こんにちは!武田塾立川校です。
今回は古文攻略の続きを話していきたいと思います。
前回予告した、
テクニックを使った読解方法
これについて解説していきたいと思います。
まだ前回の記事を見ていない人はチェックしてみて下さいね(^^)
https://www.takeda.tv/tachikawa/blog/post-58135/
初見の問題と文章を読み解く最強のテクニックとは!?
前回も書きましたが、
入試において、古文は全訳なんてできる必要ありません。
80%訳せればOKです。
では、残り20%にどう対処すれば良いのか?
それは、テクニックを使って予測していくのです。
入試本番では、このステップを踏め!
良いですか?
最強のステップを今から紹介しますよ。
あなたはおそらく、このステップを踏んでこなかったでしょう。
ステップ1:出典を確認し、文学史の知識を使って本文内容を予測する。
ステップ2:問題文を先読みし、内容予測に使えるものがないか確認する。
ステップ3:文学史の問題は先に解答してしまう。
ステップ4:序文と脚注に細心の注意を払いながら、本文を読んでいく。
その際の注意点
→分からない単語や表現で、単語帳に載っていない(重要単語ではない)場合は、
勝手に訳を決めてはいけない。
一度、その単語を無視して、後で解決することを心がける。
このステップを導入して下さい。
必ず結果が出ます。
解説していきますね。
ステップ1で、
出典を確認することで、
本文に向かう準備ができるのです。
あなたが今から読む文章は
説話ですか?
物語ですか?
随筆ですか?
日記ですか?
これが分かるだけでも、
どこに力点を置いて読めば良いかが分かるようになります。
例えば、日記と物語って全然違いますよね?
日記には日記の特徴、物語には物語の特徴があります。
それを意識できるだけでも、だいぶ読みやすくなります。
次に、ステップ2で、
問題文を先読みします。
これも、本文予測のためです。
というのも、
問題文で、本文の内容が説明されていることが結構あるからです。
例えば、次のような設問があったとします。
問:この文章は、ある一般論に対するある人の評価を、作者が否定した内容となっているが...
これ見た瞬間に、
文章の構造が分かってしまいます。
この文章は
・ある一般論→ある人の評価→作者のある人批判
この流れで、ストーリーが展開され、
さらには、
作者の感想が入るということで、
随筆か日記あたりかな、と、
ジャンルも絞り込めます。
この2ステップをやるだけで、
あなたは内容に関して、ある程度理解した上で
本文に突入できるのです。
これを知らない人は、
作品のジャンルすら分からない状態で、
本文を読み始めます。
ただでさえ、全訳できない古文に
丸裸でぶつかっていくのと同じです。
これじゃあ、読めるわけありませんよ。
次に、ステップ3です。
これは、それほど重要ではないです。
文学史を後でやりたい人がいたら、それども構いません。
問題文を先読みしたついでに解答してるだけです。
次に、ステップ4です。
特に大事なのが、
分からない単語をスルーします
これ、物凄く大事なことなんです!
ここで注意してほしいのが、
単語帳に載っている重要単語が分からないのは論外ということです。
ここは訳せて当然の80%に入るので、重要単語くらいはしっかり暗記して下さい。
さて、
重要単語じゃないのに、文章に出てきた不明単語。
これは絶対にスルーして下さい。
ここで、自分なりに訳を当てはめてしまうと、
とんでもない誤訳につながります。
実際、古文読解ができない生徒の大半が、
分からない単語を自分勝手に訳しています。
これは絶対にやめて下さい。
スルーした単語は、後ろを読み進めることで、
予測できることが多いので、
必ず、後ろを読んでから、予測してください。
それでも訳せない場合は、訳せなくてOKです。
他の受験生も訳せません。
古文読解に必要な力
それは、
分からない単語をスルーする力です。
受験本番で分からない単語に出会うと、
不安になってしまう気持ちはわかります。
しかし、
自分勝手に訳語を当てはめたせいで、
誤訳していては意味がないでしょう。
スルーする勇気が古文には必要です!
絶対にやってください!
いかがでしたか?
この4ステップをやるだけで、読解が楽になりますので、是非トライしてください。
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