【麻布大学・北里大学合格】もう後がない!浪人2年目は武田塾

名前:奥山弘基

高校名:私立奈良学園高等学校

合格年:2016年

出身校舎:武田塾京都校

入塾時期:浪人2年目が決定すると同時に

合格大学・学部

麻布大学(獣医学部)北里大学(獣医学部)

【プロフィール】

京都府城陽市在住、私立奈良学園高等学校卒(バスケ部所属)
浪人2年目で武田塾へ入塾し、逆転合格を狙う

【出身高校の偏差値と得意科目、苦手科目】

《得意科目》:化学

暗記すればすぐに得点が上がり、努力の結果が分かりやすかった。さらに面白いと感じることができる科目だから、受験の選択科目にも選んだ。

《苦手科目》:英語

英語も国語も、語学そのものが苦手だった。語学とコミュニケーションとは別だと思うし、関西人は話し上手だから、わざわざ勉強することが苦痛だった。武田塾に入るまでは英単語を覚えるのが面倒で、長文など真っ黒に見えた。

合格した大学の受験科目

数学、英語、化学

勉強時間

現役時代、授業中は爆睡だから、勉強時間はゼロ。浪人してからはさすがに1日8~9時間は勉強した。

受験生活のパターン

現役時代と1浪のときは、メリハリもなく勉強するふりをしていただけのような気もする。
武田塾に入ってからは、あとのない2浪目ということもあって、朝の8時半には起床、9時半から11時半までは部屋の中をウロウロしながら暗記と格闘。武田塾の京都校は午後1時オープンだから、30分かけて塾へ移動。夜の9時までは参考書を使ってがっつり勉強した。
睡眠を削って勉強しても意味がないと思っていたので、帰宅後の9時半から食事、その後はゆっくり休憩して勉強のことは考えなかった。
2浪したので、勉強には切り替えも大切だと思ったし、メリハリをつけることが大切だと思っていた。ときには勉強のことを一切考えないといった意識付けも必要なように思う。

高校時代の自分

中高一貫校だが、高校からの入学だった。だから高校受験もしている(同期で30人が入学)。高校のレベルは、自分では55から60ぐらいだと思っていたが、ネットで調べると70ぐらいだった。
中学時代からいた人たちにはグループができていて、馴染むのに時間がかかった。学校までは、電車で自宅から45分かかり、そこからさらに自転車で30分かかった。
山の上に校舎があるので辿り着くまでにへとへとになり、それからすぐ部活の朝練が始まるという3年間だった。
在校中は成績が上がらず、授業も面白くなく、ほとんど寝ていた記憶がある。それでも高校3年の冬ごろから受験勉強を始め、塾に通い始めた。その塾には浪人してからも通っていたが、それでも成績が伸びず、その塾の名前さえ忘れてしまった。
高校2年まではバスケ部所属、ポジションは〝ポイントガード″。でもマンガ「スラムダンク」は、絵が好きじゃないから読んでいない。部活が盛んな高校で、朝練もあった。頑張れば勉強と部活の両立もできたと思うが、勉強も面倒だし、部活にもそれほど夢中になれなかった。

武田塾との出合い

直感的に、1浪目の塾で2浪目を過ごしても大学には受からないと思い、父親に話した。その直後に、父親がネットで武田塾を見つけたことがきっかけだ。
「ああー、こんなとこあるやん? どう?」と言われた。父親が、自分自身でも自学自習で成績が伸びたという経験があったそうで、武田塾に惹かれたみたいだ。

両親と3人で訪ねた受験相談では、武田塾京都校の高田先生と山本先生に対応してもらった。
このとき先生たちの話を聞いて、受験に失敗したのは、自習・自習の時間が足りなかったからだと思い知らされた。
確かにそれまでは、塾や予備校の授業を受けていれば、いつか成績が上がるという幻想に憑りつかれていた。その結果、自習・自習する時間がないほど授業を受け、時間とお金の無駄遣いを続けてきたようだ。

