こんにちは!
武田塾上尾校の新井です。
さて、今日はみなさんにナイショの耳寄り情報をお伝えします!
今GMARCHの中に、非常に受かりやすい狙い目の大学があるんです。
それは・・・青山学院大学です!
青学みたいな超人気大学が受かりやすいわけがない!と思っている方へ。
大学受験の世界にはよくあるんです。
知る人ぞ知る、秘密の穴場・・・。
今日はそんな耳寄り情報を、お伝えしようと思います!
青学が狙い目になった理由
青学が狙い目になったのは最近の話です。
共通テストがスタートした2020年度から、入試制度が大きく変わりました。
詳しくは募集要項を参照していただきたいですが、かなり複雑です。
まず学部ごとに必要な入試方式、試験科目が全く異なります。
青学の全ての学部の入試方式と試験科目を把握している人は、ほとんどいないはずです。
さらに、試験科目に共通テストや小論文、総合問題、論述問題がある学部もあります。
普通の受験生なら「面倒くさい」という感想だと思います。
しかし、この面倒くさい複雑な仕組みこそ、青学を狙い目にしている一番の要素です!
よく考えてください。
今の青山学院大学を、滑り止めや併願で受験しようと思いますか?
一般的な3教科で勝負できる全学部日程ならまだしも、対策に時間のかかる個別学部日程の併願はリスクを伴います。
今の入試制度に変わった直後、青山学院大学の志願者数は3割も減少しました。
(※20年度 志願者数57,822人→21年度 志願者数40,123人)
翌年は少し回復したものの(22年度志願者数→47,839人)、この入試制度が続く限り、元の水準に戻ることはないでしょう。
入試データを見ると、入試制度の変更がほぼなかった経済学部と、全学部日程の募集人数が多い教育人間科学部は志願者が減っていません。
つまり、みんな共通テストや個別学部日程の総合問題、小論文の対策を面倒くさがって青学を敬遠しているということになります。
そしてみんなが敬遠するからこそ、狙い目になるんです!
青学本命なら個別学部日程を受験しよう!
全学部日程は他大学と同様の3教科入試をやっているので、併願もしやすく、倍率は高くなりがちです。
青学で狙い目なのは、個別学部日程になります。
倍率は1~2倍台のところも珍しくありません。
低倍率の学部学科と入試方式の例(2022年度)
学部 | 学科 | 入試方式 | 倍率 |
文学部 | 英米文学科 | 個別学部A方式 | 2.2 |
法学部 | 法学科 | 個別学部B方式 | 2.1 |
経営学部 | 経営学科 | 個別学部B方式 | 1.9 |
国際政治経済学部 | 国際経済学科 | 個別学部日程 | 1.8 |
理工学部 | 数理サイエンス学科 | 個別学部B方式 | 2.2 |
コミュ人間科学部 | コミュ人間科学科 | 個別学部日程 | 1.5 |
低倍率の入試方式で共通するのは、共通テストが必須だったり、総合問題があったり、論述があったりすることです。
GMARCHでこんな低倍率の大学、他にありませんよね。
さらに、早慶志望の受験生は滑り止めの対策にあまり時間がかけられないので、特殊な問題が出題される大学は敬遠してきます。
つまり、ライバルのレベルもそんなに高くないということです。
次に、合格に必要な得点を考えてみます。
例えば、2022年度入試における、法学部法学科B方式の合格最低点は270/400となっています。
配点は共通テストが国語(現古漢)65点、選択科目35点、外国語100点。
そして独自問題の総合問題が200点です。
270点ということは、共通テストで合計75%程度取れれば、総合問題で6割程度取れれば合格できる計算になります。
恐らく、受験生の心配は独自問題の総合問題(英語+世界史+日本史の融合問題)でしょう。
特に世界史と日本史を両方勉強している受験生は少数だと思うので、敬遠する人も多いはずです。
でも、入試問題を見れば分かりますが、そこまで深い知識は問われません。
一般常識だけで解ける問題もあるので、6割は割とカンタンに取れてしまいます。
共通テスト対策は必要ですが、独自試験は総合問題だけなので、負担は大きくありません。
このように、意外と合格のハードルは高くないんです。
狙い目の学部、入試方式お伝えします!
以下予想になりますが、青山学院大学の中で、倍率が低くなりそうな学部と入試方式を一挙にお伝えします。
低倍率になりそうな学部と入試方式
学部 | 学科 | 入試方式 |
文学部 | 英米文学科 | 個別学部A方式 |
文学部 | フランス文学科 | 個別学部A方式 |
文学部 | 比較芸術学科 | 個別学部日程 |
法学部 | 法学科 | 個別学部A方式 |
法学部 | 法学科 | 個別学部B方式 |
経営学部 | 経営学科 | 個別学部A方式 |
経営学部 | 経営学科 | 個別学部B方式 |
経営学部 | マーケティング学科 | 個別学部A方式 |
経営学部 | マーケティング学科 | 個別学部B方式 |
国際政治経済学部 | 国際政治学科 | 個別学部A方式 |
国際政治経済学部 | 国際経済学科 | 個別学部A方式 |
理工学部 | 物理学科 | 個別学部B方式 |
理工学部 | 数理サイエンス学科 | 個別学部B方式 |
理工学部 | 化学・生命科学科 | 個別学部B方式 |
理工学部 | 電気電子工学科 | 個別学部B方式 |
理工学部 | 機械創造工学科 | 個別学部B方式 |
理工学部 | 経営システム工学科 | 個別学部B方式 |
理工学部 | 情報テクノロジー学科 | 個別学部B方式 |
コミュニティ人間科学部 | コミュニティ人間科学科 | 個別学部日程 |
いずれも、併願先として選ばれにくい要素を持っています。
入試方式が大きく変更にならない限りは、大きく倍率が上昇することはないと思います。
青山学院大学を第一志望で狙う受験生は、他の受験生が敬遠する入試方式に狙いを定めて準備することが、合格の近道になります。
中には特殊な問題もありますが、それほど高得点が取れなくても十分合格できます。
そもそも対策の方法がない問題もあるので、ほとんど条件はイーブンです。
共通テストが課せられている場合は、共通テスト対策は時間をかけてやっておくべきです。
理工学部では、共通テストの数学理科に加えて英語のリスニングも課せられ、他のGMARCHの理系学部に比べて面倒ではありますが、その分競争相手は減るはずです。
もちろん、十分な実力のある人はこのような穴場・狙い目にこだわらず、自分の得意科目で勝負できる入試方式で受験してください。
ただ、他のGMARCH併願組、早慶滑り止め組、国公立併願組との勝負を勝ち抜く必要があります。
・・・いかがでしたか?
青山学院大学に限らず、昨今の入試制度の大変更によって、狙い目の大学が出てきています。
近年の大学受験はかなり複雑化してきており、情報戦となっています。
武田塾上尾校では、豊富な受験情報と入試分析を元に、生徒に個別のアドバイスを行っています。
受験情報に不安のある方は、ぜひ一度武田塾上尾校の無料受験相談にお申込みください!