こんにちは!
武田塾立川校です。
今日は受験相談でもよく聞かれる志望校・学部の選び方に関してお話ししたいと思います。
高校生といえど、まだ
将来やりたいことが決まっていない
何が自分に向いているか分からない
でも大学には行きたい、行ったほうがいい
と思っている、という方が多くいらっしゃいます。
確かに、現在の日本は年々大学進学率が増加しており、大学も海外に比べると非常に多いです。
その中で自分に一番合った大学・学部を選択することはとても難しいことかと思います。
そこで志望校選び・学部選択において重要なチェックポイントを書いていきたいと思います。
1: 教育内容・カリキュラム
まず考えるべきは大学進学後に何をしたいか、ではないでしょうか。
大学は学問という括りで、様々なことができるところです。
社会での仕事に結びつく学問を実学(例えば経済学、経営学、法学、医学、等)といいますが、それ以外にも文学・哲学などその学問自体を深く研究し、追求していくものもあります。
現在、将来やりたいことが決まっている方はその将来に繋がる大学・学部を選ぶのがいいでしょう。
同じ学部といえど、大学によってカリキュラムやサポート体制は違いますし、また大学卒業後のコネクションもまた違います。
例えば、教育学部で見た時に、東京学芸大学と早稲田大学教育学部ではやることが全く違います。
どちらかといえば東京学芸大学の方が現場実習が豊富で、将来的には現場で教師として働く人が多く、早稲田大学教育学部は教育学研究の立場から多角的な教育学を学び、将来的には企業や公務員として働く人が多いです。
研究室の先生もまた同じ学問の中に専門が違います。自分の将来とよく照らし合わせた上で、学べることを細かく見ていく必要があります。
また、将来やりたいことが決まっていない方、大学に進学してから色んな人・学問に触れ考えたいという人は、その可能性を広げる大学・学部を選択する必要があります。
とはいえ、文系・理系でやることは違いますし、ある程度進む道を大学進学時に決める必要があります。
医者になる気もないのに医学部行っても仕方がないでしょう。
まずは自分と向き合ういい機会だと考え、自分は何がやりたいのか、何に興味があるのか考えてみましょう!
それでも決まらない方は、最近流行っているリベラルアーツ(教養)学部という学部もあります。
有名なところで国際基督教大学(ICU)、国際教養大学、早稲田大学国際教養学部、上智大学国際教養学部などがあります。
二年生まで英語を中心に一般教養を学び、そこから自分の専門を選択していくという学部です。国際基督教大学や国際教養大学は学部も一つしかなく、文系・理系も関係なく同じ学部で学ぶことになります。なので、中には受験は理系で受けたが専門は社会学にした、という学生も多いようです。進学後に将来をより具体的に考えながら学べるとあって、最近はとても人気です。難易度は高くなりますが、面白い学部だと思います。
2: 卒業後の進路・資格サポート
大学の卒業生がどのような進路へ進んでいるかを見ることはとても参考になり、重要になります。
大学のホームページに記載されているので、大学選びの際には必ずご確認ください。
また、卒業生との繋がりを重要視している大学も魅力的です。実際に大学を卒業して働いている方の話を聞く機会を設けている大学は少なくありません。オープンキャンパス等で在校生・卒業生に話しを聞くこともできるかと思います。
自分と他の人は違いますが、一つ良い参考になりますし、またその繋がりが将来何かに繋がるかもしれません。
3: キャンパス所在地
地方出身者でも、都内出身者でも、大事なことかと思います。
自分はどんな立地の場所に通うことになるのか。
不思議と、大学の違い以上に、同じ大学であったとしても、その立地によって、雰囲気が変わります。
その雰囲気が自分に合っているかどうかは、4年間を過ごすうえで重要です。
また、通うことを考えると、交通なども気になるところです。
一人暮らしをするとなると、お金もかかります。
よく考えて、選ぶべきかと思います。
4: 施設・設備の充実度
大学によって、施設・設備の充実度は様々です。理系が顕著ですが、研究室の質なども大学によりけり、また図書館や食堂、サークル棟も全く異なります。
某私立大学の食堂は、むしろレストランくらいに充実していたりします。
東大の図書館の充実度は他に追随を許さないほど、素晴らしいものがあります。
5: 知名度・社会的信用度・学風
受験生の多くが、気になるところではないでしょうか。
知名度や、大学名だけで選ぶ方も多いです。
確かに、難関校と呼ばれる大学は社会的に見て、良い印象を与えますし、その人のステータスにもなります。
大学レベルによって、その人の生涯賃金が全く違うということも、統計データで出ています。
しかし、それが全てではありません。
知名度がなくてもいい大学はいくらでもありますし、逆に良い大学に入ったとしても就職で大変な思いをする人もいます。
よく、「○○大学のレベルに入らないと就職で困るから、、、」
という方もいます。
大学名は面接において、その人がイケメン・美女か、どうかくらいのものです。第一印象くらいでしかありません。
確かに、大学によって仕分けがあるとはよく聞く話ですし、実際にそうしている会社もあるでしょう。
ただ、それが全てではありません。
大学受験は、可能性を広げる機会です。入学後どんな人と出会い、どんなことをするか、その人の意識も含めて、難関大に行った方が間違いなく様々な機会に恵まれます。
それをものにするかどうかは、自分次第。
少し話は逸れましたが、自分に合う大学選択をしてください。
6: 入試の難易度・科目・配点
受験において、当り前ですが、必ずチェックしてください。
また、自分の現状と志望校の距離を明確にしましょう。
なんとなく、○○大学に行きたいでは、どこにも行けません。
如何に自分を客観視できるか、今後受験だけでなく、受験が終わった後も大切なことだと思います。
7: 学費
最後になりますが、これもまた大学選びでは重要になります。まず、国公立大学と私立大学では学費が全く違います。ましてや、理系になるとその差は大きくなります。医学部となると、とんでもない金額になります。
まずは確認し、保護者の方と相談することをお勧めします。
以上が大学選びのチェックポイントです。
長くなってしまいましたが、自分の将来に直結する問題ですので、より慎重により真剣に選択して欲しいと思います。
武田塾立川校では、大学選びも一緒に考えていきます。
生徒一人一人に合った大学を色んな側面から考えていきます。
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