルのスコアを持っていないのであれば、S-CBTで夏の内に取っておくことを推奨します。
英語で日大レベルをクリアする力があれば、あとは過去問をしっかり解けば2級合格はもちろん、スコアも2100~2200程度は狙えるはずです。
理科もすぐ始めるに越したことはないですが、部活をやっているなど勉強時間が十分に取れそうにない場合は、部活引退したタイミングから理科を開始してください。
理科の科目選択は好きなものを選べば良いと思いますが、迷っている場合は化学を推奨します。
いずれにしても夏休みまでに英数をある程度進めておき、夏休みは理科に力を入れたいです。
秋以降は入試問題レベルの問題集を解きながら、過去問演習を進めていくのが理想的です。
このペースから逆算すると、やはり5月くらいから受験勉強を始めないと、入試に間に合うかどうかはかなり微妙なラインになってきます。
得点源は数学ではなく英語と理科にすべし
ゼロから1年でMARCH芝浦に逆転合格を目指す際に、注意点があります。
逆転合格を目指す場合、得点源にしなければならないのは数学ではなく、英語と理科です。
数学の勉強をしなくて良いというわけではなく、大いにやるべきなのですが、1年未満の勉強期間では、数学はせいぜい合格ラインをギリギリクリアできるかどうかだと思います。
『青チャート』や『FocusGold』のような分厚い参考書に取り組む時間はありませんので、『基礎問題精講』のIAⅡBⅢCを完璧にした後、『良問問題集』などに取り組み、残りで過去問演習と頻出分野の集中強化という流れが自然だと思います。
MARCHでも法政大学などは問題の難易度が低いため、ここまででも高得点を取れる可能性はありますが、中央大学や芝浦工業大学などは難しめの問題も出るため、安定して高得点を取ることは難しいと思います。
数学で安定して高得点を取るためには、全範囲に渡って相当な演習時間が必要になります。
しかし、必ずしも数学で高得点を取らなければ合格できないわけではありません。
英語や理科で高得点を取って数学の失点をカバーする戦略の方が、逆転合格には近道だと思います。
英語と理科は数学よりも短期間で点数を伸ばしやすく、正しいやり方で時間をかけて取り組めば、1年以内でも入試で高得点は十分狙えます。
立教大学や芝浦工業大学は英語は外部検定利用がメインになったので、そちらの対策がメインになります。
特に理系受験生は英語を苦手としている場合が多く、英語で差をつけられれば、数学で多少失点しても補うことは可能です。
逆に英語や理科の失点を数学でカバーする戦略は、ゼロからスタートの場合は現実的ではありません。
平日5時間、休日10時間は勉強すべし
ゼロからMARCH芝浦に逆転合格するに当たり、目安となる勉強時間は平日5時間、休日10時間です。
部活や学校の課題、模試などがあってできない日は、とりあえず可能な限りやってください。
机の前に座っている時間だけでなく、登下校の時間、学校の休み時間など、空き時間ももちろん勉強です。
逆転合格のためには、受験勉強を常に生活の中心に置いて、勉強に没頭する必要があります。
1日の中に休憩時間はあって良いですが、本当の意味での休日(全く勉強しない日)や、遊ぶ日は入試が終わるまでは取れないと思ってください。
中途半端にに全休や遊ぶ日を作ってしまうと、メンタルをやられやすいです。
むしろこの1年だけと覚悟を決めて集中した方が、精神的にも楽になります。
これは文理問わず言えることですが、勉強せずに偏差値10~15上がったり、上位大学に合格できるはずがありません。
特にゼロからスタートの場合は、周囲より遅れているわけですから、他の受験生と同等以上に努力する意識は必要です。
本当にみんなそんなにやっているんですか?と思う方がいるかもしれませんが、第一志望に楽々合格していく人はやっています。
東大に合格するような受験生でも、平日5時間、休日10時間程度は当たり前に勉強しています。
東大受験生でさえこれだけ勉強しているということは、勉強せず楽に合格できる人はいないということですね。
なお、勉強する際はストップウォッチを活用しながら勉強することをオススメします。
時間を測りながら受験勉強に取り組むことで、同じ時間でも他の受験生より学習効率が向上していきます。
問題の型と解法をセットで覚えるべし
参考書や問題集はちゃんとやっているのに、初めて見る問題になると全然できない・・・。
数学や理科でそんな悩みを持っている受験生は大勢いるのではないでしょうか。
そうした生徒たちに特徴的な傾向として、目の前の問題がどのような問題であるかについての意識が低いということです。
例えば2次関数の最大最小を求める問題は、問題の型によっていくつかの解法がありますが、そうした問題の型を全く無視して、その場のノリで適当に考えて、解けないと言っている人が多いように思います。
これは思考力やヒラメキの話ではなく、意識の問題です。
数学や理科の勉強をする時は、問題の型と解法をセットで確実に覚えてください。
言い換えると、"こういう特徴のある問題を解く時は、こういう考え方(解き方)をする"という知識を覚えることです。
こうした汎用性(応用が利く)の高い知識を覚えているかどうかで、初見問題への対応力は決まります。
このような知識は、参考書や問題集にはちゃんと書いてあるのですが、多くの生徒が「目の前の問題をどう解くか」ばかりに意識が向いてしまい、覚えられていないように思います。
入試には時間制限があるわけですから、1つの問題に対してあれこれ試行錯誤している時間はありません。
しかし、普段から問題の型と解法をセットで確実に覚えられていれば、問題を読んだ時にどの知識を使うか気付けるようになります。
数学や理科では、このような勉強を普段から心がけていきましょう。
「一冊を完璧に」を徹底するべし
ゼロから1年以内にMARCH芝浦への逆転合格を目指すに当たっては、ゆっくり一単元ずつ授業を受けている時間的余裕はありません。
自分のレベルに合ったところから、一冊ずつ教材を完璧にしていくやり方が、最も効率的かつ確実な方法だと思います。
入試までの時間は限られているので、多くの教材に手を出す余裕はないと思いますし、またやらない方が良いです。
数学は『青チャート』を使いたがる人が多いですが、ゼロからスタートする場合はまず仕上がらない分量なので止めた方が良いです。
『基礎問題精講』や『良問問題集』のレベルで演習を積み、過去問演習を積んだ方が点数には繋がりやすいと思います。
それから、自分のレベルに合っていない教材を背伸びして使用するのも止めた方が良いでしょう。
物理は『物理のエッセンス』などを使用している受験生が多く、確かに良い教材ではありますが、物理の初学者がゼロからいきなり取り組むのは難しい教材でもあります。
中途半端な一冊よりも、完璧に仕上げた一冊。
各教科、焦らず基礎から着実に固めていくことが、後半の伸びに繋がります。
武田塾でもこのやり方を徹底していますが、それまで色々な教材に手を出して成績が伸びなかった子が、レベルに合った教材を一冊仕上げたら、あっさり以前の成績を上回ってしまったという例を何度も目にしています。
「一冊を完璧に」は、あらゆる教科の勉強の基本です!
・・・いかがでしたか?
理系MARCH芝浦の学生は、就職活動でも大いに有利になります!
受験勉強は大変ですが、努力して狙ってみる価値は十分にある大学だと思います。
理系MARCH芝浦逆転合格を本気で狙いたい受験生は、ぜひ武田塾上尾校にお越しください!
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