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古文の勉強法の続きだよ

こんにちは!

立川市の予備校・個別指導塾でおなじみの武田塾立川校です!

 

今回は古文の勉強法の続きです。

 

前回の記事を前提に今回のお話を書いているので、是非確認してください!

https://www.takeda.tv/tachikawa/blog/post-58050/

 

まずは復習

明治神宮入り口(鳥居)

 

古文の勉強は時期によってやるべきことが異なります。

大きく分けると、

1.基礎の確立期

2.応用期

3.完成期
そして、今回は、

2.応用期について書いていこうと思います。

以下に当てはまる人いますか?

・単語帳はとりあえず1冊はやったけど、次に何をすれば良いか分からない
・ある程度、品詞分解と訳はできても、模試で点が取れない
・文学史なんてやる必要ないと思っている

もし、あなたがこの状態ならば、
今回の記事を熟読することをおススメします(^^)

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基礎が固まったら次は...

ずばり!
全訳主義を徐々に捨てていきます
おいおい、前回までと話が真逆じゃねえか!
そう思う人もいるでしょう。

しかし、

全てはつながっているのです

詳しく解説していきますね。

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全訳主義を捨てろ!

あなたは、過去問を解いたことがありますか?

無い人は、模試を思い出して下さい。
文法や訳を問う設問が少ないことに気が付きませんか!?
そうなんです。

 

入試古文で出題されるのは、
内容理解に関する設問が大半で、しかも、点数が高く設定されているのです。

なので、
いくら文法や品詞分解ができても、
内容が理解できていなければ、点数は伸びません。

何だそれなら単語をもっと覚えて、文法も完璧にすれば
本番までには全訳できるようになっているはずだから大丈夫じゃね?

これが大きな間違いなのです!!

 

 

その1でも書きましたが、

難関大学の入試で全訳なんてできません!
ってか、できる必要ありません!

できたら研究者になれますよ...

研究者の間でも訳が違う場合だってあるのに...

その位、全訳するのは難しいことなんだと認識して下さい

(それでも全訳したい人は、大学でやってください)

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入試古文と向き合う為の最強の心構えはこれだ!

今から、応用期を過ごす上での大前提について話していきます。
これを理解しているかで、古文で莫大な差がついてしまうので
真剣に読んでください。

・難関大の古文は80%訳せれば上出来
・残り20%はテクニックを使って予測する

この数字はあくまで目安です。
大学によって、その年によって多少は前後しますが、

この意識は非常に大切です。
まず、

基礎力が付いていれば、80%位はどこの大学でも訳せます

(たまに例外もありますが)

基礎力とは、

重要単語、常識、文学史、文法、音読回数

これらを総合した力

であり、

これらを最初にやっておかないと、

どこが訳せるべきで、どこが訳せなくても良いのかの区別ができないのです。

だから僕は、

最初のうちは全訳主義で勉強しろ

と言ったのです。

重要単語が頭に入っていないと、重要ではない単語の区別もできません。

その結果、読めなくても良いところで時間を使い、
勝手に間違った訳を考えだし、

どんどん文章が読めなくなってしまう。

そんな経験あるでしょう?
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応用期にやるべきこと

 
この時期にやるべきことを書いていきます。

・500語以上の古文単語帳
・文学史
・和歌の修辞法
・テクニックを使った読解練習
・『あさきゆめみし』を読む
・音読しまくる

1つ1つ解説していきますね(^^)

まず、単語帳について。

200~300語程度の単語帳を終えたら、
次は

 

500語以上の単語帳に切り替えます

 

1冊単語帳を終えた君は、
もう単語の覚え方のコツを理解しているはずです。

なので、この時期はどんどん語彙を増やしていきましょう。

そして、これを仕上げれば、もう単語はやらなくて大丈夫です

書店で探してみましょう。
次に、文学史について

古文常識を終えた後は、文学史を覚えて下さい。

なぜかと言うと、

入試で出るというよりも、

文章読解に役立つからです。

文学史を知っていると、
出典から内容を予測できるようになります。


さらに、
訳せない部分でも、文学史と絡めることで訳せたり、

設問も解けたりします。

なので、文学史はやって下さい。
その際、重要なポイントがあります。

 

最低限これは覚えとけ!

・作品名
・作者名
・成立年代
・ジャンル
・大まかな内容
・特徴的な要素

例えば、伊勢物語の場合


・作品名
→伊勢物語

・作者
→不詳

・成立
→平安初期

・ジャンル
→歌物語

・内容
→主人公である、在原業平の元服から死に至るまでを、
仮名の文と歌で作った章段で描く。
内容は、男女の恋愛を中心に、親子愛、主従愛、友情、社交生活など多岐にわたる。

・特徴的な要素
→最初の歌物語。3大歌物語のうちの一つ。

このように、大雑把で良いので文学史をストックしていくことが大事です。

ちなみに、有名な作品だけで大丈夫です。

有名な作品って何?

そんな人は、文学史のテキストを一冊買いましょう
次に、和歌の修辞法についてです。

センター試験でも、和歌に関する問題は出題されます。

なので、基礎的なところくらいはやっておいた方が良いと思います。

むしろ、基礎で終わりにして下さい。

というのも、和歌は極めようと思ったら、きりがないです。

しかも、難しいです。
正直、高校生では訳せるはずが無い和歌も入試では出ます

 

おそらく、受験生全員が和歌大嫌いです。
でも先程も言いましたように、全訳なんてできる必要ないのです。

だから、基礎さえ勉強すれば、テクニックで何とかなります。

あまり嫌がらずに、軽い気持ちで勉強してください。

 

最低限やるべき和歌の修辞法

・枕詞
・序詞
・掛詞
・縁語

これだけは、やっておくことをおススメします。

入試でも出ます。

 

次に、テクニックを使った読解練習です。

 

これは次回解説します。長いので。

 

 

次に、あさきゆめみしです。

これは、源氏物語の漫画です。

これを読むことで、源氏物語のストーリーや内容を覚えてもらいます

何故そんなことが必要かと言いますと、

 

源氏物語は入試で最頻出

 

だからです!

あなたが5校受験したら、1校は源氏が出るくらいの頻出っぷりです

だから、漫画を使って内容を覚えてしまえば、本番でスラスラ読解できます。

受験中に漫画を堂々と読める機会は無いと思いますので、

お母さんの目の前で読んでやりましょう!!!

 
最後に音読です。

前回から言っていますが、
音読をすればするほど、読解量が増えます

 

なので、読解力はアップします。

つまり、多読をして下さいということです。

古文は外国語的な要素があります。

それは、単語を覚えないと読めない点です。

なので、身体で覚えることも大切なのです。

 

何回も文章に触れるうちに、古文の感覚に慣れてきます。

すると、自然と訳せるようになってくるものなのです

 

えば

「かたし」

と聞いて、
あなたはどんな漢字を当てはめますか?

「固し」では不正解です。

「難し」が正解です。
これは、古文に触れている人ならば、自然と分かるはずです。

この感覚を養うには、音読がおすすめです。

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まとめ

応用期は

 

・基礎的な知識を完成させることが第一目標

 

その為、


500語程度の古文単語帳、文学史、和歌の修辞法、『あさきゆめみし』、音読

これらを行う。

次に、

・テクニックを使い、全訳主義からの脱却

次回はこれについて解説していきます。

今回は以上です。ありがとうございました!

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