宅浪(自宅浪人)という選択肢は、自分にはなかった。
家で勉強するのは2時間が限度だから、それだけでは到底合格なんて不可能だし、だからといって無理やりズルズル勉強時間を増やすだけでは、集中力が維持できるわけがない。やはり武田塾の自学自習の指導を受けることと、自習室という恵まれた環境が必要だった。
武田塾へ入塾したのは2浪が決まった春、2015年の3月だった。

成績はどう変わった

《偏差値の推移》
武田塾入塾時の偏差値は50 → 退塾時偏差値は65
武田塾に入った当初(2015年3月)は、全統マークで偏差値50~55くらい。英語50~55、数学50~55、化学60ぐらいはあったと思うが、浪人して模試に慣れたことによる数値で、実力的には50ぐらいしかなかった。
 
それから1年経って、受験直前の模試では60~65くらい。麻布大学は62ぐらいの偏差値だった。

《模擬試験の結果》
第一志望の麻布大学獣医学部は、ずっとC判定からの逆転合格!
第二志望の北里大学獣医学部は、A判定だった。
これは夏休みの河合塾マーク模試の結果だ。
武田塾に入って、システム英単語を完璧にしてからは、模試を受けても英語の長文で詰まらないようになって、ネクステージもかなり厳しめにやったので苦手な英語でビビらなくなった。

武田塾で印象に残ったこと

「入塾するまでにシステム英単語を1200、1週間で暗記できなければ入塾を許可できない」
このように武田塾の受験相談のときに山本先生から言われ、雷に打たれるぐらいショックを受けた。

あとで聞いたら、私からはまったくやる気が感じられなかったようだ。
やる気を見せろということだったらしい。このことが凄く印象に残っているし、この指導の良し悪し別にして、私はバッチリハマってしまった。
武田塾は基礎を大切にしている。武田塾が指定している基礎固めの教材を忠実にこなしていれば、その後の演習もどんどん進むし、新しい知識を吸収しやすくなる。
勉強の進め方は十人十色だと思うが、それを担当の先生と相談して決めていく方法も私には良かった。その結果として、模試では偏差値60以上を安定して取れるようになったと思う。
ちなみに最初の入塾条件のシステム英単語を1200暗記するというテスト、80%以上正解なら合格のところを85%クリアで、武田塾に入塾できた。

自分を担当した森田先生からは、厳しいの一言に尽きる指導だった。
一度も褒められたことがない。しかしそれこそが2浪目で、あとがない上に緊張感の足りない自分に対する愛の鞭だったと思う。その厳しい言葉に耐え、勉強し続けることで結果を出すことができた。
毎週、特訓を受けるたびに自分の学習法がいかに自己満足であったかと思い知らされた。やがて受験勉強が佳境に入り、過去問演習をはじめると、特訓で問われた内容がとても役に立ち、勉強法にも自信が付いてきた。

やはり、すぐには結果が出なくとも、先生とよく相談して、先生の指導に付いていくことが大切だと思う。
森田先生は、数多くの生徒がいるのに自分に合ったカリキュラムを作ってくださり、少しでも気が緩むと、それを見逃すことなく特訓に特訓を繰り返し、面談で容赦なく指摘されるので、毎回緊張感を持って臨むことができた。

スランプについて

スランプはなかったのかもしれないが、スランプを意識したら勉強できなくなるので、とにかく勉強し続けた。それでも成績が横ばいになったときなどは、もう勉強をやめてさぼろうかなと思った。そんな気持ちを察してかどうか、「お前最近、覇気ねーぞ!」と山本先生から檄が飛んでくる。
普段は比較的放任主義なのが武田塾なのに、肝心なときには引き締めてくれる存在が山本先生だった。生徒個人個人によって、対応を微妙に変えていたので、人を見る目があるのだと思う。
自分にはときとして、このようなスパルタ対応が、スランプに陥らせない方策だったようだ。

