武田塾我孫子校です!
今回は、受験勉強のスタートに最も合格を左右する科目、英語の勉強法をまとめていきます!年間計画と時間を確保したら、勉強法を実践して毎日取り組んでいきましょう!
点数を上げる英語の勉強順序
英語は、闇雲に長文を読んでもできるようにはなりません。あくまでゴールが長文読解なので、学習に逆算が求められます。
長文を読むためには、構成する1文1文の正確な解釈が必要で、その正確な解釈に英単語と文法が求められるのです。
つまり、学習はこの逆で、単語と文法の参考書を仕上げることから始まります。
単語→文法→解釈→長文
読解の学習順序は、大雑把にこの流れです。必ず覚えておきましょう。
単語の完成度が上がったら、熟語の暗記を始めたり、長文に入りながらシャドーイングを足したりもします。英作文や、リスニングなどは分野別での対策になります。
まずは、単語です。長文を読みながら1個ずつ覚えるのではなく、まとまった単語帳を勉強する方が効率的です。
文法では、単語同士のつながりを理解していきます。土台を作った後に、英文解釈で主語や動詞、目的語を識別できるようにしていきます。
英語の勉強法
それでは、1つずつどのように勉強していくか細かく解説していきます。注意点ですが、取り組む参考書は必ず1つ1つ完璧にしていきましょう!
英単語・熟語の勉強法
武田塾では、単語・熟語は「1語1訳」ができるようにしていきます。長文を読むことが目的だからです。スペルを書く練習は、英作文の対策の際行うようにしましょう。
どの単語を聞かれても、2秒以内に答えられるようにすることが大切です。悩んだ時点で暗記が甘いくらいの意識で勉強していきましょう!
1日にかける時間は、1時間半で100個が目安です!多いと感じるかもしれませんが、やり方を守ってくれれば、完成度高く進められます♪
1日に100個覚えるとして、流れを例にまとめます。
①100個の単語をテストして、言えない単語を紙に書きだす。(1語1訳・2秒ルールで。) ②言えなかった単語を、10個ずつのブロックに分ける。一気に何十個もと言われると、難しいですが、10個ずつなら覚えられます。 ③ブロック内の単語を覚えて、テストする。10個を通しで言えるようになったらクリアです! ④ブロックごとが終わったら、全ブロックで覚えられているかを確認します。50個以上ある場合は、2回に分けましょう。 ⑤今日勉強する100個の単語を総復習。 |
この流れをしっかり踏めば、かなり記憶に定着しているはずです。
1週間の進め方として、「4日2日」で進めていきます。つまり、1~4日は1日100個で400個覚えて、残りの2日は1~400をどちらも総復習します。
復習日を設けることで、長期記憶に繋げていきます。最後の1日では、ランダムにテストをしたり、次の1週間でどこまで進めるかを調整しましょう。
英文法の勉強法
文法は、単語と違って、問題が正解できれば良いわけではありません。大切なことは、問題解説を自身で出来るようにすることです。
英文法の問題集は、基本的に選択問題なので、なぜその選択肢が正解なのか・他の選択肢はなぜ違うのかを人に説明できるまで仕上げていきます。
解説も、それのみを覚えるのではなく、問題文のどこを見るとこの解説につながる。といったように問題と解説をリンクして説明できるようにしましょう。
英文法も4日2日で進めていきます。できる問題もしっかり根拠を理解することと、総復習をしっかりするように注意してください。少なくとも1日1単元進めましょう。
英文解釈の勉強法
ここで、単元で学んだ文法を、文章にするとどうなるかを学んでいきます。訳すことができればよいわけではないのが、ポイントです。
解釈には、単語と文法の確かな理解が必要なので、基礎が身についているかの確認をすることができます。長文ではないので、文の訳自体は直訳ができればよいです。
文法の何がポイントで、主語・動詞・目的語を見分けるかを説明できるようにすることが学習のポイントになります。4日2日で進めましょう!
国立の2次で聞かれるような、和訳問題は和訳に関する参考書が別にあるので、まずは直訳での解釈レベルをあげましょう。
長文読解の勉強法
ここまで仕上がったら、長文演習をしていきましょう!問題を解いて、間違えが出てくると思いますが、長文の間違いは、大きく「読めない」と「解けない」に分かれます。
長文読解では、解いた後に、自分に何が足りないかを分析して、そこを今までの参考書で補うようにするサイクルで学習を進めます。
「読めない」には訳せるのか、時間内に読み終わるかの2つに原因が分かれます。訳せない場合は、これまでの学習に穴があるのでそこで埋めていきます。
時間の問題はシャドーイングで解決していきます。
「解けない」には、選択肢をみて、それを訳せるかを見ます。訳せない場合は、同じように基礎に穴があります。訳せる場合は、日本語の部分に穴があるので、現代文の学習が必要になります。
文法同様、解答根拠と根拠個所の解釈部分が正確にできるようにしましょう。長文の細かいテクニックは、演習量を積むとできるようになってきます。
長文は、これまでの参考書と違い読解テキストになるので6日0日で、その日のうちに完結させるように学習を進めます。
シャドーイングの勉強法
長文で、読み切れない人に対策していくのがこのシャドーイングです。いわゆる追い読みです。CDで流れる単語を、追いかけて真似しながら音読していきます。
速読英熟語についている、短めの文章を読んで、早さを上げます。2周目で、CDと同じ速さで訳るように。3周目で、CDなしで訳が取れるようにしていきます。
CDだけで本文を訳す練習をするとリスニング対策にもなり、聞き取る能力を身に付けることができます。これも6日0日で毎日やりましょう。
分野別対策 リスニング
シャドーイングを続ければ、聞く力は養われます。あとは、問題の解き方やメモを取る技術を学んで、得点の稼ぎ方を身に付けましょう。
武田塾のカリキュラムの解説
それでは、どのくらいの週数で、どのタイミングで切り替えればよいのでしょうか?実は、これもyoutubeにありますよ~!志望校ごとに確認しましょう!
レベル別毎の参考書とその目安
英語の鉄人、森田先生が解説する、英語を各分野どれくらい時間をとるかの説明はこちらの動画から!
日大レベル
単語は、「システム英単語」でいうとまず、1200番まで覚えましょう。1200まで完璧になったら、「速読英熟語」を追加します。
熟語もある程度慣れてきたタイミングで、1200番以降に取り組んでいきます。
文法は、肘井先生の参考書で、知識を網羅した後に、「ネクステ」で文法・語法・会話表現を演習していきます。
解釈も、肘井先生で一通り扱う技術を網羅したら、「入門英文解釈の技術70」で演習します。
解釈が終わった後に、シャドーイングと長文読解を並行して進めてください。ここまでで、共通テストにも戦えるようになります。
英単語に1時間半、文法・解釈・長文に1時間半の計3時間程度勉強時間をとりましょう。
MARCH・早稲田レベル
後は、演習難易度を各分野で上げていきます。
MARCHでは、文法を分野をランダムにした問題の演習量を積んで、長文の難易度を上げます。
早稲田レベルは、学部によって、単語帳を追加します。解釈のレベルと、長文のレベルをさらに上げます。
文法問題の難易度が上がり、正誤問題や、順序問題など苦手なジャンルや対策の必要のある問題は、追加で補っていきます。
分野別対策 英作文
国公立などの対策に、英作文が出題される場合もあります。大きく和文英訳と、自由英作文に分かれます。前者を先にできるようにしていきましょう。
どこで減点されるのかを学ぶのと、よく出る解答例の形を覚えます。添削をして、何回も書きなおすことが点数を上げる一番の方法です。
分野別対策 要約
要約に求められるのは、日本語でまずまとめられるかで、その後は英作文の力で攻略できます。現代文の力を付けましょう。
まとめ
英語の勉強法は複雑です。特に基礎作りの段階が、一番大変だと思います。ペースと勉強法を意識して、月の目標に到達できるように頑張りましょう!
ルートで紹介している参考書は、最低限扱うべき参考書です。後は、赤本を通して、各大学ごとに出題されやすい単元を分野別に対策したり、参考書を追加します。
赤本や、英作文などで間違えた問題は、自分の苦手リストとしてノートを作成しましょう。
ここまでの説明と、ルートを見て、「週ごとに進めるペースまで知りたい!」方は、武田塾に受験相談を申し込んでください!
いかがでしたか?本記事の知識を、明日にでも活かして自分を変えていきましょう!
最後に、勉強にお困りの方へ、武田塾の無料サービス、受験相談をご紹介します!
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まず、これらを受けても、入塾は強制ではありません。むしろ、自分でできそうなら武田塾は必要ありません!
お話を聞かせていただいて、アドバイスしたうえで必要があれば、一緒に頑張りましょう♪
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受験に関して考えて悩んでいる人が来る。実は、全員がそういうわけではありません。
我孫子校にはたとえば、
・志望校に合格できるか不安 ・何をしていいかも勉強法も分からない ・そもそもどれくらい勉強すればよいのか、計画が立てられない。 ・今の塾に合わない・・・(他塾に通っていても相談可能です!) ・そもそも志望校が決まらない |
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と話を聞きに来る、保護者の方もいます。
夢が決まっていなかったり、今の時点で勉強が出来ていない人でも大丈夫です。勉強はもちろん、姿勢や家でのお悩みや他塾との検討何でも相談をお受けいたします。
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まずは、あなたのことを教えてください♪学校のことや部活動、普段の勉強時間や志望校と将来の夢。武田塾を知ったきっかけなど、いろんなテーマについて話しましょう!
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