受験直前期の心構え

模試などで、あとでは問題なく解ける設問も、そのときはできないことがある。なぜか自分の場合は、そんなときには音楽が頭に流れている場合が多い。特にJ-popの新曲を聴くと、日本語がぐるぐる頭の中で回り始める。
だからそれが試験中だと怖いので、受験前は音楽を聴かないようにして過ごした。もちろんこれは、他の人には当てはまらないことだと思う。

麻布大学獣医学部へ進学を希望したわけ

幼いころから獣医師になって仕事をしたかった。
そもそも子供のころ、父親によく野原に連れて行ってもらっていた。京都の田舎の野原や小川が自分の原風景だ。
今、進学して東京に来てからは恥ずかしくてなかなか言えないが、父親と虫を採って遊んで過ごした幼少期の思い出が、生き物に興味を持った最初だと思う。
クリスマスプレゼントにマンガ「動物のお医者さん」を貰ったこともある。それを読んで獣医という職業があることを知った。
最初は漠然とした思いだったが、徐々に夢へと変わっていき、やがて絶対に獣医になろうという願いへと変わっていった。でもそれは勉強しなければいけない人生の始まりだった。

合格した喜び、将来の夢

「ちょー、気持ちいい!」
先に合格発表があった北里大学の合格は、ネット速報で見た。母が隣にいて、すぐに父にも電話したが、父もネット速報を確認していた。次に武田塾京都校に連絡した。
しかしあれだけはっぱをかけてきた講師の先生方は、「普通やな!」と、取り立てて褒めてもくれない。京都風のいけずかな? でもそんな武田塾が大好きだ。

何の獣医師になるかは正直悩んでいる。進級も大変なので、なれるかどうかさえわからない状態で、入学してから大学で生物の授業と格闘している。
当初、エキゾチックアニマル(蛇とかワニとか)をやりたかったので北里大学の獣医学部を受けようと思ったのだが、場所が不便(青森県)過ぎる。
実家でも犬を飼っているし、動物は全般的に好きだ。生き物と触れ合いたいから、獣医の資格を持っていたらいろんなところで働けるし、いろんなところへ行けるから、地球の反対側だって夢じゃない。今までは身近なところに獣医さんはいなかった。
すべてが未知との遭遇だし、麻布大学の研究室に入れば、エキゾチックアニマルもできるようだ。

これから受験される方へ

受験校をできるだけ早く決定して、赤本で問題のレベルと傾向を確認すると、今後の勉強の指針になると思います。だからまず、最初に志望校を決めて過去問題を見てください。

そこからどのような方法で、どれくらいの実力をつければいいか、武田塾の先生方と相談することが一番の近道です。実力があっても、受験校の形式(マークシートとか)に慣れることも重要だと思います。麻布大学も北里大学も、獣医学部は全部マークシートでした。
そして「担任の先生を超えてやる」くらいの気持ちで勉強するといいと思います。多分それは無理だと思いますけどね(笑)。

好きな参考書

① 化学の必修整理ノート
ページの隅に載っている知識まで暗記すると、本番で焦らない限りセンター試験は90点以上を狙える。ただし、たまに載ってない知識があるので、問題を解くと同時に書き込んでいた。

② 数学Ⅰ・A基礎問題精講と数学Ⅱ・B基礎問題精講
この2冊を完璧にすれば、ある程度の大学の問題に対応できる。数学を得点源にしたいならば、さらに数学ⅠA、ⅡB標準精講をやるのもいいが、ⅡBがかなり難しい。

③ 英語の長文問題の問題集
長文が載っている問題を全部くまなく読んでいた。できるだけ英語の感覚を忘れないように、毎日1~2文読んでいた。本番でまったく分からない英文に当たったとき、かなり焦ったことがあるので、少し難しいくらいの英文を読むようにした方がいいと思う。